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スパジアムジャポンに行ってきた!

岩盤浴大好き、スーパー銭湯大好き人間。
同じくスーパー銭湯大好きな漫画編集者の方に大お勧めされた、東京は東久留米にある巨大スーパー銭湯、スパジアムジャポンにやって来ました。
平日です!
色んなスーパー銭湯に行ってる友人が「今まで行った中で最高かも」とまで絶賛していた銭湯。
まあ彼女は漫画好きなので、漫画3万冊読み放題を一番評価していたようにも思いますが……。
岩盤浴の数も豊富、温泉の数も豊富、そして広々としたスペース。嫌がおうにも期待は高まります。

結論

最高。
いや、ほんと。良きの一言。
確かに、これはこれまで行ったスーパー銭湯とは別格。
ただ、岩盤浴と銭湯の数が豊富とかじゃない。空間全部で癒しを与えてくる、もはやスーパー銭湯を超えたリラクゼーション機関です。
いや、マジで本当に。
ちなみに、私の滞在時間は実に10時間超え……。
朝11:30から夜10時までいました……。
サムネの写真が夜なのも、朝方は色んなところ見たり、テラスのテント内でロウリュウしたりに夢中で、写真撮るの忘れてたからです(笑)。
まさに時間を忘れる最高の空間でした。

入口から溢れるセンス

まず、値段。タオルと岩盤浴セット付きで1800円は安い。
しかも岩盤浴の浴衣が女性だと2種類あるんです!
1つはオーソドックスなセパレーツ式。
もう1つはなんと浴衣ワンピース!紫と赤の浴衣型ワンピースです。
セパレーツ式の方も黒地に紫とか可愛いし、オシャレ。センス良い。

あと、ここは全館キャッシュレスで楽しめるんです!
リストバンドにICチップが埋め込まれている式なので、それでピッピした後、クレカや交通系ICカード、IDや PayPayなどでのお支払いが可能。
ついつい使い過ぎちゃうので注意。
とまあ、入場時からテンション上がります。

屋外の森の中にいるかのような開放感

さて、入り口をくぐると、そこは森の中でした……。
とまではいかないのですが。
いきなりレストランフロアが広がっています。でかいフードコートです。
でも、見るべきところはフードコートで金を使わせようとしてやがるぜ……っていうところではなく。フードコート入り口も緑、天井からも緑と、とにかく緑に縁取られたマイナスイオン感じる空間になっているところ。
レストランは3階で、4階が銭湯、5階が岩盤浴エリアなのですが。3階から5階まで吹き抜けなんですよ!天井が高い!
しかも、温泉やリラクゼーションスペースがある側の壁と反対側。道路に面している側は全面窓!!田舎だから(←)窓の視界を遮る建物もない!まさに空と繋がっているかのように感じられます。
開放感が半端ないんです!
ビックリマークだらけで、語彙力欠落するぐらいには素晴らしい空間演出がされていました。
派手な演出はないけど、長時間いると確実に効いてくる開放感の徹底した演出。
他のスーパー銭湯ではこうはいきません。
というか、この空間演出の時点で、もはやスーパー銭湯とは全く違った存在です。

アルコール最高!スイーツも最高!

お風呂はそこそこに、昼の時間だったので、ランチを食べることに。
ビールは……緊急事態だから出してないよね……と諦めていた我々の目に飛び込んできたのは「樽生ワイン」「アサ○スーパード○イ」の文字。
私「……アルコール提供してないんですよね?」
明るい店員さん「いえ、してますよー!ご注文は何にされますか?(にこにこ)」

神かよ……

私はキンッキンに冷えた樽生スパークリング。友達は生ビールを注文しました。
樽生スパークリング美味しかったー!

と、飲兵衛なので、メニューの話もせず、アルコール提供に沸いた話をしてしまいましたが。
スパジアムジャポンさん。フードコートメニューも豊富なんです!
しかも、SAVOYとか東京の有名店も出店していたり、味も良い!
私はローストビーフ丼を、友達はグリーンカレーを食べたのですが、量も多い!
テラスでビール飲みながら美味しい食事とか、最高かと。

あとスイーツもたくさんありまして!スイーツはあまおうのかき氷とか高級路線もある中、フルーツパフェを注文。
汗をかいた体は水だけじゃなく、糖分も欲していたようで、美味しさが染み渡るようでした。

これは3階のフードコートの話なのですが、5階にもフォレストカフェとかいうのがあります。
ここでは様々なフルーツを温泉水に漬けて氷でキンッキンに冷やした自家製デトックスウォーターの飲み放題とかが販売されています。
550円で冷たくて程よくフルーツの甘味を感じる水が飲み放題です!
あとはチリポテトや各種唐揚げ、ポップコーンシュリンプといった揚げ物が売っています(笑)。
変わったビネガービールとかいうのも売っており。
ジャンクフードとビール最高ー!ってなること請け合いです。
ハニーバター?フライドチキンはぜひ一度試してみてください。
皮までカリッと揚がり噛むと皮と肉の間から肉汁が溢れてくる美味しい唐揚げに、甘過ぎないさらっとしたバター蜂蜜がかかっていて、もう本当に幸せな気持ちになれます。

今気付いたのですが、ここまで全く銭湯の話も岩盤浴の話もしていない!?
それぐらい、ご飯もビールも最高に美味しいスーパー銭湯を超えたヒーリング空間でした。

心地良く眠れるソファありすぎ問題

岩盤浴などの話をする前に、ここの最大の特徴をご紹介。

リラックススペース?漫喫?スペースの方が、岩盤浴と銭湯合わせたよりも広かったんではないか……。
そう思うぐらい、至るところに寝床がありました……。
天蓋式のベッドや揺り籠ソファーがあったり、ふっかふかの二段ベッドだったり、寝転がり式のソファーだったり、ヨギボーだったり、あらゆる種類のオシャレで寝れるソファとベッドが至る所にあるんです。
360度どこに目を向けても、遠くを見ても近くを見ても、絶対にあるソファベッドとヨギボーの数々。
写真撮ってないのが残念です。
「漫画3万冊読み放題!」を店側は売りにしているようですが、3万冊の棚が寝るスペースに埋もれてほんの少しに見えるぐらい、ソファーソファーソファーベッドベッドソファーに溢れていました。
売る所はむしろデカ過ぎるリラックススペースの方じゃないのだろうか……。超巨大ラグジュアリー漫喫withスーパー銭湯的な……。

あと、個人的にすげーなと思ったのは、中央吹き抜け付近に2階建の大きなジャングルジム?みたいなのがあり。2階には巨大な鳥籠のようなベッドを置き、その下の暗いスペースには葉っぱでもやるんですか?なビーズクッションがたっくさん置かれた雑魚寝スペースが作られていたこと。
独創的……。
鳥籠ベッド寝てる人少なかったけど、今度あそこで寝るんだ。

さて、そんな凝ったベッドとソファの山々の中、私が特に気になったのは、かなり数が置かれていた二段ベッドでした。
上の段は普通の広いダブルベッドなんですけど、下の段は、背もたれが少し持ち上がったソファー席と完全に寝れるソファーと半分に分かれていました。
あの少し背もたれ持ち上がった方ならテレワーク余裕じゃね?と思っていたら、実際何しに来たの?と言わんばかりにAirMacの画面を真剣の見つめ、ひたすらキーボードを打つテレワーク勢を結構見かけました。
いや、ほんと、何なのここ?っていう。
東京郊外のワーケーション施設かな?
もうスーパー銭湯じゃないよ。ワーケーション施設withスーパー銭湯ぐらいのコピーで売った方が売れるんじゃね?ってぐらい、仕事なうの人々を見かけました。
まあ……コーヒーも600円で飲み放題なんで。
WeWorkとかたっかいコワーキングスペース使うより、遥かにお得で、しかも確実に癒しが得られる施設なんですけども。

普通の漫喫より、何時間いても1500円(タオルなし)なので、23区内からの交通費考えても漫喫で1日明かすよりは、間違いなくお得です。
お客さんも若い若い。スーパー銭湯ではまあまあ見かける爺婆殆ど不在とか、どうなってるんだってばよ。
異次元の漫喫を体験したくなったら、ぜひスパジアムジャポンへ!

プライベートテント内ロウリュウという新体験

写真は夜ライトアップされたテントです。
テント内はサウナになっています💡
しかも焼石が置かれていて、そこに近くの蛇口から汲んできた湧き水を柄杓で注ぐことで、セルフロウリュウが出来るという!
スーパー銭湯などでもよくあるロウリュウは、割と広いスペースの中央に石が置かれ、そこにスタッフさんが水をかけ、タオルぶんぶん振り回して空気を対流させ、乾燥させ温度を上げていくというもの。
ここは狭くて気密性が驚く程にあるテント内なので、タオルぶんぶん要りません。水を柄杓一杯かけただけで一気に焼けた蒸気で満たされてもの凄い高温に!

友達ってば、最初、注意書きに一杯二杯をかけてとあるのを読まずに、桶一杯の水をぶちまけやがりまして。
火事。
テントが多分耐熱素材なんでしょう、燃えはしませんでしたが、空気が火事。
リアル火事の時は熱風で気管と肺が火傷すると言いますが、マジでそれに近い状態に。
室温90℃とかになりましたからね……。本気で死ねる……。

まあ、そのぐらい本当に高温サウナを体験できます。
テントの床は檜の板なので、檜のアロマがものすごく漂ってきて、香りでも癒されます。

ただ、一点。くれぐれも桶一杯の水を一気にかけないようにご注意くださいね!
死にかけるから!別の意味で涅槃が見えるから!(笑)

しかし、プライベートテントって良く考えたものですよねー。ロウリュウすると凄く熱くなるせいか、利用してる人も少ないのが良いところです。

プライベートテント以外にも、5階の広々としたテラスにはミストシャワーに包まれるベンチがいくつも置かれていたり、ハンモックがいくつも置かれていたり、床は芝だったりと、とにかく安らぎのスペースとなっています。
5階という高さから空も感じられる開放感。その中ハンモックに揺られる。
最高です。

ちなみに、4人まで入れるプライベートエリアを4人で2000円で貸し切り可能。安いがすぎる!

豊富ってこういうこと!充実の岩盤浴エリア

岩盤浴の種類自慢のところは多々あれど、ここ程、種類も数も部屋数もあるところは他にないのではないでしょうか?あと部屋ごとにアロマのブレンドが違って、いくらでもいれる。
ヒマラヤ岩塩のレッドホット、色んな石が混じったグリーンフォレスト、そして色んなタイプの岩盤浴がひたすら並んでいるフォレストテラス。岩盤浴数が多すぎて、1日じゃ体験し切れないぐらい!

色んな岩盤浴が並んでるフォレストテラスで、目を瞠ったのは、石に囲まれた個室があったこと!
写真はその個室。イエローオニキスの部屋です!
ここ、もう最高でした。
岩盤浴エリアは漫画持ち込みOKなんですが、個室なんで。漫画読むのもはかどるー。

ちなみに。岩盤浴もホットヨガも頑張りすぎると実は疲れるし、余りよろしくないようです。
暑い夏にへとへとになるように、温かすぎてもストレスになるんですね。交感神経優位にもなるので、その日以降も特によろしくはありません。
ですので、僕は私は熱いの得意!って人も、腹八分目ならぬ熱さ八分目で上がるようにしましょう。
漫画持ち込んで岩盤浴個室でずっと居座るとかはやめるが吉でしょう(笑)。

グリーンフォレストとレッドホットはフォレストテラスより室温は熱めで、岩盤浴温度は低めのようでした。
部屋の名前の通りグリーンフォレストは自然を意識したお部屋で、レッドホットは部屋全体ほのかに赤い色が混じった女性には好かれそうな部屋でした。
室温がレッドホットが一番熱いいうことで、この部屋が一番人が少なかったのですが、実はこの部屋の岩盤浴は低めなので、岩盤浴が多数並ぶフォレストテラスよりは居心地が良かったです。
自然と眠りにつけるのは、レッドホットとグリーンフォレストかなといった印象でした。

塩の氷山部屋でリフレッシュ

さて、熱さに耐えると却ってストレスになるということで。リラックススペースも涼しいのですが、岩盤浴エリアにはクールダウン用の部屋があります。
写真にある通り、巨大な塩の氷山がある部屋が。
ここ。室温は13度ぐらいだったかな?氷点下とか寒さに耐えるチャレンジ部屋みたく、肌が痛くなる寒さの部屋ではなく。火照った体だとずっといれてしまうぐらい、気持ちの良い涼しさに保たれています。

氷山の上の天井を見ると穴が開いてるのが見えるでしょうか?そこから氷が降ってきます。
そうです。かき氷です(笑)。
実際に穴の中覗くと、かき氷マシーンと同じく刃がくるくる回っているのが見えます。
降って来る氷を眺めているだけでも癒されます。

この部屋、混みやすいんですけれど、皆さんもスパジャポ行かれた際にはこまめにこちらでクールダウンしながら、岩盤浴続けてみてくださいね。

炭酸泉多すぎて素敵!な温泉エリア

温泉には携帯持ちこめないので、写真はないのですが。
普通炭酸泉というと1つか2つぐらいだと思うのですが、ここは気づくとここも炭酸泉!?みたいな(笑)。
外に壺風呂があるんですけど、ここがとてもGood。水が青く見えるようライトアップされている炭酸泉なんです。しかも、何故か空いていて、水の温度も低めなのでいつまでも空を眺めながら浸っていられます。

あと革新的なのがヘッドスパ風呂。
寝て頭をそらす形で頭をお湯につけるんですけど、もの凄く優しいジェット水流でぼこぼこと頭を優しくマッサージされてる感がします。美容室で頭洗ってもらってる時より優しいぐらいの柔らかさ。体勢が若干苦しいけど、寝落ちできそうでした。

塩サウナもあって。アロマ焚かれたサウナの中お塩をもみもみ。最高でした。

まとめ

騙されたと思って行ってみて!
ただそれに尽きます。
個人的にはスーパー銭湯を超えたヒーリング施設だと本気で思っています。
仕事に嫌気が差した時、人間関係に疲れた時。
ぜひ一人でここに来て、一日中ぼんやりしてみてください。
毎週火曜は岩盤ヨガも500円で体験できるので、おすすめです!
私も体験しましたが、難易度低めの30分なので、初心者の方でも十分に楽しめると思います。

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