京都散歩34:行きたかった「大原野神社」
お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
京都の散歩を始めて34回目になりました。
毎回候補の中から行きたい場所を決めてルートを確認するのですが、行先によっては、この時間に出発しないと間に合わないという場所もあります。
朝がめっぽう弱く、お腹も弱い身としてはその日の状況で行先を変更することもままあります(;^_^A
今回訪れた場所も何度か挫折したひとつです。。。
ようやく訪問できました(笑)
【2024年11月17日】
今回の京都散歩は「大原野神社」に向かいます。
ルートは把握していて、阪急の「洛西口」駅から西9のバスに乗り次いで「南春日町」まで向かうのですが、このバスの本数が少ない!
1日に10本です。
12:17を逃すと次は14:17
駅に到着したのが11:45ごろ。
のんびりお昼という感じでもないので少し周辺をぶらぶら。
(空腹だったのでこのあたりで食事して、行先を長岡天満宮に変更するか?
とても悩んだ。。)
駅の前に陸上自衛隊 桂駐屯地があります。
おしゃれになったな。
ソーセージパンかじりながらバスの到着を待って乗り込みます。
案の定バス乗る直前におなか痛くなる(;^_^A
洛西バスターミナルまでは見慣れた風景で気もまぎれない(笑)
「南春日町」のバス停を降りて帰りの時刻表を見ると13:45を超えると次は15:45。さらに次は17:45です。
少し焦ってしまいますね。
(行の道中をみるとバスターミナルまで歩くのは無理そう。)
あいにくの天気です。湿度も高い。。
いつもの様に坂を上ります。
この辺りは竹林が多い。
以前テレビで嵐山よりも人が少ないのでぜひ来てほしいとの紹介もありました。。
到着しました。
毎年京都の紅葉の時期が遅れていきますが、今年もまだまだですかね。
大原野神社
桓武天皇が長岡京遷都に際し、藤原氏出身の皇后のために、大和の春日社の分霊をこの地に勧請したことに始まり、平安時代に入って文徳天皇が外祖父、藤原冬嗣の念願を受けて神殿を建立、地名にちなんで「大野原神社」となりました。
大河と七五三と結婚式で賑わっています。
鯉沢の池
綺麗です。
瀬和井
手水舎
こちらは鹿です。
紫式部と源氏物語
大原野神社は藤原氏の氏社として、斎王にならい藤原氏の子女を斎女として置きました。
藤原氏の皇后や中宮の参拝も多く、紫式部も中宮彰子について参拝をしています。
父である藤原為時と任国だった越前に赴任した時に、雪の日野山を見ながら小塩山を思い出して詠んだのが『ここにかく日野の杉むら埋む雪 小塩の松に今日やまがへる』です。
源氏物語「行幸」の章では、冷泉帝が大原野の行幸を行い、京の人々が見物を行う中に、玉鬘や六条院の人々も車から見学している様子が描かれています。
本殿
いつもの様にご参拝します。
同規模、同形式の4棟一間社春日造。
鹿の狛犬
結婚式があり、神主様がいらっしゃいました。
とてもよい場所です。
念願がかなえられて良かった~。
モミの神木跡
平成30年の台風21号により折れてしまいましたが、樹齢は約500年だったそうです。
中に入って木霊のパワーを感じることができます。
七五三で着飾った子供たちが走り回っていました。
かわいい。
参拝を終えたので帰ります。
灯篭にも鹿が。
樫本神社
「にんとくさん」仁徳天皇を祀る。
平成29年3月に伊勢神宮の古材を用いて本殿が立て替えられました。
バス停まで戻りました。
間に合った!
洛西口まで戻って豚汁!
そのままイオンモールでお買い物。
買い物終了。
今回はこちらで終了です。
それではまた。