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【No.7】英語コアイメージ無料講座~forは「方向&範囲」~

こんにちは!

今回は、「for」に着目していく講座です。

前回の講座では「to」を取り上げましたが、
どちらも「~のために」など
同じ日本語訳になることもあり、

to なのか? for なのか?
使い方のルールが、わかりにくいですよね。

今回の講座で for のイメージを掴んで、
両者の違いについて理解を深めていきましょう!

それでは、はじめて行きますね!

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今回のテーマ : for は「前の方向」
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例文

This is for you.

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■□■ポイント■□■

かなり短い簡単な例文ですが、
実際の会話で非常によく使うフレーズです。

こちらにて、for のイメージを覚えましょう。

ポイント.forは「前ならえ」

for は「前ならえ」がポイントですが、
コアにあるのは「前の方向・範囲」という感覚です。

少しわかりづらいと思うので、
身体で体感してみましょう。

座った状態で大丈夫なので、

まず両手を前ならえの状態に
持ち上げます。

そこから、
左右に少し腕を広げます。

自分を軸に
腕が45度くらい開けたと思います。

~~~~~~~~~~~~~

この両腕の間でつくり出している
「方向」と「範囲」が for の感覚です。


~~~~~~~~~~~~~

犬や猫、子どもなどを見て、
「おいで」と手を広げるようなポーズですね。

「To」は方向を示して、
To の次にくるワードに
しっかりと到達しているイメージに対して、

「For」 も方向は示しますが、
到達はせず、まだ距離があります。

その代わり、
To の「→」よりもポイント的ではなく
「範囲」も同時に表現することが出来ます。

例えば、

そこに「1時間」いた。
と言いたい時は、
I stayed there for one hour.

「5日間」だったら、
I stayed there for 5 days.

と必ず for がセットになります。

これは、forを使うことで、
for の次にくるワード、
時間も「範囲」として示すことが出来るからです。

少しそれましたが、
上記の For のイメージ出来ると、
今回の例文は、より簡単だと思います。

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今回の例文は、

This is for you.

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▪ This:これが

▪ is / be動詞:存在します

▪ for : 前ならえから、方向、範囲を示す

▪ you : その方向、範囲の先はあなたです。

パーンと、スポットライトが
あなたに当たるような感じがしませんか。

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プレゼントを渡すときに
「これはあなたに」とか、

何かお菓子を配るときなど、
「これはあなたの分」と言いたい時に
使える一言です。

for の基本イメージは
捉えらたでしょうか?

for は「前ならえ」のような
「前の方向・範囲」

for をみかけたら、
最初に体感してもらったような
ポーズをぜひイメージしていきましょう。

今回のポイントは、以上になります

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補足
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to と for の使いわけに関しては、
コアのイメージを持った上で、

まずは、ネイティブが作った英文を
たくさん読むことをおすすめします。

相性の良い動詞がパターンとしてあったり、
for 使われているけど 、toでもイメージが合う。
など、自分の感覚と異なることも多いです。

なので、例文をたくさん読んで、
土台としてインプットをしてしまうと
もっともっと両者の感覚が身についてきますよ。

イメージの力を使うと
覚えやすく、記憶も定着しやすくなります。

いきなり、
瞬間英作文などのアウトプット系に
取り組まないようにだけ注意してくださいね。

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復習
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復習として、読んでみましょう。

スラッシュごとに頭の中にお絵かきをしながら、
意味を取るようにしてみてください。

This / is  / for / you.

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描くリズムが掴めたら、1文通して読んでみましょう。

★This is for you.
これはあなたに

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HOME WORK
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今回のポイントを振り返りながら、
他の文章でもイメージする練習をしてみましょう。

<今回のポイント>
◆ forは「前ならえ」
◆ for =「前の方向・範囲」

-----------例文-------------------------------------

① I will buy something for my cat.

② The books are not for sale.

③ It was a difficult decision for a child.

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それでは、次回もお楽しみに!

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こちらで使用しております英文は、
下記のテキストを参考 or 引用しております。

-こちらのブログを作成にあたりまして-
こちらのブログを作成にあたりましては、約10年前に無料メルマガを発行されていた「TAPPYさん」という方のメルマガ講座の内容に加筆やリライト、編集させて頂いている部分がございます。連絡先が古くコンタクトが取れなかったため、もしもこの記事がTAPPYさんに辿りつくことがございましたら、ご連絡頂けますと大変幸いです。

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