「趣味は記録」なわたしが行き着いた場所 【ユタカジン】
はじめに
ユタカジン読者の皆さん、はじめまして。このマガジンは「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマにタスクシューターが時間との向き合い方、タスクシュートの使い方などなどを語っていく、そんな連載です。
このマガジンの詳しい説明はjMatsuzakiさんの記事をどうぞ。
第3回の投稿は、タスクシュート認定トレーナー兼タスクシューター界のジェームズ・ボンドことありひとが担当させていただきます。
わたしとしては今日が初投稿ということで、今回はわたしがタスクシュートとの出会ったきっかけに触れながら、自己紹介をさせていただければと思います。
タスクシュート歴は今年で3年目
わたしがタスクシュートを使いだしたのが、2021年の元日からなので、だいたい丸3年経ったことになります。15年ユーザーがいるタスクシューター界ではまだまだひよっこですね。
はじめはiPhoneアプリである『たすくま』から入りました。
最初に『たすくま』から入った理由は2つでした。
当時まだTaskChute Cloudに無料プランがなく、サブスクリプション制に抵抗があったこともあり、買い切りのほうがよかったこと(サブスクリプション全盛期の今考えると我ながらなかなか時代遅れですね)
最初から24時間記録する気まんまんだったので手元に常にあるiPhoneアプリのほうがいいと思っていたこと
その後使い始めてすぐに「これ、一生続けられるわ!」と慎重でどちらかというと保守的な自分からは想像もつかないような根拠ない確信(天啓ともいえる)のもと、TaskChute Cloudに移行。移行タイミングで即有料プランから入りました。それが2022年の4月のことです。
元々、記録が趣味みたいな奴だった
じゃあなんでそもそもタスクシュートを始めようと思ったか。
元々、記録が趣味みたいなところがありまして。例えば、日記は2013年の1月からつけ始めたので、もう10年以上続いてます。
家計簿もかなり几帳面に残している方だと思います(周りにその話をすると「よく奥さんと離婚しないね」とよく言われます)。
そんな数あるわたしの記録のなかで特にずっとやってたのが「やったことの時間」でした。これはもういつ頃からはじめたとか明確に覚えてないくらいずーっとやってます。
元々のモチベーションは、自分が当時頑張りたいことに対してどれだけ捻出できているか?というのを把握するためにやってました。
例えば、「今日は英語に30分使えたな」とか「楽器練習に1時間捻出できているな」とかみたいな感じです。
記録のツールはそのときとそのときでマチマチで、消えてしまった記録も多いのですが、今使っているタスクシュートからみて2世代前はiPhoneアプリの『Now Then Time Tracking』というのを使っていました。
これは2019年6月の記録です。このときは高度情報処理技術者資格のネットワークスペシャリスト取得に向けて勉強してた時期ですね。
あとは英語と読書とベース。トータルでだいたい45分くらいでしょうか。あんまり時間取れてないですね(笑
こんな感じで最初はいわゆる「人生における投資の時間」を把握する目的で「やったことの時間」を記録していました。当時は毎日ふりかえりもしていて、前日の時間の使い方について日記でコメントを残してました。
こんな日記も残ってました(笑)
「投資の時間」だけでなく「浪費の時間」も計測していたようです。浪費を減らして、投資を増やそう!というTHE・KAIZENの思考が見てとれますね。
記録の目的が少し変わる
上記のように基本的に投資の時間(と浪費の時間)、すなわち増やしたい時間と減らしたい時間を計測していたわたしでしたが、とある本を読んで記録の目的が少し変わります。
それはサイエンスライターの鈴木祐さんの『最高の体調』という本です。
この本によれば、やったことを記録していくと不安が遠ざかり人生の満足度が高くなるそうです(この本では「アカウンタビリティチャート」というメソッドが紹介されている)。
どちらかと言えば「漠然とした不安」を持ちやすいタイプの人間だったので、これはいいことを聞いたぞ!ということで投資(浪費)の時間に加えて、仕事の時間も記録することにしました。
「記録する」という行為に一切の抵抗や苦はないタイプだったの記録の対象が広がっても大きな支障はありませんでした。
ただ、対象が増えるのあればもう少し分析しやすいのがいいなということで、このタイミングで計測アプリを『Now Then Time Tracking』から『Timesheet』に乗り換えました。このアプリがタスクシュートから見て一世代前の記録ツールということになります。
このアプリは記録した内容をGoogleカレンダーに連動できたり、棒グラフ表示できたりとなかなか使いやすかったです。
ちょうどこの時期から仕事でも、アサインされたタスクにかけた工数を意識しないといけない立場になったこともあり、このときの記録は重宝しました。
週次でレポートを作って、何にどれだけの時間を使っているか?をふりかえってましたね。
どうせなら「タスクシュート」でやってみようと思う
さてこの段階まで来ると、自分が記録してないのは食事とかトイレとか生活に必須となるタスクだけになり、そこも記録したくなるのが人間の性です(本当?)。
そして、「そこまで記録するのであればタスクシュートやろ!!」と思ってきました。
実はタスクシュートの存在自体はビジネス系コミックライターの岡野純(@jun0424)さんの書籍で知っていました。
しかし、知ったときはさすがに過剰と思ったのか、特に魅力を感じなかったのかあまりピンと来ていなかったのです。
ただわたしは変わりました。今やほぼ1日の記録をしている自分です。
しかも、タスクシュートには各タスクに見積時間を入れることで、その日の終了予定時刻=就寝時刻が自動予測されるという超魅力的な機能があります。
「記録から自分の時間の使い方を分析して、見積精度上げて1日を最適化してけるんやろ!!!めっちゃええやん!!!タスクシュート半端ないって。そんなんできひんやん普通…」
というタスクシュートへの半端じゃない期待を胸に、新年という区切りでタスクシュートをはじめてみたわけです。
今は使い始めた当時とは異なる気持ちでタスクシュートを使ってます
こうやって改めて自分でもふりかえってみると、わたしがタスクシュートに行き着いたのはある種必然のような気もします。
ただ、わたしは使い始めた当時と違って今はタスクシュートを改善的な文脈、いわゆるPDCA的な目的としては使ってないです。全くゼロというわけではないですが、ほとんど当時の気持ちは残ってないと言っても差し支えないでしょう。
それはタスクシュートを使っていく中で時間との向き合い方や大きく言えば人生に対する考え方が180°変わったためです。
そのあたりを今から書き出すと、この後にここまでと同じ量の文章を書くことになりそうなので、その話は次回のわたし担当回以降で。
今日は「ありひとってこんなヤツなんか」っていうのが少し伝われば幸いです。
長い自分語りをここまで読んでくださり、ありがとうございました。
今日はこのへんで。ありひとでした。
p.s.
ちなみにわたし個人もマガジンを不定期で連載しています。ユタカジンよりもっと抽象的で哲学的な内容を扱ってるのでよければ、よりディープなわたしの語りに興味が出た方はフォローしていただれば幸いです。
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