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【No.3】英語コアイメージ無料講座~inは「すっぽり包む」~

こんにちは!

3回目のレッスンです。
今回もご受講ありがとうございます。

今回は、in を見ていきますね!

さっそくスタートしていきましょう!

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今回のテーマ : inは「すっぽり包む」
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例文
When we were in Italy, we spent a few days in Venice. 

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■□■ポイント■□■

今回のポイントは、こちらの2つです。

ポイント1.in は「すっぽり包む」
ポイント2.be動詞は「存在する」

【ポイント1.in は「すっぽり」包む】

まず、今回のメイン「in」です。

inは、「すっぽり包まれている」がコアです。

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前回の講座で行った「at」は、
ここです!と【点】で指し示すイメージでしたね。

それに対して、

「in」は、「すっぽり包まれている」
= in 以下の言葉に丸っと囲まれるイメージです。

円のように、◯ を書いてあげるような感じ。

それでいて、立体的なのですね。
「ドームに包まれる」そんな感覚を持っています。

~~~~~~~~~~~~~

今回の例文だと
When we were in Italy, we spent a few days in Venice

・in Italy 
・in Venice 

この部分です。

イタリアをイメージして、
丸っとで囲むかたちで、主人公を包む

ヴェネツィアをイメージして、
丸っとで囲むかたちで、主人公を包む

~~~~~~~~~~~~~

そうすると
主人公に背景がつく。

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そんな感じが持てたらまずOKです。
in の「すっぽり包む感覚」を捉えましょう。


【ポイント2.be動詞は「存在する」】

ポイントとしては、
しつこい3回目の登場です。

「be動詞 が出てきたら、ひとまず頭の中に存在させるサイン」

そう覚えていきましょう。
とお伝えしてきました。

この感覚はバッチリでしょうか?

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When we were in Italy を
まず見ていくのですが、

Whenを一度置いておいて、

We were in Italy.

この文章だけだと、
既にイメージが出来ると思います。

 We(私たち) ⇒ were (存在させる) ⇒ in Italy  (イタリアで包む)

「私たちは、イタリアにいました。」
という訳になってきます。

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存在を表現する用法として、
主語 + be動詞 + 場所を表す言葉で「~にいる」といった
教科書を暗記するより、

コアを通して、
なぜ be動詞 を使うとこのような表現になるのか?

その「理由」がわかっている方が
シンプルに感じませんか?

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Whenは、また今後の講座で解説するので、
今は「~の時」といった訳をつけるかたちで、考えましょう。

When we were in Italy = 私たちがイタリアにいた時 

ここまでOKでしょうか?

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次に、
We spent a few days in Venice.

ここは、
単語を知っているかどうかだけの話になるので、
さくっといきますね。

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① We →私たち
② spent → spend / 過ごす の過去形 → 過ごしました
③ a few days →  数日
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私たちは、数日間過ごしました。
という訳になります。

ここまで意味が取れると
「どこで?」という、疑問が湧いてくると思います。

その答えが、in Venice. です。

ヴェネツィア ですっぽり包むかたちで、
主人公たちに背景をつけましょう。

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補足
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in は元々「~の中で」という
日本語訳で習うので、

コアイメージとも
そんなに乖離がないとも思います。

しかし in には、
もう一点大切なポイントがあって、

すっぽり包むことによって、

「内側と外側の境界線を設ける」という役目も果たす

ということも
覚えていてほしいのです。

~~~~~~~~~~~~~

例)

I'll be back in 10 minutes.

「10分後に戻ってくるよ!」と
言いたい時に使える文章です。

~~~~~~~~~~~~~

10分後という日本語訳を見ただけだと、

「after 10 minutes」
と使ってしまいたくなりますよね。


なぜ in が使われるのか?

これは、時間軸をイメージしたときに、

今から10分後を基軸として
「内側」と「外側」に分けているからです。

                                   (内側) ↑ (外側)
★now -----------------------↑-------------future
                      10分後 

更に、

自分が立っている時間軸はどこか?
という所をみると「now」の所になります。

内側は
「now=今の時点」からすっぽり10分間という
時間に包まれている

というイメージになります。

因みに「after 10 minutes」だと、
上記の図の外側になってしまうのです。

だから、in が使われます。

イメージで理解できたでしょうか?

~~~~~~~~~~~~~

in をみかけたら、
in 以降の単語に「すっぽり包まれている」ことを
ぜひイメージしてみてください。

~~~~~~~~~~~~~

この感覚を持った上で、
英文をみていくと面白い発見がたくさんあるはずです!

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復習
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復習として、読んでみましょう。
スラッシュごとに頭の中にお絵かきをしながら、
意味を取るようにしてみてください。

When / we were / in Italy, / we spent / a few days / in Venice. 

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描くリズムが掴めたら、1文通して読んでみましょう。

★When we were in Italy, we spent a few days in Venice. 
私たちがイタリアにいた時、ヴェネツィアで数日過ごしました。

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HOME WORK
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今回のポイントを振り返りながら、
他の文章でもイメージする練習をしてみましょう。

ポイント1.in は「すっぽり包む」
ポイント2.be動詞は「存在する」
補足:in は「内側と外側の境界線を設ける」という役目も果たす

-----------例文-------------------------------------

① There is some water in the bottle.

②  I was sitting in the back of the car.

③ I visited France in 2020.

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それでは、次回もお楽しみに!

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こちらで使用しております英文は、
下記のテキストを参考 or 引用しております。

English Grammar in Use

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