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【読書メモ】断捨離流 素敵な出逢いがやってくる モノの捨て方

情報

○著者:やましたひでこ

○読了日:2021.08.18(Kindle Unlimited)

感想


 この数ヶ月断捨離にハマっており、断捨離とかミニマリスト系の本をちょこちょこ読んでいる。

 まだ読書メモをつけてない本も何冊かあるが、本書の著者、やましたひでこさんの断捨離に関する本も数冊読んでいる。

 やましたさんの断捨離の特徴は、非常にスピリチュアルなところ。良い意味で宗教チックだ。

 「断捨離」自体、やましたさんがヨガからヒントを得て生み出したメソッドということもあり、やましたさんのどの本もただモノを捨てる・減らすのを目的とするのではなく、人生観に訴えかけている内容が多い。

 一方で、今回の『断捨離流 素敵な出逢いがやってくる モノの捨て方』はそのあたりののスピリチュアルな内容は比較的あっさりめになっていて、家にあるアイテム別に、具体的な捨て方にフォーカスしたマニュアル的な本になっている。

本書で紹介されているアイテムは以下のとおり。

①洋服
②本
③雑誌
④食器
⑤思い出の品
⑥過去の栄光アイテム
⑦親からの贈り物
⑧昔の恋人からの贈り物
⑨個人情報の入ったモノ
⑩ウエディンググッズ
⑪高価なブランド品
⑫昔の趣味グッズ
⑬大きくて重いモノ
⑭タオルやリネン類
⑮お守り・パワーストーン
⑯遺品⑰化粧品
⑱紙袋、割ばし、輪ゴムなど
⑲領収書や古い通帳
⑳来客用の布団
㉑スパイスや調理器具
㉒電子化製品の付属品
㉓名刺・スケジュール帳
㉔有害物
㉕子どもの"宝物"
㉖学校から配布されるプリント類
㉗ひな人形、かぶと、鯉のぼり
㉘子どもの作品
㉙絵本・児童書

 これらのアイテムを捨てるためにそれぞれに対して【捨てられない理由】【”捨てる"気持ちになるには】【捨て方】の3つの視点が書かれている。

 例えば①の洋服であれば、こんな感じ。

①洋服
【捨てられない理由】:勘違い
【”捨てる"気持ちになるには】:「今シーズン着たい?」がカギ
【捨て方】:捨て方思い切ってハサミを入れるのも有効

 結構実用的で、とくに最近うろんな客がやってきた我が家としては㉕や㉘は参考になった。

 「断捨離とかモノを減らす意義はわかったけど、具体的にどうアクションしたら良いの?」感じている人とか、上記のアイテムリストで特に捨てられないモノがある人にはおすすめの一冊。

読書メモ

-「捨てられない」という言葉ほど不思議な言葉はない。捨てたければ捨てればよい。捨てたくなければ、捨てなくければよい。それだけ。
- 洋服はナマモノ。「一生着たい服、一生着られる服なんてない」
- 本棚は新陳代謝するもの
- 「情報は使ってこそ、役立ててこそ」のもの。「いつか」に備えるのはナンセンス。
- 子供のものを捨てるときは、子供自身に選ばせる
- 自分以外の持ち物は、触れない・気にしない
- 断捨離とは、行動する心理学
- 溜め込んだモノたちは、「私」の過剰な願望の証拠品



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