Ⅱ- 3 身体・メディア表現

最終更新: 2024年4月1日

まずは正確性と見栄え、違和感がないこと

多様な表現方法と基本的な技術を学び、思考・想像・表現の幅を広げる。さまざまなコミュニケーション手段を提供し、どのコミュニケーションの関わり方が自分にとって合っているかをさがす。
・相手が解釈可能な、伝わる表現ができるようになる。
・多くの人に印象を与え、心に伝わる、残りやすい表現とする。
・真似び+自在に使いこなす
その表現の意図を解釈し(察する)、心の中のイメージを自由に表現できるようになる。

表情や態度からその人の感情や気持ちを読み取る
音楽・美術から気持ちや状況、趣意を察する

狭い芸術領域での技術ではない。広い意味でのコミュニケーションの技術。


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3-1 身体表現


いったん表現相手を想定しない、表現に目的なんていらない、ただ楽しいから、それでもいい。(コミュニケーションや世界理解と同じ)
表現手法としての身体表現の基本

表現主体はいまの自分であるし、表現手段もいまの自分である。
身体は、いまの等身大の自分を表現できる最も基本的な手段である。

デザイン
情報の共有、価値観や美意識の共有
鑑賞と理解
表現技法 

人との関わりを通してさまざまなことを感じることで、相手を思いやる心も育ちます。
他人の感情にも意識を向け、表情や仕草などから感情を読み取ることができるようになります。人の小さな表情の変化、声色やトーンから「相手は今こんな気持ちなのかな」と感じとることで、自分も相手の立場になって考え行動することができます。
感性の育ちを通じて相手を思いやる気持ちが養われていくため、困っている人を助けたり、小さな気配りができたりするなど、他者に優しい行動ができるようになります。


a) 発声

声色、トーン
発声法、発音、音声
発声、滑舌、発音、姿勢、声量、スピード、表情、声音、強弱、音量
怒った言い方、楽しそうな話し方
「歌声に乗ってる情報量」意味を乗せる
声の高低、大小、抑揚、速さ
歌唱、声劇への応用
・話し方・歌い方を調整したり、意図を察したりすることができる


b) 表情

目線
相手の感情を認識する
感覚と感情の数だけ表情がある(人により)
表情に気づく 自分の気持ちを教えてもらう
何を思い、何を願うのか。行動から心理を特定する
他人の表情を観察する


c) 姿勢・態度・ジェスチャー

身振り手振りに関する一定の技術
寒いと震える
相手の所作から気持ちを察する、機転を利かす
握手、抱擁
ダンス、舞踊、演劇への応用
・立つ位置、向き
・どう話し、動き、伝えるか
・言うタイミング、空気の読み方、TPO


d) 容姿

第一印象、インパクト
身だしなみ
清潔感
メイク、美容、化粧、整髪と香水、匂い
自分似合う色 チーク、服、ファッション 眉カット
愛嬌、見た目、話し方、雰囲気
自分をどう見せたいか

身体表現を分析/再統合し、意味を解釈するトレーニング
・物事や情報を単純化し、特徴をわかりやすくして認識すること。
・特に 物事の類似点や相違点を認識すること。
・分析と分類、体系化



3-2 メディア表現

伝播、記録
芸術、作品、制作
図像(ピクトグラム、絵文字)

ないと困るもの
技法ではない、いったん目の前のものを正確に描く。
あくまでも正確性・写実性
音楽技術・描写技術ともに模倣、真似、模写、再現
ピアノだったら正確に弾けることを目的にする

さまざまな技術を紹介し、その個人が好きな表現方法をみつける
各種技術の一般理論(技巧がない創作ができる程度)
芸術表現、もの・サービスづくり、創造の基本
内容があるもの、コンテンツ
道具・機械・コンピュータ

記号・絵文字・指差し・矢印

細かく身体を動かす、手足

デジタルメディア
デジタル技術
AI時代の表現教育(表現行為)を考える
テクノロジーを使ったものと人間が作ったもの、
どちらが良いかの価値観は揺れ戻しがありそう
一定以上の技術レベルを超えればあとは好み
コンピュータ、AI、プログラミングを使った表現
プレゼンテーションソフト

a) 文字・記号

活字も発明
記録、伝播方式
文字、フォント
楽譜、記号、絵文字

構成・つながり
段落分け、漫画コマ割り

記号と文字
読み方、書き方の基本的なルール(文字、綴り、発音)
・平仮名、片仮名、漢字(日本語)
・アルファベット(英語)
その他記号は含まない。

文字を書く
文字のタイピングができる (コンピュータを道具・手段として使う)
メール


b) 音楽・音声

音楽、楽器演奏、音楽理論

c) 画像・動画

写真、映像、絵画、書字・版画
グラフィックデザイン、イラストレーション
ロゴや広告のデザイン、アイコン、シンボル
ユニバーサルデザイン
(プレゼン) 資料
筆や鉛筆、墨、ペン、版画、絵の具等の道具
紙、石、金属…(記録メディア、保存性、伝わりやすさ)
基本的な絵を描く技術(絵心教室 入門)
模写
わかりやすい図
文字と絵の違い
・より鮮明に映る
表現主義
フィクションもリアルも表現可能

表現技術
印象派絵画の技法


d) 造形・彫刻・オブジェ

工芸、建築、彫刻、ものづくり
ものさしの使い方
プロダクト
UI, UX
はさみ・ネジ・釘・ハンマーの使い方
大理石、ブロンズ、粘土、ガラス
装飾

プロダクト・サービス

メディア表現を分析/再統合し、意味を解釈するトレーニング
・物事や情報を単純化し、特徴をわかりやすくして認識すること。
・特に 物事の類似点や相違点を認識すること。
・分析と分類、体系化



【キーワード】

非言語技能、運動神経、アート、自己表現、手技手法

【参考文献】

高校情報 (情報リテラシー)
高校芸術 (美術、音楽、工芸、書道)
高校体育「ダンス」

https://www.youtube.com/watch?v=tcXhGKPNnQE

https://www.youtube.com/watch?v=0Qwj-wxM864

【キーワード定義集】

一般的な概念やキーワードは、適当で曖昧に用いられることが多いです。様々な意味に捉えられないよう、この章で適宜用語の意味を明確化し、定義のすり合わせをおこないます。

情報リテラシー=ワープロソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトの基礎的な使用方法。



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