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【日経MJ】有江ノイ的感想文2020年11月13日(金)

さて、今日も気になるトレンド、業界動向、新商品などをつまみ食い!

1面は、

自動化の雄 回転寿司の隠しネタ
(中略)
「コロナ下だからこそ、お客様が店に足を運んで食事を楽しむという外食の意味が問われている」と語るのは、スシローグローバルホールディングスの小河博嗣上席執行役員。目指すのは、店内の自動化と活気のバランスだ。
奈良市内の店舗でこのほど導入したのが、人工知能(AI)を活用した自動会計システムだ。
AI搭載のカメラで、来店客がレーンから取った皿を画像認識して価格と数を計測する。AIがすしや軍艦皿の形と色のデータを蓄積することで、すし皿と一緒に回転レーンに流れる調味料などを区別する仕組みだ。食事が終われば飲食明細が自動で算出されるため、従業員が皿の枚数を確認することなく、セルフレジで精算できる。21年9月までに国内30店で導入を目指す。
(中略)
従業員が回転レーン上の寿司の見せ方にこだわったり、マイクアナウンスによる商品案内を導入したりしている。

従来は皿にICタグを埋め込むという方法が自動精算の主流だったわけですが、無人店舗と同様「AI+カメラ」という自動認識がスタンダードになりそうです。従業員は客とのコミュニケーションに専念して店に活気をつけようというわけです。北海道の人気店「回転寿司 根室花まる」では昔から女性スタッフがDJ風に「花咲ガニが入りました!」と威勢良く言うと男性スタッフ大勢が「いよっ!」とかけ声を掛ける演出が素晴らしかったです。ネタももちろん最高に美味しかったのですが「活気づけ」というのは美味しさに重要だなと思いました。そのうち行きたいなあ。

3面は、

ココカラ、PCR検査キット
ドラッグストア大手のココカラファインは6日、新型コロナウイルス感染の有無を確認するPCR検査キットをネットで販売すると発表した。購入者は唾液を採取し、判定サービスを提供する医療機関へ送る。到着から最短3時間で検査結果がメールで通知される。コロナの終息が見えない中、病院を受診せずに自宅などでできる検査方法として一定の需要があると判断した。
同社の通販サイト「ココカラクラブ」で、医療法人にしたんクリニック(東京・渋谷)が提供する検査キットを6日から取り扱い始めた。キットは無自覚・無症状の人が対象で、保険適用外となる。価格は税別1万5000円。同法人に検体サンプルとなる唾液が到着すると、3~24時間で結果をメールで知らせるという。
陽性の場合は、同法人から保健所に報告される。追って、保健所から本人に連絡が来る。陰性の場合は同法人のウェブサイトから、同5000円でオンライン診療を経た「陰性証明書」の発行も申請できる。

20,000円で24時間以内に結果がわかって陰性の場合は証明書を発行してもらえるのだとしたら、どうしても長期出張しなければ里帰りしなければ、というような人にとってはソリューションになりそうです。こういう検査が民間でできるのだとしたら、どうして政府主導で業界全体に水平展開するとか、保険適用を検討するとかしないのでしょうね?多分、精度が足りないとか信頼度ということなのかもしれませんが、どうにも終息せずロックダウンせざるを得ない事態になった時の経済的損失、人命の損失からするとごく小さな問題のように思うのですが。

4面は、

(ネーミングの理由) おゆるしジャーキー(亀田製菓) 大豆ミート、罪悪感なく
亀田製菓が10月に発売した大豆加工食品。植物性ミートをジャーキー風味に仕立てた。正式名称は「25g 大豆でつくったおゆるしジャーキー」。大豆ミートを独自製法により、本物の肉のような食感と味わいに仕上げた。おなか周りがちょっと気になっても、遅い時間におなかがすいても、罪悪感なく食べられることをイメージして「おゆるし」と表現。若い世代が面白がって注目してくれるよう、商品の特徴を遊び心を交えた言葉で伝える工夫をした。参考税別170円前後。

ベジタリアンやビーガンのような意識のタカさを感じさせないネーミングとパッケージデザインが秀逸です。「~じゃき」というのは土佐弁ですかね?西原理恵子さんのイラストとか入るといいですね。個人的な感想ですが。

13面は、

持ち帰り専門 バーガーに新星
ダイニングイノベーション、中目黒に 国内2000店目標

「焼肉ライク」などの飲食店を展開するダイニングイノベーション(東京・渋谷)はテークアウト専門のハンバーガー店を多店舗化する。原価率を一般的な飲食店の約2倍に設定することで、ハンバーガーで税別170円と割安な価格ながら高品質のあじわいを実現した。住宅街やロードサイドなどに出店し、将来的に国内2000店舗を目指す。
名称は「ブルースターバーガー」で、1号店を東京・中目黒に開業した。店内に飲食スペースは原則設けず、テークアウトのみに対応する。専用のスマートフォンアプリで、注文から会計、受け取りまでを従業員との非接触で完結できるようにした。店内に設置したセルフレジでの注文も可能で、会計は電子マネーなどの完全キャッシュレスとした。来年にはフードデリバリーにも対応する。

170円なら安いですよね、ハンバーガー。私の住んでいる松山市は物価がとても安いのでファストフードは割高に感じるのですが、この価格なら日常的に買うかもしれません。在宅勤務が増えると利用する人はかなり増えてくるのではないでしょうか。ゴミも少なくて巣ごもり生活には必要不可欠なライフラインとして浸透しそうです。

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