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#設計プロポーザル
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする#021:一次提案で求めるもの-多様な職能への要求を明記すべきか
前回、チーム体制について述べましたが、情報設計、コミュニケーション、防災・減災、専門アドバイザーといった従来はあまり見られなかった職能を含むことを要項に含めるべきでしょうか。
基本的には求める職能は要項に明記すべきと思いますが、重要な前提条件があります。それはその職能が求められてしかるべきプロポーザルであるということです。つまり、そのプロポーザルで求める設計者チームの業務が、そうした新たな職能の
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする#020:一次提案で求めるもの-なぜそのチーム体制か
一次、二次と二段階の選考・審査をするのが一般的ですが、では一次提案では何を求めるのがいいでしょうか。この話題を数回つづっていこうと思います。
一次提案で求めるものの第一要素を私はチーム体制であるべきと考えます。設計(者)プロポーザルは案ではなく、人を選ぶものです。であれば当然、まず聞きたいのはどのような体制でプロポーザルに臨むのか、この一点です。
この際、往々に設計者の体制しか記述を求めない要
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする<番外編07>「性善説のプロポーザル改革で、行政の「無駄」をなくす」
昨夏以降、自分が参加するプロポーザルに追われ、まったく記事更新ができませんでした。相変わらずプロポーザルへの挑戦は続いているのですが、この間のプロポーザルの悲喜こもごもを踏まえて、2024年はもう少し持続的に更新していこうと思います。
さて、再開1回目が番外編で恐縮ですが、私へのインタビュー記事が公開されたので先に紹介します。
新・公民連携最前線インタビュー
「性善説のプロポーザル改革で、行政の
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする<番外編06>国立環境研究所の競争不参加に関するアンケート
プロポーザルへの参加をさまざまな理由で見送ることがありますが、感心する事例がありました。
・国立環境研究所 - 令和5年度国立研究開発法人国立環境研究所新研究本館新築基本設計業務[企画競争方式]
https://www.nies.go.jp/osirase/chotatsu/kokoku/20230703I1.html
では、競争不参加に関するアンケートを行っており、「不参加とされた理由」「本
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする#017:質疑回答をどう行うか
プロポーザルを公告した後、最初の大きなステップが質疑回答(質問回答)ではないでしょうか。公表した書類の記載内容を中心に提案を考える事業者が不明点を質問し、行政サイドは回答するものです。今回はこの質疑回答のあり方を考えます。
例によって最初に、私が望ましいと考えるポイントを示します。
質疑回答は必ずウェブで公開する(メールで個別、あるいは質問者全員に同報で通知しない)
見解をあらためる勇気をも
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする<番外編06>平川市 尾上分庁舎改修工事設計業者選定プロポーザル
私が選定委員を務める設計者プロポーザルが始まっています。
・平川市 尾上分庁舎改修工事設計業者選定プロポーザル
https://www.city.hirakawa.lg.jp/shigoto/keiyaku/2023-0511-1140-13.html
選定委員会の委員長は北原啓司さん(弘前大学)です。北原さんはこれまでも数多くのプロポーザルを手掛けており、私がプロポーザルのリ・デザインを試み