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2021年度 Xデザイン学校 ベーシックコース #07 構造化シナリオ法 (11/13) 振り返り

2021年度Xデザイン学校ベーシックコース第7回目の振り返りです。


シナリオはナラティブに

ストーリーとナラティブの違いを知ることができた。(インスタの「ストーリー」機能、確かに一方通行でしかない...)

Netflixのドラマは面白いけど覚えてないという話は面白かった。
自分ごとにできる分の余白がないから一方的になって後々残らないんだろうなと思う。
また、ただ余白を与えるだけではダメで、「あるある」にならないといけない。
お笑いであるあるネタが面白いと感じるのは、自分ごと化できるからだろうか。

このナラティブという言葉、UXを理解する上で非常に重要な考え方だと気づいた。映画や小説は勿論、サービスについてもナラティブかどうかの観点で見直したいと思う。


構造化シナリオ法

今回はアクティビティシナリオとインタラクションシナリオを書き上げた。

この2つのシナリオの書き方はレンズの違いだともいえる。個人的には、価値マップからジャーニーマップを直接書くよりも構造化シナリオ法を活用したほうが価値を操作レベルに落とし込む作業がスムーズになると感じた。

また、マルチデバイス時代のインタフェース設計において目的と手段がより混同されやすい状況になることが考えられるので、構造化シナリオの考え方はより注目されると思う。実際にチームでワークを進めていくうちに、アクティビティシナリオを作成した段階で、このサービスはアプリじゃなくても実現できそうだとか意見も出た。

今思うとシナリオについて十分に理解できていなかったのだが、シナリオの存在をよく知れたことで地に足がついた感じです。


最後に

今回の授業はチームで議論できる時間も多く、操作レベルになるとやはり想像しやすいのか画面レイアウトや具体的な操作の議論がチーム内で活発に行えたのでリーダーとしても嬉しかった。
今回いただいたフィードバックに謙虚になって今後も改善を進めていくしかない。

最後になるが、今回のナラティブという言葉でようやく繋がった気がする。
共感なり感動させるナラティブにするには、「普遍的」であることもそうだが、一回目の講義から口酸っぱく言われてきたパーパスが必要になることにも気づいた。
これからの時代により強く求められる「納得感」や「意義」みたいなものとサービスを紡ぐことできるUXデザインはこれからも間違いなく大切だし、さらに好きになった。


最後まで読んでくださりありがとうございます!

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