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できないことの確認≠できることの確認:模擬試験を受ける理由④【宅建士合格への道のり14〜4回目の挑戦で気づいたこと〜】

模擬試験を受ける理由(今週のテーマ)

  1. 本番を想定したテスト演習

  2. チェックポイント、中間点としての利用

  3. 復習して実力アップ

  4. できないことの確認≠できることの確認

  5. 自分の立ち位置と傾向の確認

できないことの確認の方が重要

模試を受けた時に点数や判定にばかり気を取られてしまう方が多いと思いますが、模試の場合は、受験後が重要です。試験本番では、どんなに後悔しても点数が変わることはありませんが、模試の場合は、受験後の行動で本番での点数を変えることが出来ます。どんなに点数が取れても、逆にどんなに点数が低くても本番で合格するための通過点として考えなければなりません。判定が良くても落ちてしまう人と判定が悪くても合格する人の特徴を考えてみました。

良い判定でも落ちてしまう人

点数がいいが故に油断してしまう
できた分野のみに注目してしまう
できなかった分野をそのままにしてしまう
得意分野で苦手分野をカバーできると思ってしまう etc.

判定が悪くても合格する人

点数が悪いことの悔しさをエネルギーに変える
油断することなく本番に臨める
できなかった分野にターゲットを絞る
苦手分野を把握して、苦手意識をなくす etc.

模試で点数が取れたからこそ気持ちを引き締める

模試を受ける時期にもよりますが、できることを確認して満足してしまう人は残念な結果になることがあります。社会人が受験するような資格試験の場合には、精神的に成長した大人が受験するので、感情の起伏のせいで合否に影響があることは少ないのかもしれません。しかし、模試で点数が取れたことに満足してしまい、油断をしてしまうなどということは起こりえます。

一方で、逆転合格する人は自分の弱点を正確に把握して試験本番に臨んでいることが必要条件かと思います。それから、当然ながら記憶は薄れていくものですので、模試の時にできたことが本番でも確実にできる保証はありません。油断して復習をおそろかにしていたり、気持ちが入らないままに勉強をしていると穴の空いたバケツのように知識がこぼれてしまうこともありますので、試験本番まで気を引き締めていかなければなりません。

できないことの確認方法や復習については前の記事にも書いてありますので、そちらも見ていただければと思いますが、明日の記事では、点数や判定が出た後に着目するべき点について記載したいと思います。

ここまでお読み頂きましてありがとうございました。皆様の学習の参考になれば幸いです。前回までの記事はこちらになりますので、ご興味があればお読みください。先週のテーマは、「合格までの計画は逆算思考」となります。


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