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ビヨンセ『BLACK IS KING』すべての黒人へ贈るラブレター。

見終わった。

ビヨンセから同胞であるすべての黒人へ贈る、ラブレターのような作品だと思った。

いかに蔑まれてきたのかが言葉の端々から伝わってきたし、
作品内でここまで強く言い切れるのは、
言い切らなければならないほどの現状だからなのかなと思った。

あまり深く黒人文化や差別問題について詳しい訳ではないけれど、
昨今のニュースを見聞きする度になぜそんなに争いが巻き起こるのかが正直理解できないし、
人種によって優劣をつける考え自体が本当に分からない。

そんな現状をなだらかにし、
一時でも癒しを与え、
自分の中になかった概念を知る機会を得られるのが
芸術だったり、音楽だったり、
エンターテイメントの力なのではないかと思う。

ビヨンセは実写版ライオン・キングのテイストを含めながら、
存分に自身の思いや生み出した音楽を
他アーティストや家族や友人やダンサーと共に、
映像作品として新たに生み出したのだと感じた。

また過去人種差別描写があったというディズニーの場で、
ここまで堂々とストレートに表現されていたことが
最高にロックだと思った。

ビヨンセのファンになって7年ほどになるけど、
本当にビヨンセを通して音楽の素晴らしさだったり
知らなかった世界を見せてもらったり
様々な感情を引き出されるなぁ。

良い時間を過ごすことができた✨

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