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今しか書けない文章。

こんばんは。今日もおつかれさまです。

年明け早々、とある1冊の本と出会ったことから「文章が書きたい欲」が沸き上がり、久しぶりに更新したこの「note」

「英語の学び方」について情報発信をしたく、2年前に立ち上げたアカウントです。「集客にもつながればいいなぁ」なんて思いつつも、隙間時間の気まぐれ更新であったので、たくさんの記事があるアカウントではありません。

でも、その中のいくつかが、不思議とGoogle検索の上位に出てくることもあり、放置していても「必要な記事」が「必要な方」に届いていることが、時々確認できていて嬉しく思っていました。

そんな中、年明けにnoteを更新したところ、ほんの少しnoteのアルゴリズムにのれたのか、読みにきてくださる方が増えました。

そして、自分で書いておきながら、すっかり内容を忘れてしまっていた記事に「いいね」や「コメント」がついたりして、再度読み直す時間も増えたのですね。

で、これは自分で言うのもなんなのですが、「いい言葉」・「いい文章」がそこには書いてあるんです。

私が、英語が全く話せないにも関わらず、無謀にもカナダへと飛び立ったのが、2013年の5月のことです。英語習得の難しさに直面し、それを乗り越える術を知って「心から感動」したあの年は、もう10年前。

私の英語に関する記事は、実際にカナダでの生活を通して、印象的で記憶が強く残っていた出来事、あとは、私のレッスンを受けて下さっていた生徒さんを見て、「あぁ、私もそうだったな」と感じたことを「言葉」にしていたのです。

気まぐれ更新ではありましたが、書き始めると「苦労した自分」の姿がよみがえり「何とか必要な方へ届いてほしい!」という思いで書いていました。

ですが、ある程度書ききると、それ以上「書きたい」とは思えなくなってしまったのです。

なんせカナダでの生活は、今から10年も前のこと。ブログに書き起こしていた時には、記憶の鮮度もかなり落ち、何より私自身が「英語を使う」ということに慣れ過ぎてしまったのですね。

今、英語の習得を頑張っている人が知りたいことが、自分の中では「当たり前」になってしまっていて、細かなところが曇ってきてしまったのだと思います。

だから、「その時」にしか書けない文章が、誰にでもある。って、そう思ったのです。

今目の前にある鮮明な記憶だから、浮かんでくる情景だったり、届けたい言葉だったり。それを紡いだ文章は、誰もマネすることができない「唯一無二の記事」になる。

「記事」を書くほど君はすごいのか?ちゃんと結果を出しているのか?

そんなことを人から言われそうで、書いた言葉を消したくなることもあると思います。

でも、時間をかけて、何かを大きなことを達成したり、成し遂げた時に出てくるノウハウをつづった文章ではなくて、

「ちょっとだけうまくいったこと」
「昨日より少し上手にできるようになったこと」

逆に「今ぶち当たっている壁について」
「なんてことのない日常の出来事」など、

あなたの目の前にある鮮度の高いシェアが、人の心を動かすこともたくさんあると思います。

noteは、多くの文章上手さんが集う場所。

読んでいて、心地よくなる文章や熱量が伝わってくる文章がたくさんです。そんな方々の記事を読ませて頂いても、やはり「今日このタイミングだからこそ、出てくる言葉なんではないか」そう感じるのです。

大切に丁寧に綴られている、そんな記事を覗かせてもらいながら、今しか書けないことを私も大事に書いていこうと思います。

最近、第三言語でフランス語をはじめました。アルファベットの読み方からはじめるレベルのスーパービギナーです。

なので「あぁ、英語もこんなだったな」と、思い出すこともあったりもします。

そんな今だから、英語の習得に関することも、心からシェアしたい言葉が浮かんだら、また記事にしていきますね。


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