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農学生にこそiPadがおすすめ!学業ガチ勢のGoodNotesの使い方紹介。

閲覧ありがとうございます!長月です。久々の更新!

今回は、農学生の私が「農学生にこそiPadをおすすめしたい!GoodNotes最高!」という記事を書いてみたいと思います。

iPad勉強について、私が割とよく見かけるのが医学生向けの記事なんですよね。

農学生にiPadを薦める記事は見たことがないなあ〜と思ったので、iPadヘビーユーザで農系学部3年次なりたての私がどのようにGoodNotesを使い倒しているかを紹介します!

※私がかなりせっかちな性格をしているので一部過激な記述もありますが、効率化の追求っぷりが表れたものだと思っていただけると有難いです……!

私の専攻について

私が大学でどのような勉強をしているかといいますと、主に環境科学・土木工学・生態学をやっています。
今年の履修科目は土木工学系が多いのですが、研究する上で関心があるのが環境問題系(特に地球温暖化)です。

普段は週に2日は屋外で実験実習があり、日々レポートと試験勉強に追われながらもなんとか時間を作って地球温暖化対策に関連する資料や論文をとにかく読む、という生活をしています!
(この時間作りにも、iPadで勉強が効率化できていることが役立っています)

一応、成績は学科内で2年連続の(準)首席なので、全然参考にならないようなiPadの使い方はしていないはずです……?
(※1年次準首席。2年次では正確な順位が出なかったのですが、首席&準首席に送られる奨学金がもらえたので、1位か2位のどっちかです)

GoodNotesを使い倒す!

大量の資料を管理する!

私が一番iPadの恩恵を受けているところは、大量の資料が楽に扱えるところです。

農系では、教科書の勉強ももちろん大事ですが、最新の問題・研究・事例を追いかけて学ぶこともかなり重要です。

そうなると、農水省や環境省などなどで作成されたPDF資料を読んでいくことになります。

しかし、自分の知りたいトピックひとつとってもあらゆる資料がありますし、重要な資料ほどページ数が多かったりもしますよね……!
ちなみに、私が今読んでいる資料のひとつがIPCCのAR6 WGⅢで、これは約3000ページ。

私は資料を読むときにそこそこ書き込みをしながら読みたい派なのですが、数百〜数千ページ級の資料がいくつもあるとなると、流石に印刷はしていられません。
(必要な部分だけ印刷するということもできますが、その選抜の手間も惜しいです)

iPadはストレージが許す限り資料をいくらでも取り込めますし、GoodNotesを使えばペンでもマーカーでも書き込み(&書き直し)放題ですから、コストを気にすることなく勉強に集中できます!

もちろん「コストでいえばiPad自体が高級品じゃないか」という考え方もあります。
一理ありますが、アナログでiPadと同じ状態(=全ページに書き込める状態)をつくるならば、印刷代(コンビニで1枚10円としましょう)だけ考えても、1000ページの資料をいくつか印刷した方がiPadより高級ですね……。

したがって、本気で勉強するのであれば、iPadを買った方がコストを抑えられておすすめです!

大量の資料から素早く検索する!(&教科書の非破壊自炊)

「持っている資料の中から、あるキーワードについての記述を探したい!」というとき、GoodNotesなら一発です。

先に述べたとおり、大量の資料を管理する必要がある農系ですが、検索のためにその大量の資料をひとつずつ見返している時間はとても勿体無いです。
(無論、アナログで資料を管理する場合、それは避けられないわけですが……。)

GoodNotesには読み込まれている資料全体から検索する機能があるので、すぐに目当ての記述が見つかります。
(※GoodNotes以外にも文献管理ツールはありますが、私は教科書・ノートなども合わせて常に編集可能な状態で管理したいので、今回はGoodNotesを推します)

で、私は紙の教科書をパラパラしている時間も惜しいので、こちらも一発で検索できるように自炊(OCRも付加)してGoodNotesに読み込ませています。

私が自炊に使用しているのは、無料スキャナアプリの「vflat」です。
ものすごく綺麗な仕上がりの非破壊自炊が超簡単にできます!!

一日100枚まで高精度OCRをつけてくれる&本を押さえている指は自動的に認識して画像から消してくれる、という最強仕様。

このアプリさえあれば自炊環境にお金かける必要ないねえ……というくらい、私の自炊に革命が起こりました。
(私が感動しすぎて勝手に盛り上がっているだけで、vflatの回し者ではないです)

教科書を裁断するのが本当に面倒だったので、めちゃくちゃ救われています。
超おすすめアプリです。是非使ってください。

まとめノートづくりも簡単

これは色々な方がおっしゃっているので私がいうまでもありませんが、自分に必要な情報を切り抜いて集める「まとめノート」がサクッと作れるのは良いですよね。

農学系だと、自分の専攻だけ見ても結構広い範囲から情報を集めないといけなかったりするので、自分用まとめが作りやすいのは大きなメリットです。

英単語の辞書検索も一発

GoodNotesには、PDFに載ったテキストを長押しすると辞書で検索できる機能があります。

地球温暖化などは世界的・地球的な問題なので英語の資料や論文も読みまくらなければいけないわけですが、私はまだ専門英語を勉強中なのもあって、わからない単語も多いです。

GoodNotesの辞書機能を使えばすぐに単語の意味を引く(あるいはwebで検索する)ことができるので、スピードを落とさずに資料を読み進めていくことができます。快適!

どのiPadを選べばいいのか?

私が使っているiPadはPro(第5世代)12.9inch、256GBです。

最初は無印iPadを使っていたのですが、資料に書き込みすぎるとすぐに動作が重くなりますし、頻繁にアプリが落ちるようにもなったので、Proを購入しました。

ですが、私の使い方の癖もあって、Proでもちょっとスペックが足りないなと思うことがしばしばあります。

iPadのスペックは「自分がどのような使い方をしたいか?」で決めるのが一番良いと思いますが、先ほど紹介したような所謂「ガチ」の使い方をするのであれば、Proを買っても全然後悔は無いと思います。

具体的には、このくらいノートを詰めて書く場合ですと、無印iPad(私のは第7世代)では全然表示速度・描画速度がついてきません。(下の画像参照)
Proでならここまで書いても描画が遅延する感覚はほぼありませんが、画像を貼りすぎるとやっぱり表示はスムーズにはいかなくなります。

それで、画面サイズですが、資料を2画面で見るのはもはや必須だと思うので12.9inchが快適なんじゃないかなと思っています。

12.9inchはかなり重いと言われますが、資料を何万枚も印刷して持ち運ぶのと比べれば全然気になりません。

勿論「だからProを買おうね!」と言っている訳ではなく、自分の使い方をしっかり想像して、それに合うモデルを購入するのがおすすめです!

おまけ「屋外実習はどうするの?」

で、屋外実習でiPadを使うのはやはりちょっと危険ですよね。
土やら草やら水やらに揉まれながらの実習に精密機械を持ち込む勇気はないです。

私はモバイルのサーマルプリンタ(Poooli L3)を使っていまして、実習に必要な資料を感熱紙に印刷し、それを測量野帳に貼って実習に出るようにしました。

測量野帳は屋外で使うのに最適化されているので、結構便利です!

おわりに

以上、私のiPadの使い方、特にGoodNotesの使い方をまとめてみました。

GoodNotesの記事をまともに書いたのは初めてでしたが、ちょっとでも参考にしていただければとても嬉しいです!!

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