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合格までの計画は逆算思考⑤【宅建士合格への道のり10〜4回目の挑戦で気づいたこと〜】

継続する為に少しハードルを下げてみる

計画を立てる際に願望が入ってしまい実行不可能な計画となってしまうことがよくあることは以前にも書きました。自分に厳しいハードルを課すことによって、自分を律することができる人は本当に尊敬できます。しかし、あまりに厳しいハードルを設定してしまうことにより継続できなってしまう人もよく見受けられます。

どの試験でも共通していることだとは思いますが、勉強に必要なのは継続だと思います。なぜか、それは人は忘れる生き物だからです。私は、継続がとても苦手で、一過性で終わってしまうことも多々ありました。最初の数ページしか読んでいない参考書や問題集、書きかけのノートなど中途半端な状態の勉強が非常に多くありました。

勉強を継続するコツは毎日息切れするほど頑張るのではなく、少し物足りないくらいの量でやめておくことだと思っています。真面目な方ほど勉強でも全力疾走してしまいがちですが、長期的な試験ではゆっくりとジョギングをする気持ちで自分に無理のないペースで学習を進めていくことも有効です。

無理のないペースで学習を進めて習慣化してくると少しずつ勉強時間や勉強の質が上がってきます。机に向かっている時間が増えたり、問題を解くスピードが上がってくるのです。気がつくと勉強を始めた頃は全力で取り組んでも終わらなかった量の勉強を無理なくこなすことができるようになっています。

そもそも資格試験の為に久しぶりに勉強を始めた方は、机に座って勉強すること自体が高いハードルになっている可能性すら有ります。もし机に座って集中することが難しい場合は、机に座ることを最初の課題にしましょう。次に机で本を読んでみましょう。漫画や雑誌でも構いません。自分の興味ある小説やエッセイを読むことから始めてもいいかもしれません。勉強の前の準備体操として活字に触れることも有効な手段だと思います。

無理のないペースでスタートしてもゴールできる場所こそが、本当のスタートなのかもしれません。学習時間や学習期間の目安はあくまでも目安です。一般的に言われている期間、時間ですので、短い人も長い人もいます。最終的には合格すればいいので、1日の勉強時間が取れないな場合や1日の学習ペースがゆっくりな場合は、スタートを早めればいいのです。資格試験にフライングはありませんので、自分のペースで学習を進めることができます。うさぎでもカメでもどちらでもゴールできればいいのではないでしょうか。

ここまでお読み頂きましてありがとうございました。最後はかなり脱線してしまいましたが、皆様の学習の参考になれば幸いです。前回までの記事はこちらになりますので、ご興味があればお読みください。


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