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#007.すべては「実行」という階段を一段昇ることからはじまる

おつかれさまです。「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」ことありひとです。

#004で「タスクシュートは実行にフォーカスできる管理メソッド」であり、とにかく「実行ファースト」だって話を少ししました。

今回はこの「実行」について頭を巡らせてみます。

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今日伝えたかったことを先に書いてしまうと、結局「実行」することが大事で、実行しないと何もはじまらないし、実行すると何かが変わる、ってことです。

あー。なーにを当たり前のことをさも人類史上初の発見と言わんばかりに、結論とか言っちゃってたんだって感じですが、でもこれがすべてだと思うんですよね。

タスクを実行するっていうのは階段を一段上がることにとても似ていると思ってて、階段って一段上がると目線がその分少し高くなるじゃないですか。そうすると今まで見えてた景色が少し変わるから、これまでは見えてなかったものが見えてくることもある。

例えば、階段を登る前に柵しかみえてなかったのに、登ったことで柵の裏にきれいな花が咲いてたとかね。

タスクシュートでタスクを実行するっていうのもそれに似ている気がするんですよ。

#003でタスクシュートが残していくログは時間のビオトープだって話をした。

そして、タスクを実行するとそのビオトープ内にゆらぎが生じて、そのゆらぎがまた時間の生態系にフィードバックされる的な話をしたんだけど、階段の例えも表現を変えただけで言っていることは同じ。

階段を上がると目線と見える景色が変わる。そうするとまた違った目的地も見えてくる、かも。そしたら、またそこに向かって一段登ると、やっぱり目線と見える景色が変わる。

これを繰り返して一段ずつ登って振り返ると、実は最初に向かおうとしてた目的地とはまったく想像もつかない場所にたどり着いてたりする。なんか文字に起こすとドラマチックな話だなぁって思うかもしれないけど、そんなことは全然なくてこんなことは意外と日常茶飯事で起きている。

最初から想定したゴールに計画どおりにたどり着くことなんて人生でほとんどないんじゃいかと。タスクシュートで実践しているとそれをつくづく感じる。

だからタスクシュート的考えでは、ゴールに向かって計画を立てる逆算思考のタスク管理ではなくて、ボトムアップにタスクの実行=階段を一段登ることにフォーカスして、偶然の力を大切にしている。

じゃあタスクシュートはどのように実行ファーストを実現しているか、実行しやすくするためにどんな工夫がされているメソッドなのかは、次回考えてみる。

今日はこのへんで。ありひとでした。

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