見出し画像

チェックポイント、中間点としての利用:模擬試験を受ける理由②【宅建士合格への道のり12〜4回目の挑戦で気づいたこと〜】

模擬試験を受ける理由(今週のテーマ)

  1. 本番を想定したテスト演習

  2. チェックポイント、中間点としての利用

  3. 復習して実力アップ

  4. できないことの確認≠できることの確認

  5. 自分の立ち位置と傾向の確認

チェックポイント、中間点としての利用

モチベーションの維持が難しい

先週の逆算思考についての記事で、模擬試験(以下、模試)を中間点、チェックポイントとして利用することにも触れました。年に一回しかチャンスがなく長期間の学習期間が必要な資格試験では、モチベーションを維持することが難しくなります。仕事で必要だからという理由で受験する方も多いとは思いますが、自己研鑽の為や独学で学習を進めていく方にとって繰り返し同じテキストや問題集を解き続けることは、変化がなくモチベーションが維持できないことも多いと思います。

模試をチェックポイントとして活用する

  1. 模試での目標点数を決めて受験
    例)宅建業法→7割、法令上の制限→6割など具体的なターゲットスコアを設定

  2. 模試までに特定の分野の学習を終わらせるなど期限の設定
    例)6月の模試までに民法を一周させる→7月の模試までに宅建業法を一周させて、民法は2周目を終わらせる

長期間の資格勉強では、長距離走をしているような感覚になると思います。「自分が前に進んでいるのかよくわからないけれど、遠くの目標に向かって努力を続けなければならない」状況でゴールのみを見据えて勉強し続けるのは辛いものがあります。中間点やチェックポイントを設けることでひとまずそこまで頑張ろうと思える点を作ることができます。

また、結果が可視化されるのは非常に有効です。結果がどうあれ、それまでの自分の進んでいる方向が正しいのかどうかの評価にもなりますし、客観的な結果が出ることで、少し立ち止まって考えることもできます。基本的には、学習の効果は比例関数ではなく指数関数のように上昇していくと言われていますので、学習がそれほど進んでいない中で結果が出ずに不安になることもあるかもしれませんが、それを乗り越えれば成績も伸び始めます。

体験談

私の場合は、勉強開始から4年目だったこともあり、常に目標点を決めながら模試は受けるようにしていました。それでも6月の模試などは学習を再開してから日が経っていなかったので、全範囲を網羅することは難しく学習した範囲のみの出来を気にしながら模試を受けるようにしていました。ただし、常に最重要分野である宅建業法については、目標を8割から9割に設定していましたが、今振り返ってみると全く達成できていませんでした。
また、私の場合は、パニックになったりケアレスミスが多いので、取れたはずの問題を落としてしまうことが、模試を通じてわかりました。それらを修正、対処する方法を考えることによって本番では合格点を取ることが出来ました。しかし、本番の宅建業法でもど忘れして失点してしまったので、それに関しては、まだまだ甘かったのかなと認識しています。

ここまでお読み頂きましてありがとうございました。皆様の学習の参考になれば幸いです。前回までの記事はこちらになりますので、ご興味があればお読みください。先週のテーマは、「合格までの計画は逆算思考」となります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?