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広報のイロハについて!効果的な広報活動の土台作り

広報は様々な本が出版されたり、様々なセミナーやサービスが提供されていますが、自社・自身で行う事が必然であり必須です。しかし、一朝一夕で効果がでるのは、気になるあの人への一目惚れくらいの確率です。でも、皆様はあきらめませんよね!
そんな諦めなくあの人を振り向かせたい人は是非最後までご覧ください!


メディアリストという広報財産!

広報の最大のミッションは、自社の情報を正確にマーケットへ理解を得ることですよね。これは、発信のみを追求して本末転倒になるケースが非常に多く、広報を理解していない上司や経営層、最近広報に携わった人たちの勘違いから起こる単なる残念な事象です。
もちろん、せっかくの素晴らしい商品・サービスもマーケットに伝わることはありません。そして、サービス料金を支払ったリリースサイトの膨大なリリースに埋もれてしまいます。
もし、伝える側から的確なアドバイスがあったのであればどうでしょうか?そして、そのアドバイスが多ければ多いほどメディアとのコミュニケーションが取れていると思いませんか?それは、記者を通じたマーケットとの対話がなされているという事象につながります。
メディアリストとは、単に記者とのつながりをリスト化したものではあるのですが、そういったコミュニケーションがとれている記者とのホットラインとも言えます!
事業だけではなく、そういったトモダチは財産ですよね!

メディアにも得手不得手があることを知る!

新聞やテレビからWEBニュースや動画配信へ切り替えている人も多くいられる昨今ですが、それぞれ共通する分があることに気づいていますか?
それぞれに専門性があるという事です。遊びに行ったり話を聞いてもらったりするトモダチにも色々いますよね。
大手の新聞では総合的に扱い紙面や時間帯によって紹介される内容は異なりますよね。新聞の一面と言われる初めのページでは、最大多数の人々が知らなければならない情報が載っていますよね。代表的なのは、東スポの摩訶不思議ないちめんですよね。その次のページでは、各紙様々ですが政治や経済が並び経済新聞では市況やベンチャー情報が続き、専門誌では最新情報等が続いています。テレビでは、ゴールデンと言われる19時から22時の間では情報バラエティーがほとんどですよね。
そのため、各社も民業事業であり受け持つ担当があるため、仕入れる情報や提供する話題もそれぞれにマッチした取り扱いをしています。
弊社は現在では政治案件は扱っていませんが、毛呂山町と行っている自治体との共同事業と民間事業者への支援内容の情報は、各社での担当に振り分けてメディア担当者に聞いてもらっています。

バラエティの担当者に自治体ネタ、地域情報を政治担当に出しても埋もれてしまいまうという事です。
そういうマッチをきちんと考えていますかと言う事です。

みなさんが相談を受けても、この話を自分が聞いても仕方がないと思ったことは一度や二度ではないと思います。

メディアリストの正体

また昨今はテレビ新聞離れが進んでいるように見えますが、状況によっては彼ら自らが招いた結果もあります。

そうです!友達にも悪い奴もいるのです!

個人的にも、支援先にも伝えるのですが、特に初めて取材が来るメディアに対しては必ず番組と企画内容を確認することを伝えています。と、言っても必ず共有頂いた内容通りの紙面掲載や番組にはなっていないことが度々発生します。これは、全広報担当者共通の悩みですよね。特に、ベンチャー時代や新たな取り組みがマッチしていると思って小躍りした後にやってくる大恐慌を経験した人は少なからずいると思います。
もちろん、全てのメディア関係者が全てではないのですが、そういう経験の積み重ねがメディアリストなのです。
自社のパーパスやミッション・商品・サービスを正しく理解して、どういうメディアであるか、またどのような紙面・番組かを調査してリスト化を行い、どのリリースが各社に掲載・取材されたか蓄積していくものがメディアリストです。
良い関係を築いていると、異動したり転職・退職をしても必ず連絡してくれます。また、何か情報がないかとありがたい連絡も頂けます。

ケータイやパソコンにもトモダチの連絡先は入っていますよね!当然、自らが動き経験して関係を築いて登録しなければ連絡先は増えませんよね。メディアリストは、メディアとの関係の履歴でもあるのです。

良きも悪きもメディアとの付き合いをリスト化したものがメディアリストなのです。単なる配信・連絡先ではありません。

記者はマーケットに届けてくれるミカタです!

1企業団体が、多くの人々に思いや情報を届けるには限界があります。今はWEBメディアで発信するこては可能ですが、届いて理解してくれることには限界があります。一瞬バズらせるために炎上させる事も少なからず考えたこともある担当者もいると思いますが、広報と言う視点ではお止めになった方が良いと言わざるを得ません。
そのためには、専門家であるメディアの活用は不可欠であり、ミカタに引き入れた方が良いと思いませんか?

記者からのリクエストを見逃すな!

記者も対価を稼ぐために情報発信をしているとまずは理解してください。そのため、良い情報には必ず自社メディアの特性を伝えたうえでリクエストを出してきます。
メリットとしては、マスコミュニケーションやマーケットの動向に常に沿っているので、肌感覚と言うあやふやなところもありますが、掲載記事や視聴時間と言う目に見える指標を持っているので、経験だけではなく効果測定と言う名の実測値とあわせて迷彩メディアのメリットとの相乗効果をリクエストしてきます。もちろん、自社にとってそのメリットがなければ断ってもOKなのですが、掲載前にはそういった細かい調整を行う事は可能なので、その中でマーケット情報を取得することは十分メリットですよね。当然、リターンも認知向上だけではなく企業価値の向上やコンバージョンにつながります。
これはもうマーケティングコンサルの一環ですよね。

記者との対話からわかる事!

これだけ分かっていても、記事や番組での掲載が必ずされるものではありません。最近、とある記者との情報交換でも話題に上がったのですが、自社の思いが強すぎて、広報ではなく宣伝でしたくてもできないリリースが多いと苦労話に花が咲いていました。
素晴らしい商品やサービスであるが、思いが強すぎてマーケットやメリットが消えてしまっているリリースや情報が多いので、ミカタとして活動が出来ないという事です。
弊社の支援は、その思いが強すぎて多くのVCや経営者から敬遠される場合があります。しかし、最終的にはこういった記者からの情報をセットで解説してご理解を頂いて最大効果を上げております。まあ、大体思いの強すぎるリリースは箸にも棒にも引っかからないのは当然のことですよね。
広報担当者は、マーケットだけではなく経営層とのコミュニケーションが重要なので気苦労がだえないと思いますが、数10人の経営層や若いVCマネージャーを説得できなければ、使命である数億のマーケットへ思いを伝えることは出来ませんよね。

結果と実績の蓄積が財産!

色々書いていますが、事業をうまく継続させるためには様々な情報収集と分析が重要ですよね。今夏は、たまたま広報と言う視点でしたのでメディア関係者との付き合いが重要とポストしていますが、社外とのアクセスの有る営業や仕入れでも同様ですよね。ただ、広報は彼らと違って得られる営業利益が金銭として発生しないので理解されにくいですよね。それはいかしかたがない事です。
結構な確率で、CRMへの活用が広報メディアリストに活かされていない現実があります。従前として、メディアリストは単体で動いていた歴史がありますので、マージがしにくいイメージがあったと思いますが、各CRMは今は自由度がかなり高くなっていますので、メディアリストのマージは意外にスムーズにできます。そういった内容を全社で共有化すると、営業や企画担当との情報交換もスムーズになり、マーケット情報を共有することで新規事業や広報計画の実施を円滑化させることが可能です。
特に、事業計画とのマッチングはかなりスムーズですので、広報の役割は更に重要度を増します。
何も顧客とのやり取りだけが売り上げ利益ですが、営業・販売担当だけが利益を上げているわけではありません。スーパーロボットを開発しても、売れるかどうかは分かりません。

故ジョブスも言っていましたが「知らない商品はないと同じ」

メディアを協力会社として活用すれば、会社の無形財産として活用することが出来るので、自社の思いや商品・サービスを知ってもらうミカタとして付き合ってみませんか?

弊社は、今年度2度ほどリリースを行いましたが、全て新聞・テレビにて取材・掲載頂いております。
・毛呂山町の鳥獣対策
・同町スマートシティの実証

公的支援について

昨今の国・自治体の補助事業では宣伝広告についても対象となっている場合があります。

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
この補助金ではマーケティングに関する補助も対象とされているので、広報支援を包括されてみてはいかがでしょうか。

この年度末の時期の補助事業は多くはないのですが、年末前には各地で商業イベントが各地で開催されます。自治体や金融機関でのイベント出展に関する補助金も対象の補助事業がございますので、最寄りの自治体や商工会議所・産業支援団体や金融機関に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

プレスリリース配信先について

有料サービス

基本はこの2サービスをさえておけばOKですが、今は無料のものと合わせて色々ありますので是非参考にしてみてください。

PRタイムズ

アットプレス

初期に作るメディアリスト

掲載したいメディアには大体投稿の受付窓口があります。各社の窓口を調べるのはもう過去のものですかね。

日刊工業新聞
日経新聞と並ぶ産業経済新聞です。専門性が高く、ハードのものづくり企業であれば外せない専門誌です。

各社このように窓口を設置されていますので、気になる媒体をっ調べてみてはいかがでしょうか。
また、色々まとめサイトもあるので併せて参考にしてみてください。

おまけ

先日、松岡茉優さんと芦田愛菜さんがW主演していた「最高の教師」をご覧になられた方も少なからずいらっしゃたと思います。面白かったですか?
弊社は、このドラマのロボット関連の協力をしておりました。それはなぜかというと、以前「人魚の眠る家」という映画にも協力していた関係で、その当時のディレクターから協力要請がありました。今回は、撮影時代に協力していませんでしたが、私の大好きな松岡茉優さんにはお会いできませんでしたが、当時の主演である篠原涼子さんは大変美しく、西島秀俊さんは想像以上に大きな方でした。まあ、こういったビジネスだけではなく、有名人と出会えるのが広報の役得ではないでしょうかw

篠原涼子さんからの差し入れw
モーニングサテライト出演時の大浜解説委員(テレビ東京)

このような広報についてお悩みや課題があるご担当者は、ご遠慮なくお問い合わせください。可能な範囲でサポートいたします。また、良い情報交換もさせて頂ければと思いますので「スキ」や「フォロー」をお願い致します。

また、弊社概要はホームページをご覧ください。
最後までお読みいただきいつもありがとうございます。