【読書メモ】月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト整理術
情報
○著者:ミニマリストTakeru
○読了日:2021.12.20(Kindle Unlimited)
感想
ミニマリストYoutuberによる整理術の本。といっても、片付け・収納術ではなく大きく以下の構成をとなっている。
著者からみたミニマリスト的買ってよかったものベスト10(+著者意外のミニマリストが選んだベストアイテム35)
※つまりこの本では45個のアイテムが紹介されている玄関、キッチン、リビングといった「場所」ごとにスッキリ見せるゴールデンルール
そもそもモノを増やさない・減らすための心構え・ゴールデンルール
2.、3.はこの手の断捨離本には多いが、具体的なアイテムを紹介する1.のケースははじめてな気がする。変な意味ではなく、さすがYoutuberって感じがした。
さて、この手の本の結論は基本的に同じ。つまり「余計なモノや無駄なモノを捨てて自分のやりたいことに集中しよう」ということだ。本書もそのメッセージが主になっていることは変わらない。
でも、これを実践するのがなかなか難しいですよね……。あらゆる広告にさらされている現代で、物欲を抑えるって結構きつい。だからこそ定期的に本書のような断捨離本・ミニマリスト本を読んで、自分に刷り込むようにしていきたい。
あと本書はモノを所有する意義についてもフォーカスしてて、そのあたりが結構刺さった。すっごい当たり前だけどモノを持っていること事自体に1ミリも価値なんてないんだよね。
「何を今さら!?」って思うかもしれないけど、好きな作品の設定資料集を買ってもあまり開かず放置してあったり、読みたいと思って買った本もきれいなまま本棚に立ててたままだったりすること、ありません?
わたしはあるんですよねー。でもそれってほんとはボロボロになくるくらい眺めたり、読んだりしてあげたほうがモノも嬉しいわけで。布教用やコレクション用に集めてる人は違うかもしれないけど。
結局、自分が「そのモノにかけられる時間」が大人になるにつれてどんどん限られてきてるわけだから、そのあたりをちゃんと見極めて取捨選択していかないとダメだなあと思った次第です。
そういった意味で、新年を迎える上で年末に読んでおいてよかった。今ならKindle Unlimited対象でサクッと読めるので、おすすめ。
読書メモ
大事なのは、モノへの執着ではなく愛着
モノが一番喜ぶのは、使うこと、見ること、触ること
買う・買わないの見極めポイントは「①この1週間で使うかどうか」「②季節外れのモノは買わない」「③期間限定に惑わされず、必要なときに必要な分だけ買う」
3ポチ目の③とかは特に気をつけたい。自分の買い物・浪費は基本、本。だからKindleのセールとか毎回踊らされる…。
最後に、本書で一番いいなって思った文章を引用。
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