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英語に臆病な人ほど、英語は伸びる

こんにちは!英会話習得アドバイザーのArisaです。

今日は、「英語に臆病な人ほど、英語は伸びる」というタイトルでお話していきます。最初にですが、英語で話したり、話しかけたりすることって、怖くないですか?

私は、とても怖かったです。

「出川イングリッシュ」のように、「とにかく英語で話してみる」というのが出来なかったのですね。それは単純に、間違えたくなかったし、下手な英語をさらけ出す勇気がありませんでした。

英語がまだ何も話せない段階で、既に英語圏に入ってしまっていたこともあり、習得方法について相談を聞いてもらった方や、ネットの情報から「とにかく話しなさい」という、アドバイスを受けることが多かったのですが、私はそれが出来なかったのです。

なので「とにかく話す」これが、思いっきり出来ている日本人を見るたび、嫉妬していました

英語習得を真剣に取り組み始めた時の私は、英語で話すことに、とてもダークな臆病者。

だけど、こんな感じで英語に臆病な人こそ、まずは、1人で練習すれば良いだけの話なのですね。その考え方を解説していきます。


話すことが怖い理由

まず英語での会話が怖いと感じるのは、相手が「何と言っているか?」それがクリアに理解できないので、不安になるからです。

そして、言っていることがわかったとしても、英語での話し方を知りません。なので、どう返答してよいのかわからないのです。

🤷 I have no idea what to say.  🤷

なので結果的に、単語を並べるだけで精一杯。

英語が話せる理想的な自分とは、ほど遠い姿がそこにはあります。「見たくない自分を、見ないといけない」という感じです。

しかし、この怖さは乗り越えるための「対策」があります。

その対策を徹底していけば良いのですね。
対策をするために、まず話すという実践は、捨ててしまっても大丈夫です。


臆病な人こそ「音読」

この徹底として、最適なのが「音読」になります。

なぜなら音読は、1人でいくらでも練習することができ、3か月程度、真剣に継続出来れば、成果に繋がる速効性もあるからです。


例えば、文字で見た時には簡単だと感じる文章でも、それを声に出して言ってみると、言えないことが英語は多いです。

Do から始まる質問に、
Yes, I do.  や  No, I don't.

Is から始まる質問に、
Yes, it is.  や  No, it isn't.

質問を聞き取って、瞬時に正確な「3語」で返すというのも、最初は、決して簡単ではありません。だいたい、Yes か No を口にして頭がフリーズします。

なので、こういった小さなフレーズから、しっかり音読して、身体に入れ込んでしまいます。これが出来るようになるには、同じ文章を反復するしかありません。

最初は、上手に言えないものです。

だからこそ、1人でたくさん声に出して、失敗する

お手本となるガイドの音声と、自分の英語を聞き比べてて、修正をかけていくことが大切です。

何においても失敗することは、上達の秘訣になりますが、「1人で出来る失敗」というのも数多くあります。

わざわざ実践で失敗する必要がないのです。英語を実践で使う前に、予め練習をしておいて、口からスムーズに出るようにしておく。ということです。


リスニング力が開花する

音読する回数が溜まっていくと、まず、Disneyの映画 や フルハウス といったファミリー向けの映画・ドラマなんかの音声がクリアに聞こえ出します。

字幕なしで観ていても、意味がわかり、一緒に笑える瞬間が出てきたりするのですね。

 そう、英会話は必ず、耳から開けます 🌸

英語のスピーキングは出来るけど、リスニングは出来ない。

ということは絶対に起こりません。なので、この体感が感じられてきたら、もう一息のところです。


音読を続けると「出来る気」がしてくる

さらに音読を続けて、今度は色んな英文を読んでいくと、様々な英語の「文章パターン」に出会っていきます。このストックがある程度、自分の中に溜まると、不思議と「英語が話せる気」が起きてくるのです。

英語の音声を聞いても、所々クリアにわかるし、日々英語を声に出しているので、「自分は英語を喋るのではないか?」という錯覚をします。

人間、出来る「気」がしないことは、やはり出来ません。

出来るかも = 英語が話せるイメージがする。という感覚になってしまえば、習得の80%は完成です。

このイメージは、イメージするから出来るのでなく、行動するから描けるようになるのです。


そこから、実践に行ける

この気が起きてしまえば、怖いという感覚がだいぶ減ります。

実践に踏み出すちょっとした勇気は必要ですが、いざ話してみると、音読を始める前に比べて、まず相手の言っていることが、各段にわかるようになっていることに気づきます。

なので、安心して、落ち着て会話が出来るようになるのです。

スピーキングも、インプットした数多くのフレーズが、返答としてそのまま使えたり、覚えた英文の中の1単語を入れ替えて、言いたいことが表現できます。

会話の中で、わからないことも、聞き直したり、「どう言ったらいいか教えて」と、相手に伝えられるようになります。

因みに、教えてもらいながら会話するテクニックは、私は今でも使っています。わからないことを聞くのは、全然恥ずかしいことではありません。むしろ、ネイティブの新しい表現を知ることが出来て、面白いですよ^^


英語に臆病な人ほど、積み重ねられる

このような感じで、1人で行う練習と実践会話をバランスよく積み重ねていくことで最終的な成果となっていきます。

実はこの工程の中で、1人で行う練習というのは、実践よりもはるかに重要度が高いです。そして、臆病の人の方が向いています。

なぜなら、「とにかく話す」が出来る方は、最初からノリで友達も出来てしまうし、発したことがなんとなく伝わって、そのレベルでOKともしてしまいがちです。もちろん英語は、1つのツールでしかないので、自分の目的に合っていればなんでも良いと思います。

芸能人のピース綾部さんが、そのタイプですね。英語が話せなくても、現地のお友達がたくさん。4年もNYに住めていて、本当にすごいと思います。


だけど、やっぱりもっと英語が上手になりたい!もっとわかりたい!と思った時には、1人で部屋にこもって、コツコツと積み重ねる時間が、不可欠です。

英語で話すのが怖いな…そう思っている英語に臆病な方ほど、実は、英語の上達において、大きなポテンシャルを持っているのです。諦めずに、自分に出来ることからやっていきましょう。


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