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【気になること】デンマークの働き方、教育、育児
先日、区主催のデンマークの教育についてのセミナーがあったので、行ってみた。
前から、北欧とかその辺りの教育とか働き方に、なんとなく興味があったからだ。
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何が(どこが)気になっているのか、改めて考えてみた
デンマークや北欧のイメージといえば…
幸福度の高い国
ワークライフバランスが取れている
社会福祉制度が整っている
“HYGEE”(ヒュッゲ)という言葉(心地良いほっとする時間やその雰囲気を表す言葉、らしい)
などなど…
どことなくゆるっと、ゆったりしているような雰囲気があり、あくせく、ゴリゴリ働くという雰囲気がないのに、しっかりと成果を出している。
仕事だけじゃなくプライベート、生活、家族との暮らしや趣味、それぞれの時間をしっかりを楽しんで、幸福感で満たされている。
そんなイメージがある。
それはどう考えても理想郷。どうやったらできるのだろう?猛烈に気になる。
私自身がどのようにして興味を持つようになったのか少し振り返ってみようと思う。
病気と不妊…これからの働き方を考えた
会社員時代は、仕事は楽しくなかったかというとそうでもなく、毎日必死で充実もしていた。けれど、朝5時起き夜は23時帰宅、という日もザラ。
夫とはほとんど顔を合わせることがない日も多いし、ごはんはコンビニ食も多い。
目の前の仕事ばかりの毎日で余裕もなくなり
だんだん「未来」が見えなくなってきていた頃。そんな生活を送っていたら、33歳の時に、病気(子宮頸部高度異形成)が発覚し、人生で初めて手術を経験した。
同じ時期に、子どもを望むもなかなかできず、不妊という壁にもぶち当たった。
病気と不妊。
このままの働き方でいいのだろうか?と自問自答する日々。
今の働き方や暮らしを変えることを余儀なくされているようだった。
朝から晩まで職場にいて働く、という働き方をしていては、望む暮らしは出来ないだろうと思っていた時にこの本を知った。
ああ、これこれ!子どもがいるいない、とかに関わらずできればいいのに。
子供がいるいないに関わらず、これが当たり前にできればいいのに。
18時どころか17時くらいには完全に帰りたい。
まさに私のその時の気持ちを代弁したようなタイトルに惹かれて読んでみた。
ワークシェアリングの考え方とか、チーム主義とか、そもそも社会全体が18時に帰る、のが当たり前というか、そういうコンセンサス(合意)があるらしい。
オランダは、世界一こどもが幸せな国、と言われているのも、大人が幸せを感じながら暮らし、働いているから、だそうだ。
この時から、なんとなくオランダ、デンマーク、北欧諸国の働き方や暮らしに興味を持つようになった。
子どもは地域全体で育てるのが当たり前、の社会
産後すぐのこと。娘が夕方ごろになると泣きだし、何をしても泣き止まず、何で泣いているのか全くわからず、私は相当疲れていた。
産後1ヶ月ほど経った頃、保健師の方が家に来てくれた時、その事を相談してみたら、すんなり理由がわかって、安心した。
こういう方と普段から当たり前に接することができる制度ってないのかな?と思っていたら、
デンマークには「ペタゴー」と呼ばれる人がいることを知った。
ペタゴー…子どもが対話などを通じてソーシャルスキル、社会性身につけていくことを支援する人
初めての子育て(しかもコロナ禍)で、わからない事だらけ。親だけで育児することの方がむしろおかしいんじゃないか、と感じるようになった。
色んな人に当たり前に頼れる雰囲気があって、地域で、みんなで、やれたらいいのに、と。
日本でもペタゴーのような方がいたりして、地域社会みんなで子育てできるのが当たり前だと、親にだけ負荷がかかる事なく、きっと安心して子育ても仕事もできるんだろうなぁと思った。
デンマークや北欧の働き方、暮らしの根っこにあるもの
国際競争力は世界第1位で、その中でも生産性と効率性カテゴリーで1位。
世界幸福度ランキングなるものがあるらしく、1位はフィンランド、2位がデンマーク。
教育制度もどうやら日本とはかなり違うみたい。
きっとそもそもの考え方や社会の在り方とか、価値観とか、根っこのところからきっと大きく日本とは違うのだと思う。
子どもが生まれる前〜産まれた後、ライフステージの変化のたびごとにその時々で、起こる色々な問題に悩まされることも多かった。
教育も育児も何が正解かなんてもちろんないけれど、
働き方、暮らし方、子どもとの関わり、育児、教育…生き方そのものの迷いや問題の解決のヒントがそこ(デンマークや北欧の働き方、生活、育児、教育etc)にあるのかもしれない
と思ったりしている最近です。
気になる、共感すると思ったら、ぜひ🫶をいただけると嬉しいです。
関連noteもあります。よかったら読んでみてください^^
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