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映画「パリの調香師」を観て🎬

少し前にコロナウイルスに感染してしまい、その後遺症なのかここ数日嗅覚がありませんでした。
食べると甘い、しょっぱい、酸っぱい、苦い、辛いの味はわかるものの匂いが全くしないため大好きな関西の出汁が効いたうどんを食べても旨味が感じられないのがショックでした。

匂いというのは本当に重要で、食べ物の美味しさはほぼ嗅覚で感じているんだなと実感したのでした。

さて、その匂い(香り)がテーマになった映画を観ました。

かつて、世界中のトップメゾンから依頼が殺到した天才調香師のアンヌ。しかし極度のプレッシャーから嗅覚障害になった彼女は、その地位を失ってしまう。嗅覚こそ戻ったものの、以降アンヌは役所からの依頼など地味な仕事だけを受けて、高級アパルトマンでひっそりと暮らすようになる。

Googleより

調香師のアンヌは、かの有名なChristian Diorの【J'ADORE】を作ったという設定でした。
それほどにまで上り詰めた人が、仕事をするうえで一番大切なものを失うこと…想像するのも怖いくらいです。

ピアノを仕事にしている私なら聴覚を失ったり、手や指が動かなくなること…

生きていけないなと。

いや、生きてはいけるのかもしれないけど、生きる希望や意味を失うだろうなと思いました。

アンナが出会った運転手は、そんな彼女を変えるきっかけになるキーパーソンとなるのですが、以前に観た【グリーンブック】を思い出しました。
グリーンブックもまた、まったく違う人生を歩んできた二人が出会ったことでお互いの価値観や生き方を認めて互いに成長していくストーリー。


人はどんな人に出会って何を学んでいくか


それに尽きるのだと思います。

良い出会いも不運と思える出会いも、そこから何を学ぶかで成長していけるかが決まるのだと。

私もまだまだたくさんの人に出会って成長していきたいものです。


出会ってくださり、ありがとうございます。


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