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京都散歩その7「一万円札のメス」と六波羅蜜寺

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
京都検定2級対策で市内のスポットを散歩して記録しています。

突然ですが「一万円札のメス」ってご存じすか?
たまたまネットで見つけてしまい、興味を持ちました。

お札を見ると、額面の他にアルファベットと数字の記番号が印刷されていますが、この数字だけを見て全て0か偶数であれば「メス」、それ以外は「オス」だそうです。
簡単に見つかると思っていたのですが、なかなか巡り合いません。
危なくキャッシュカード持って銀行に行くところでした。(笑)
考えたら確率的には手元にくるのはかなりレアな気がします。

たまたま、以前に縁起よさそうな数字なので一億円折りして財布に保管していた1枚がすべて偶数でした \(-o-)/

あった~

メスに巡り合ったらどうするかなのですが。
以下の手順だそうです。

1.お札を洗う
まずはお札を洗います。
洗う水は水道水ではなく、天然の湧水が望ましい。 (銭洗い神社も)

2.お札を乾かす
次にお札を乾かして、シワシワをアイロン掛けとかで伸ばす。

3.お札を仕舞う
できれば専用の良い財布で一か月ほど保管する。

4.お札をつかう
いつもより少しだけ高級な店等で自分のために使う。
この時に「たくさんオスを連れて戻って来てください」と念じる。

こういう話大好きです😄

せっかく巡り合いましたので、今回は六波羅蜜寺に参拝しながら、境内にある金運パワースポットと言われる銭洗い弁財天様で、こちらのお札を清めたいと思います。

京都にきてから六波羅蜜寺は一度も訪れたことのない場所です。
ずっと行きたい場所でしたので楽しみです。

【2024年4月6日】


出発

今回は四条河原町の高島屋に隣接している「GOOD NATURE STATION」からスタートです。

GOOD NATURE STATION
上階はホテルになつています。
2Fにおいしいラーメンも。

いろいろな食材やワイン、ミシュラン掲載のレストラン、雑貨のお店などが入っている商業施設で時折パトロールしています。

六波羅蜜寺は「けいはん 清水五条駅」が最寄駅になりますが、桜も咲いているので少し遠くからお散歩です。

四条河原町から南に松原方面に向かいます。

カニを超えて。

今日のランチ

河原町松原の「Len Kyoto Kawaramachi – Hostel, Cafe, Bar, Dining」でブランチメニューをいただきます。
四条あたりが混雑しているときの逃げ場にしていたカフェスポットだったのですが、ホテルメインのため今は外国人観光客であふれています。

こちらは改めてご紹介できればと思います。

松原橋と花の回廊

食事を終え、松原橋を超えて六波羅蜜寺に向かいます。
このあたりの鴨川の東側は花の回廊と言われています。

木屋町沿い
今週が一番の見頃になりました。
松原橋から南
左が花の回廊あたり
川端脇の疎水

六波羅蜜寺

松原通を行き、六波羅飯店が見えたら右折すると六波羅蜜寺に到着します。

到着
入口はこの先
有名な空也上人立像

【六波羅蜜寺】
六波羅蜜寺は、天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子三勝空也上人により開創された西国第17番の札所である。
当時京都に流行した悪疫退散のため、上人自ら十一面観音像を刻み、御仏を車に安置して市中を曵き回り、青竹を八葉の蓮片の如く割り茶を立て、中へ小梅干と結昆布を入れ仏前に献じた茶を病者に授け、歓喜踊躍しつつ念仏を唱えてついに病魔を鎮められたという。
(現在も皇服茶として伝わり、正月三日間授与している)

公式HP

【六波羅蜜寺 学習メモ】
宗派:真言宗智山派
山号:補陀洛山
ご本尊:十一面観音
国宝:十一面観音立像(空也の自刻)
重文:
  【平安時代】
  薬師如来坐像、地蔵菩薩立像、多聞天立像、広目天立像、持国天立像
  増長天立像
  【鎌倉時代】
  地蔵菩薩坐像、吉祥天立像、閻魔王坐像、弘法大師坐像、空也上人立像
  平清盛坐像、運慶坐像
メモ:西国三十三か所十七番札所
  空也上人立像は運慶の四男康勝作
  盂蘭盆「万灯会」
  皇服茶 結び昆布と小粒梅を若水でいれた煎茶に入れていただく
  空也踊躍念仏

公式HP/京都・観光文化検定試験公式ガイドブック

六波羅蜜寺本堂

まずは本堂にお参りします。

本堂
美しい
お線香をたきます
片手は写真ブレる

本堂の中は撮影禁止です。
中に入ることはできるので、そちらでお参りを済ませます。

柱の装飾がきれいです。
十一面観音立像
写真、失敗しました。
願石
金文字から三回まわす。
金文字探してしまった。
阿古屋塚と平清盛公の塚

阿古屋塚は平氏の武士を救ったとされる、江戸時代人気のあった阿古屋という遊女の宝塔です。 六波羅の地が平氏とかかわりがあったことを物語っています。

「なで牛」
なで牛はどこでお目にかかっても頭をなでます。
カエル石

福寿弁財天堂

「都七福神」の弁財天のお寺。
七福神信仰は室町時代に民間の信仰として七社寺を参詣し、各福神よりそれぞれの御利益をいただくとされていました。

福寿弁財天堂

六波羅探題跡

承久の乱(1221)の後に、鎌倉幕府により設置された朝廷の監視や京都周辺の治安維持にあたったという京都の出先機関がこの地にありました。

銭洗い弁財天

境内にある、銭洗い弁財天様にお参りします。

こちらにいらっしゃいます
奥が弁財天様

本題の銭洗いを。
ざるに置いたお金に柄杓一杯分の水を3回に分けて掛けます。

いざ

こちらの作法は洗い清めた銭は貯えておき、授与所で「金運御守」に清めた銭をその中へ入れるのを繰り返すということなので、千円札の偶数のみ(こちらもたまたま手元に)と、お賽銭用の500円玉も一緒に清めます。

清めた千円札は金運御守にして頂きました。

清めたお金を渡すと右のお守りの中に包んでくださいます。

お清めができましたので、一万円札は家でアイロンがけして少し置いておきます。

さて、何につかいましょう。
仕事用のジャケット新調の一部にするか、靴買うか、気になる本を買い漁るか、川もりで焼肉食べるか。。。
じっくり考えたいと思います。

令和館(宝物館)

グーグルマップでは、空也上人立像のレプリカがあるような記載があったのですが、見当たらないので令和館のかたに伺いましたら、今はないそうです。残念。

令和館は拝観料が必要です。

こちらに展示されている仏像の数々がとても見ごたえがあります。
いくつもの像の迫力に圧倒され、息をのむすばらしさです。

有名な空也上人立像を初めて実物見て感動です。
こちらにお参りされましたら見学することをお勧めします。

入口
館内はもちろん撮影禁止

それほど大きなお寺ではないのですが、時間がたつのを忘れてしまう。
そんな場所でした。

本日の御朱印

本日は空也の御朱印をいただきました。
力強い書で素敵です。

御朱印

世界倉庫

ご参拝も終えたので、松原橋を戻って高辻通に出て西に。
行きたかったカフェ「世界倉庫」に向かいます。
このあたりも気になるお店がたくさん。

え、ちよっと気になりすぎる。😁
世界倉庫に到着

「世界倉庫」はこちらでご紹介。

最後に

今回の京都散歩は以上です。
桜も満開で京都散歩にはベストな季節です。
皆様の手元に一万円札のメスが届いたら、金運アップの祈祷に訪れてみてはいかがでしょうか。

それてはまた。




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