見出し画像

[Case 7]将来自分が海外で生活するとは想像もしていませんでした UK大卒・KPMG UK 7年勤務・日系会計事務所MD Ryoko Takao

プロフィール:大学進学をきっかけに渡英。考古学を選考するも、就職先には会計事務所を選び、英国会計士の資格を取得。7年ほどイギリスにある会計事務所にて勤め上げた後、日系企業のシンガポール法人立ち上げに従事。クロスボーダー業務等を行う。

下記ページから、電子書籍で購入すると21人分のインタビューがSGD12.00(960円前後)で購入できます。noteでは、21人インタビューから1人ずつ切り取って販売しています。(電子書籍の方がお得です)

21人インタビューのプロフィールはこちらからご覧いただけます。

サンプル記事として、一人分のインタビューを無料公開中です。

以下、下記インタビュー者の記事となります(有料)

[Case 7]将来自分が海外で生活するとは想像もしていませんでした 
UK大卒・KPMG UK 7年勤務・日系会計事務所MD Ryoko Takao

大学卒業してからのキャリアについて教えてください

 イギリスの大学を卒業して、BURBERRYの本社に就職し、1年間事務をしていました。大学の専攻が考古学だったこともあり就職には苦労して、人材紹介会社経由で就職しました。どうやって紹介されたか記憶にないのですが、日本語が必要なわけではありませんでした。イギリス本社の営業事務職として採用され、最終的にはSAPシステム(基幹系業務システム)の導入サポートに関わっていました。
 その後、当時デロイトやKPMGといった会計事務所が日本市場対策として、日本語が喋れる新卒人員の募集をしていたのを知り応募して、ロンドンでKPMGに入社しました。KPMGは、新卒社員は3年以内に公認会計士の資格を取らないと原則解雇という規則がありました。入社はリーマン・ショックの年だったのですが、在籍年数に関わらず全社的にかなり大幅な解雇が実行されました。私は日本市場要員ということもあり解雇はされませんでしたが、公認会計士資格取得への強いプレッシャーの中、なんとか試験に受かり、最終的にロンドンのKPMGで7年働きました。
 大学から含め12年イギリスに滞在したのですが、日本人である自分のルーツに関心がうつりアジアで働きたいと人材紹介会社に登録して、今勤めている会社を紹介されました。

ここから先は

4,629字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?