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レッテル貼り 認知のゆがみ9

認知行動療法のコラムをおおくりします。さて、今回は認知のゆがみの一つレッテル貼りについて学んでまいりましょう。

レッテル貼りというのは、間違った認知にもとづいて完全にネガティブな自己イメージを捜索してしまうことです。

たとえば、トランプのゲームで負けたとします🃏単にゲームで負けただけなのですが、レッテル貼りのゆがみが強いと「自分は敗北者だ😱」と落ち込んでしまいます。そして、あの時も、この時も、負けたことを思い出してしまうのです⤵️

ゲームをすると負ける😞だからゲームはしないというところにとどまらず、勝敗がつくものには手を出さない、興味を持たないということにもなります🙅🏻‍♀️自分が応援したチームは負けるというのも一つのレッテル貼りの一種です🏟⚽️

また、他者に対しても同じようにレッテルを貼ります。たった一つのできごとを拡大解釈して「あの人は○○だ」と決めつけてかかります。仮にその人が10良いことをしていても、1つの悪いことを取り出してレッテルを貼ります👿

この背後には「人の価値はその人が犯した失敗によって決まる」という考え方があります。
08:00 あり会 レッテル貼りは自分にとってマイナスなだけでなく、人間関係にとってもマイナスに働きます⚡️行いとその人自身の存在というのは必ずしも一致しません。人の行いはあくまでも、その人の自己表現の一部でしかありません🌓

レッテルを貼ってしまっていると気が付いたら、そのレッテルの例外を見つけることです。👀先ほどの「負ける」ということから人生の敗北者のごとく振舞うことに対して、小さな成功や✌️、勝利を見つけることで例外を作ることができます🏆

自分のものの見方が正しいという強い思い込みではなくて、もしかしたら間違っているかもしれないという疑いをもつ😒

さらには、あの人は悪い面もあるけど良い面もあるはずだと、良い情報を得ようとする🌈それは自身にたいしても同じです。

レッテル貼りは、加点法(減点法の逆で、良いところをさがして認めること)で解消することができます。

悪い面ばかりに目を向けるのではなく、良い面を探す⭐️このことが、認知のゆがみを解消するだけでなく、ありのままの自分を認めて生きていくための大切な考え方です🍀

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