自分の「原点」を考えて、『都会へのひがみや妬みは必要ない』って気付いた。
理念と経営5月号の勉強会中で
自分自身の「原点」とはなんですか?
と、問われ、バッ!っと頭の中に浮かんだのは
『自然』でした。
実はどこかで『ど田舎だから』と都会に対してひがみ?妬み?みたいなものがありました。
それこそ人口4000人をギリギリ前後する町です。
住む場所だって仕事だって娯楽だってしれてます。
でも、そう言いながら町の事を思っているのも確かです。
人口減、少子高齢化、空き家問題、動物たちの害獣問題、仕事の問題、観光の問題、ほんとよく言う国の問題、町の問題、をしっかりとハマってる町です。
それでもここに住むのには意味として『原点に自然がある』んだと。
宮崎駿監督のことを知り、宮沢賢治さんのことを知り、松尾芭蕉さんのことを知り、重ねてみると勝手ながらに『自然』を感じるものがあるんだと。
はじめに戻ると、
自分自身の「原点」とはなんですか?
と問われ一番最初に浮かんだのは
あおいぼく一枚絵本〜ゲンテン〜
2003年に創った、まさに『原点』です。
内容は名古屋に住んでた頃にアルバイトに向かう途中に見つけた草の話。
強くたくましく生きる姿こそ自然なのだと都会に住んで感じました。
僕が一番好きな景色。
木曽駒ヶ岳と風越山。
この景色をずっと観てきた。
農家の息子でもあるから、自然と触れ合う環境もある。
自然の摂理、自然の原理原則、を体感できるわけです。
だからこそ自然がある環境が人格の一部となり、自然がある環境が作品の一部となる。
なんか、都会へのひがみや妬みなんて必要なかったんだ。
もっと自分を、自分の環境を、認めていいんだ。
田舎に生きる。自然に生きる。それが自分が今、ココ、にいる意味だったんだ。
なんだかホッとしました。
これからはもっと自分も作品創りも気持ち楽にできそうです。