山育ち海育ち 自然育ちで免疫をつくる (2024/9/3 #036)
子どもたちが小学生の頃の週末は 山へ行くか海へ行く生活でした
山は お父さんの櫻窯(唐津焼の工房)
海は お父さんのヨット
今回は 山の子育てについてです 画像は枝豆の種を植えているところ 櫻窯の巨大な石垣の下に畑を作りました 平地の畑!!このような場所を確保するためには 家族総出で木を伐り集めて燃やさなければなりません 山は生き物 手入れをしないと あっという間に自然に吞み込まれてしまいます
高さ2m以上はある大きな焚火 燃やして灰になると さあ次の焚火。。。 何度も何度も 燃やしても燃やしても 伐採した枝たちは無くなりません
子どもたちは 自分の身長以上はある大きな枝を引きずりながら 枝がスッキリ無くなるまで修行のように運びます
「すごーーい!炎はこわいねぇ」
「ほらほら!火の粉が飛んでくるから気を付けてよーー」
まあこんな感じで日暮れまで伐採作業をします 燃えやすい樹種 燃えやすい厚手の葉っぱ 杉の枝葉はよく燃える! 木や葉っぱの煙は白いけど プラスティックの煙は真っ黒でべたべたして恐ろしいね! 風の強い日の焚火は勢いが強くて恐ろしい! などなど学びの宝庫です
冬の櫻窯 谷川の反対側から眺めた景色です 右側奥に登り窯が見えます 右下の黒い部分は 川沿いに切り立った夫自作の石積みです
この石積みを 大きな杉の木の根が押し出して石垣を破壊しそうになったので 家族総出で切り倒しました あっ!家族総出と言っても父母と年子の4人です(笑)
父親がチェンソーを握り 私と子どもは杉に巻き付けたロープを握り 谷川にかかる橋を杉が直撃しないよう 声を掛け合いながら引っ張ります
だいたい 子どもの力で何ができる?? 「引けーー」と言われてもーーーと大声を上げながらひたすら母子で引っ張る お父さんに直撃しても大変! それ気合を入れて頑張れー
まあ よく無事に終わったとしか言いようのない命がけの伐採作業も 我が家の山暮らしには必須事項なのでありました
蛇もいればイノシシも! 板切れの下には大きなムカデ 土を掘れば大きなカエルが出てくる ネズミの死骸もモグラの死骸も 普通の感覚になりました 何もかもが本物の体験学習
直ぐ近くに山もあれば海もある 唐津の暮らし
山育ちと海育ち 両方経験した年子たちは 人生凹凸道でも大丈夫かなと思います