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循環する土

今年の春から実験での重要な意味を持つ腐葉土づくり。

コンポスト、剪定チップと草、落ち葉の3つ。

中身は剪定チップに草を混ぜたもの。

間伐した木を専用の重機にて細かく砕いたものと、畑から出る刈り草を重ねるだけ。

あとは半年以上置いておく。

最初の1ヶ月は発熱し高温になる。
その後、少しずつ温度は下がっていきゆっくりと分解していく。
ここは自然にゆっくりと。

めくると白いカビがびっしりとついている。
分解が進んでいる証拠だ。


新しい畑の整地が完了したので、
この長い時間寝かせておいた腐葉土を使ってみることにした。

まだまだ粗い様子。
細かい草や木の枝が残っているのでふるいにかけて使うことにした。

ぱらぱらのふっかふか。
森の土の匂いする。

いくらかの枯れ草はとれなかったがそのまま使ってみる。

整地した畝の上に乗せてならす。
さらに木灰をふりかけて刈り草を敷いて置く。

これで土台は完成。


使う時は必要な部分の草だけを寄せて苗を植えるか種をまく。

そうすると、
野菜を育てながら土に養分を蓄えられる。
と思っている。

生えてきた草はそのまま畝に戻し、
集めて作った腐葉土を積み重ねていく。

少しずつ肥沃の土が積もっていく事で、
ある種森のような土壌環境になっていくはず。



そう。
これは実験。

肥料もいらない、
土も耕さない畑が実現したら
それはそれはおもしろい。