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英語の『コアイメージ』を知ってる?学べば驚くほど英語が簡単になる事実&学べる無料サイトをご紹介!

こんにちは!
英会話習得アドバイザーのArisaです。

今日は、英語の「コアイメージ」のついてご紹介していきます。

文法、英単語、フレーズ、イディオム

英語学習というと、上記は一般的によく知られていると思います。

しかし一方、「コアイメージ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

【コアイメージとは?】
core : 芯、中核 の意味を持つ単語です。
英語学習で言うコアイメージとは「単語の中核的な意味」
「文脈や状況に左右されない言葉の本質的な意味」になります。

例えば、英単語を調べると1つの単語に、異なる意味が複数あるケースが大半ですよね。

その全ての意味を見ると、一見関係がなさそうで「どうして、これらが同じ単語で表現されるのだろうか?」と疑問に思うことがあると思います。

そしてなにより、「覚えづらい」と感じた経験があるはずです。

しかし実際は、どの単語も何か一つ「核となるイメージ」があります。そこから派生させた結果、複数の意味を示すことが出来るようになっているのです。

この「核」となるのが「コアイメージ」です。

日本語でいうと漢字の部首みたいな感覚に近いですね。植物を意味する時は、「木へん」がつくみたいな。

「英語脳」とか「ネイティブの感覚」といった言葉を耳にしたことがあると思いますが、コアイメージを中心に英語を学んでいくと、これがよくわかるようになります。

例としては、こんな感じです。

▼わんわんさんのインスタ

「at」のコアイメージは、指で「あの人!」と誰かを指すように、「ここ!」という一点を示します。

英語での時間は必ず 「at 6 pm」と表現しますよね。時計の針を想像するとそんなイメージとつながってきませんか?

こんな感じで、コアイメージに意識を向けると、まず英語での文章を読んだときに、頭の中でイメージがぐんとしやすくなります。

「なぜその単語なのか?」といった理解の手助けになるからです。

その結果、単語や表現も覚えやすくなります。日本語の訳を考えて、その文章と結びつけるよりも、軽い力で覚えることができるのです。

コアイメージを使って「文法」は理解しよう

学校で教わった日本語による文法の説明の理解や、日本語に置き換えた意味で英語を覚えようとするのは、正直難しいと思います。

私自身、日本語の説明で文法を覚えることが出来ませんでした。

しかし、「文法の意味=なぜそうなるのか?」はコアイメージによって、理解することが出来ました。

英語を話せるようになったり、英語の文章を理解出来るようになったのは、このコアイメージの存在を知れたことが大きく影響しています。

もし「コアイメージ」という存在を知らずに、英語学習に向き合っていたら、普通に挫折していたと感じるほどです。

追求すればするほど感じるのですが、英語と日本語は全く異なる言語です。

最終的には翻訳しあうことが不可能な言語同士。だから、どこかでネイティブの感覚を覚えていった方がシンプルですし、楽しいです。

英文は「お絵かき」

英語は、コアイメージを理解して、語順通りにつなげていくと頭の中で「一枚の絵」が出来上がるようになっています。

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例えば「Be動詞」
be動詞 のコアイメージは「存在する」です。

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なので、
「ここにいます!」という表現をする時は、
Be動詞を使いますよね!

■ I'm at the office.
(私は会社にいます。)

■ She is in the hospital.
(彼女は病院にいます。) 

上記は簡単な例なので、
そんな簡単なことは、コアのイメージなしで
覚えられる方も多いと思います。

しかし、「存在を表す」ことが Be動詞の役目 と考えると
頭の中で主語を登場させて、あとは語順通りのイメージを付け足していくことができます。

ここでポイントなのですが、コアイメージを使う場合は、頭の中がキャンパスだと思って「鮮明な絵」を描くことが大切です。

例えば、
■主語が「私」だったら、ありありと自分を頭に描く
■主語が「彼女」なら、具体的に誰か女の人を描く
■会社という単語が出てきたら、しっかりオフィスの中まで想像する
■病院という単語が出てきたら、病室までイメージする

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■ I'm at the office.
(I)私 ⇒ 存在する ⇒ ここ!⇒ 会社

■ She is in the hospital.
彼女 ⇒ 存在する ⇒ この中に ⇒ 病院

※inのコアイメージは 〇 です。
in以降の単語で、くるっと囲んでください。

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描くときは、勝手な想像でOKです。

文脈によってわかる時もありますが、
そうでなければ、都度勝手に想像して、ありありと描いていくことが大切です。

イメージを鮮明に組み立てることが出来るようになると、わざわざ綺麗な日本語に訳すことをしなくても、その文章が伝えたい意味がイメージで理解出来るようになっていきます。

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■ I will be there soon.

「もうすぐ到着します。」という日本語訳で、習う事が多いです。しかし、これもコアイメージを知っていくと、少し感覚が違います。

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will のコアイメージは「気持ち」なんですね。
「意志がある」とも表現できます。

私 ⇒ 意志があります!⇒ 存在する ⇒ そこへ ⇒ もうすぐ

「もうすぐそこに存在するつもりですよ〜」って日本語だと変ですが、絵にはなりますよね。

※willは「未来形」として教わりますが、ただ「意思がある」というだけです。「〜するつもりです」といった訳になるので、必然と未来を指すことになるだけなのですね。

上記は、コアのイメージを使った文法理解の一例ですが、イメージを使うと他のことも同じように落とし込んでいくことが可能です。

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英文は「お絵かき」
私は、そう思っています。

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日本語へ訳すのでなくて、イメージを使った方が早いです。
わかりやすいし、更に覚えやすい。

なぜなら、英語はそれだけヴィジュアル的な言語だからです。

英語はシンプル

英語はとてもシンプルで、言語の構成上、比較的ルールが簡単であることはよく知られています。

しかしながら、言語の種類が全く違う「日本語を挟む」から、複雑化してしまう側面が多くあると感じます。

私たちが受けてきた学校での英語教育、「正しい英文を正しい日本語に訳す。その暗記を繰り返す」といった勉強方法では、英語嫌いが増えて当たり前だと思うのです。

・英語は日本語と全く違う言語であると認識すること
・英語が持つコアの部分を理解して、「なぜ?」を知っていくこと

上記が出来ると、日常会話の大半を占める「中学校英語レベル」の英語は、比較的簡単に理解できるようになります。

中学校英語の文法が身についてしまえば、あとは単語量です。
単語量によって、わかること、表現できることが違ってくるようになります。

英語が世界共通語になったのは、国の力関係や歴史なども関係していますが、「シンプルで簡単な言語だから」という側面があります。

シンプルで簡単な言語だけど、私達が使っている日本語と違い過ぎる。

自分とは、全く正反対な性格の人を理解するのは難しいですよね。

なので、いくら世界的に難易度が低いといわれるものでも、違いすぎるものは簡単に受け入れづらいものです。

でもそんな時こそ、自分に重ね合わせて考えず、違いを理解し、新しく受け入れていく事が大切です。

自分の中に、英語を話せるもう一人の自分を作っていく。

今の日本人の自分ではなくて、国際人としての自分を育てていく。そんなイメージをもって取り掛かると必ずうまくいきます。

オススメな学習サイト&教材

コアイメージはネイティブの感覚です。
わかると英語に対する新しい発見がたくさん!かなり面白いです。

そんな英語のコアイメージが学べるサイトや本をご紹介するので、ぜひ、参考にしてみてくださいね!

英語イメージリンク
コアイメージについて、かなりよくまとまっています。絵もいっぱいでわかりやすい。どんどん覚えていきたい!勉強していきたい!方にオススメです。

わんわん英会話

冒頭でも引用もさせて頂いた、わんわんさんのサイトです。ブログ記事では、例文も多く、よりわかりやすくなっています。SNSの運用も上手にされていているので、お好みのSNSをフォローして、隙間時間の活用もしながら学びたい!といった方におすすめです。

書籍派の方は、下記をチェックしてみてください。
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ぜひコアイメージも理解しながら、学習方法を進めてみてください。本当の英語の世界がそこには待っています。

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