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DX(デジタルトランスフォーメーション)も積もれば山となる!

DX(デジタルトランスフォーメーション)は、皆様それぞれ必要なことだと思っているかと思います。それは、各所でのアンケートや指標で統計として出ております。また、経産省・中小企業庁・官公庁・国土交通省・都道府県・市町村それぞれ補助事業や補助金が公募されています。

しかし、DX(デジタルトランスフォーメーション)の最大の課題は、本来手段であるべきDXが目的となっていることではないでしょうか。

今回は、何から手を付けて始めるかをお伝えいたします。
これは、昨年度経産省「地域DX推進支援事業」で私が県内中小企業への支援で行ったことで一案として参考にして頂ければ幸いです。


千里の道も一歩から

技術革新は止まらず永遠に続いています!それは、事業の進歩と同じかもしれません。良いものは取り入れ、革新して競争に負けず打ち勝っています。
事業の内容も、お客様のニーズに合わせ進化していきますよね。例えば以下のようなポイントがあると思います。

  • 健康志向によるヘルシー志向

  • 財布を持たないデジタル決済

  • 社会貢献しているかの判断基準

極端な例に見えるかもしれませんが、企業のベースからお客様のニーズや生活スタイルが変化することは往々にしてあることです。しかし、これはライフスタイルがデジタルベースになっている証拠です。オダギリジョーと藤岡弘。のCMでも電子決済できないのであればお店は選ばれないというのはすでに存在される現実です。

さて、それではお客様に合わせた決裁を早々に取り入れるのか!と言うのは別の問題です。その対極として、仕入れ業者や協力会社が決済は現金のみでお願いします!と言うのも同時に現実としてあります。

ここで気付いて頂きたいのは、DXとは未来や企業文化を変革と言うのがお題目ではありますが、もっと極端案ことを言うと事業の効率です。それをどこから導入して、安定した経営やステークホルダーとの円滑なコミュニケーションが取れるかにシフトすればもっとスマートな経営が出来ると思いませんか。

下のフロー図は、何から始めるか分からないという言葉(キーワード)から、図解化して順序立ててわからないポイントを絞るために作成したフローです。もし、わからないポイントがあるのであれば、行ってみてはいかがですか?

DXを何から始めるフロー図

DXを何から始めるかのフロー

塵も積もれば山となる!

事業は経営・人事・営業・経理から事業によっては製造や開発と様々な分野が存在します。また、事例も世界的大企業のモノが極端に多く、あまり参考にならないと思い込んでいませんか?

しかし、逆算してみてみるとポイントに絞って大項目と小項目的なミッションに分散化しているのが見えます。企業の目的は、売上を上げてお客様に喜んでもらい続ける事です。そこをうまく選択して順序だてて行けば良いのです。

下のチェックリストは全事業に大まかな項目をリスト化したものです。まだお悩みがあったり、DXを進捗中でも一度チェックしてみてください。
このチェックで今の悩みや始めたポイントが分かってきます。

DX何から始めるかチェックリスト

DX何から始めるチェックリスト

チェックリストを行えば、ピコーン!と気づいた人がいると思います。
そうです。18項目はA~Fに分類されて各業種に分かれています。

A:経営
B:営業
C:マーケティング
D:顧客サービス
E:財務・会計
F:人事

A~Fの各項目でチェックが多い業務から始めるのも一つの手段です。もちろん、大きな枠組みで売上向上なのか、コスト削減なのかでも選択しても良いかと思います。また、従業員からや仕入・協力会社やお客様とステークホルダーとのコミュニケーションからでもOKですが、このチェックリストで課題は浮き彫りになります。

各業種の推進に関しては、別のスレッド解説しますが、どれからかが良いのがあればコメントやDMでリクエスト頂ければ幸いです。

積もった山から見える景色は?

A~Fの各項目が一つの山にするのか、連山として上り続けるかは別問題ですが、少なくとも事業を達成すると見える景色は異なってきます。夢や希望がある人は多分このスレッドは見ていないと思いますw

経営が効率化されると、全事業に関連して特にB~Cはより明確なミッションとして生まれ変わり、D~Fはより効率化が進み内外のステークホルダーとの関係構築が生まれ変わります。まずは、それをファーストステップとして更なるステップを踏むことがDXだけではない事業の本質ではないでしょうか。
また、このようにステップを踏むことが予算を明確に立てることが出来るので背伸びせず実行することが可能です。

ぜひ、一度取り組んでみてください!

【参考】DX事例

経産省(関東経済産業局)

https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/iot_robot/digital_dx/kaseguchikara_jirei.html

【補足】DX関連補助金

今年度は、ほぼ終わっていますが次年度以降も同様の補助事業は継続される方向で進んでいます。

大事な事!

弊社では、このようなサポートを行っております。DXやマーケティングや業務改革に課題をお持ちであればご遠慮なくお問い合わせください。
ご連絡は下記よりお願い致します。


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