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壮大なランドスケープ江之浦測候所

水平線を眺めながら134号線をドライブして、江之浦測候所(エノウラ ソッコウジョ)へ。
海を見下ろす蜜柑畑だった場所に、現代美術作家・杉本博司による壮大なランドスケープがある。常に相模湾の水平線とともにある急峻な丘に点在するオブジェや建築群を気の向くまま散策する。

(石仏が点在する山道)

測候所と言っても、気象の観測をする場所ではない。
下の写真、光学硝子舞台(コウガクガラスブタイ)の左隣にある赤茶色のコールテン鋼は70メートルにわたる「冬至光遥拝隧道」は、冬至の朝陽が昇る方角に真っ直ぐのびる。この道の中から見る海は、杉本博司の海景シリーズそのもの。

また「夏至光遥拝100メートルギャラリー」は、夏至の朝陽が昇る方角に。

いろんな建築様式があって、ひとつひとつ面白いのですが、圧倒的地球を目の前にすると、どうでも良くなってしまう。ここの建築冥利に尽きるのか…笑

上の写真は、根府川石(ネブカワイシ)。
切り口は、スパッと鋭利なように見えるのですが、
石肌が優しく寝っ転がりたくなる。(寝っ転がってみたけれど、ばっちり…!)

いつか、庭に大きな根府川石を置いて日向ぼっこしたい。


江之浦測候所
神奈川県小田原市江之浦362番地1
https://www.odawara-af.com/ja/


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
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