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#001-03 バンをキャンピングカーにしようと思った理由 その3


2013年11月に購入したダコタ君。人生初のピックアップトラック。しかしトラックだけではキャンピングカーにはならない。

そう、キャンパーユニットが必要なのです!

冬の間は中古キャンパー探しには向いていない時期だから、そんな状態でとりあえずは冬を越して、翌年の春になってから本格的にキャンパーを探し始めた。シーズンに入る前や後の方が、個人売買の中古市場は賑わいやすい。

個人売買のサイトを見ると、古くてもよければ、ユーコン準州外にはかなりの数の中古キャンパーが、売りに出ている。安ければ数百ドル台から売られている。中には1970年代製のものも。注意したいのは、雨漏りがないかどうか。これだったら早々にも中古キャンパーを買って、さっさと撮影に出かけられそうかな?

前にも書いたように、ダコタ君はミッドサイズトラック。北米ピックアップトラック市場でシェアが大きいのは、フルサイズ。おのずと中古キャンパー市場でも数が多いのは、もちろんフルサイズキャンパー…。

中古ミッドサイズキャンパーも売りには出ている。ただ予算内で買える物がユーコンにはない。

キャンパーを探しに他州に行くのか? 

予算内で買える中古キャンパーは、個人売買でしか探せない。
「実物を見に行ってダメだったら、その隣町でも売ってるからそっちまで脚を伸ばせばいいや」というような具合でキャンパーは見つけられらない。早々に出かけるにはリスクが高い。うーん、困った。

ありとあらゆる個人売買サイトを探し続けた。その間、自分で木材を切り出して製作することも考えて、設計図も度々書いた。

ようやく1ヶ月後に地元ホワイトホースで、ミッドサイズキャンパーが1000ドル(約8万円)で売りに出ているのを発見!

他の人に先回りされては、この1ヶ月間の苦労が水の泡だ!と急いでコンタクト。
見た感じは古さ以外に問題点は無く、雨漏りも無いと言う。即断即決即購入!

実際にダコタ君にキャンパーを乗せてみると、車がむちゃくちゃ沈む…。
後日長距離トラックの積載量を測る施設に行って、キャンパーの重さを測ってみた。するとキャンパーだけで500キログラム以上あることが判明!
ダコタ君の積載限界は、搭乗者を含めて1720パウンド(708キログラム)だから、かなり限界に近い…。どうりで沈みすぎる訳だ…。

快適に走るためには、リアサスペンションを強化して、車の沈みを戻さないと。
これだけ重いキャンパーを積んで、安全に運転するためには、キャンパーを車に固定しないといけない。この改造もしないと。
そして古いキャンパーの内装も、きれいに塗り直したい。

ん?キャンパーに雨漏りの跡がガッツリとある!? きちんと確認したはずなのに…。
返却して、またはじめから探し直す? いやぁ、次にまた見つかるのはどれだけ先になることやら。そんなことしてたら、今年のユーコンの短い夏を棒に振る。

そうだ、この雨漏り、自分でどうにか直せないものかな?


次回、ダコタ君キャンピングカー改造計画&キャンパー改装工事編へ続く。


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