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今週、社内で話題になった事例(コンワダさん)

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株式会社アーキロイドの社内で話題になった事例(ニュース、リリース、書籍、動画、論文などなど)のうち、いくつかをご紹介します。元記事の配信時期は必ずしも今週とは限りません。数ヶ月前…
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#AI

今月の住宅系・建築系・VR系まとめ、3Dプリンタサウナ?歩けるVRシューズ?大和ハウス、住友林業などなど(コンワダさん85週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドのコンワダです。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。今週といいつつ1カ月空いてしまったので駆け足で!(前回記事リンク) 住宅系のニュース大和ハウス、戸建ての7割を建売住宅に 収益性向上狙う  業界の雄ダイワハウスが2027年度に戸建住宅の販売棟数の7割を建売住宅にする計画を発表しました。日本は新規住宅取得の中で注文住宅が多い稀有な市場です。同社は2022年度の住宅販売棟数の7割超が注文住宅だけに、向こう

NOT A HOTEL DAO、Virtual Staging AI、ShadeMap、きゃっこぴ、池田亮司の話(コンワダさん84週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドのコンワダです。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 Virtual Staging AI 部屋の写真をアップロードすると、数秒でAIがステージング写真を作成してくれるWEBサービスです。月額12ドルから。  アメリカではステージングを専門とするインテリアデザイナーもいると聞きます。一方でデータはありませんので主観ですが、日本では新築分譲マンション以外ではステージング自体が一般的で

隈研吾がカンボジアでまちづくり、建築家vsAI、ChatGPTを賢くする呪文などの話(コンワダさん71週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドのコンワダです。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 富山の住宅メーカー×隈研吾:カンボジアでまちづくり 富山県富山市の住宅メーカー「丸和」が、カンボジア中部にあるコンポンチュナン州で日本のノウハウを生かしたまちづくりを進めています。丸和は2019年に同国に進出し、分譲住宅などを手掛けています。同国の国土は日本の約半分で人口は1,600万人ほど。近年は外国資本による開発が相次いでお

無印のインフラゼロでも暮らせる家、ChatGPT×Siri、卒業設計「ケンチCUBE」の話(コンワダさん68週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドのコンワダです。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 無印良品「インフラゼロでも暮らせる家」の実証実験を開始「無印良品の家」を展開する株式会社MUJI HOUSEが移動式住宅の実用化を目指した実証実験「ゼロ・プロジェクト」の開始を発表しました。コンセプトは『インフラ・ゼロ』、『カーボン・ゼロ』、『リビングコスト・ゼロ』、『災害リスク・ゼロ』の4つのゼロです。その実現に向けて、社会イ

商用利用可の衣服パターンライブラリ、その他AI事例多数、の話(コンワダさん66週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドのコンワダです。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 CDM Library:商用利用できる衣服のパターンライブラリ実際にライブラリを見てみましょう。 CDM Library:https://bnn.thebase.in/categories/4959089  実際にライブラリを見てみると、「型紙」と聞いたときに何となくイメージできるシャツやジャケットだけはありません。ドレスやボ

ししとうの秘密、住宅の決算・ライフスタイル・屋根、AI/GAN、その他の話(コンワダさん65週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドのコンワダです。2022年の12月17日以来の投稿です。毎回「今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します」というスタートですが、今回は…この年末年始に社内で話題になった事例を一挙ご紹介します。事例数が多いので、リンクのみやTweetの埋め込みのみのものもありますがご容赦ください。バックナンバーはこちら。 新ROOVで落水荘を再現 コンワダさんでも繰り返し取り上げてきたROOVが、フランク・ロイド・ライト設計の落水

VRシーン生成AI、Meta Quest Pro、Starlink日本でサービス開始な話(コンワダさん55週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドのコンワダさんです。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。55週目 、ゾロ目です。バックナンバーはこちら。 文章からVRシーンを作成するAI―――概要  シンガポールのNanyang Technological Universityの研究者らが、テキストからVRシーンを生成するAIを開発しました。ユーザーが入力する任意の文章に応じて、フォトリアリスティックな照明が含まれる3Dシーンを、4Kの解像度を持つHD

AI Programmer爆誕、ポリゴン数9千分の1超軽量3Dモデルの話(コンワダさん54週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドのコンワダです。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 AI Programmer 爆誕!―――概要  AI開発を手掛けるASReal(東京都目黒区)とHashLab(京都市)は10月4日、プログラミング言語を指定し、日本語で仕様を伝えるだけでコーディングするプログラミングAI「AI Programmer」(β版)を公開しました。コードを生成するだけでなく、任意のコードを日本語で解説

95%サスティナブルな建築、実寸大の間取り体験、映像・3Dモデル生成AIの話(コンワダさん53週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドのコンワダさんです。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 95%がサスティナブル建築「The Natural Pavilion」―――概要  全体の95%が再生可能なバイオベースの材料で構成された建築「The Natural Pavilion」に関する記事です。オランダにて10年に1度開催される国際園芸博覧会「Floriade Expo 2022」(フロリアードエキスポ)のために建

AIでクリエイティブは楽になるのか限界突破するのか?/農業全然サスティナブルじゃない、って話(コンワダさん52週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドのコンワダです。3連休中日、皆様いかがお過ごしでしょうか。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 ”画像の外側”を生成できる「stablediffusion-infinity」―――概要  本連載で度々取り上げてきたStable Diffusionの新ツールです。既に上記2枚の画像でおわかりのように、今回登場した「stablediffusion-infinity」は元となる画像の構図

手書きロボット、果物収穫ドローン、Figma買収の話(コンワダさん51週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドの津久井です。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 写真から筆跡を学習し、ペンで代筆するAI手書き「手書きくん」を正式リリース​―――概要  手書きDX事業を展開するエスパリアール合同会社が、AI手書きロボット「手書きくん」を法人向けサービスとしてリリースしました。ユーザーが書いた手紙から、筆跡・筆圧・文字の大きさを学習して代筆、更に送付してくれます。自分の文字に自身のない人は、書

AIが確認申請図作成!?、AI漫画「サイバーパンク桃太郎」、などの話(コンワダさん47週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドの津久井です。夏休み、いかがお過ごしでしょうか。さて、今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 その1:TransBIM=AIによる施工図が審査合格@中国―――概要 AIを活用して作成した建築施工図が中国で始めて所管部門の審査に合格したそうです。使用されたのはAI活用設計プラットフォーム「TransBIM」で、建築士がCADで作成した基本設計図と必要なparameterを入力すると、A

GUCCIの町、AI絵画詰め合わせ、家づくりプラットフォームの話(コンワダさん46週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドの津久井です。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 事例1:GUCCI Townが建設@ロブロックス―――概要  GUCCIがメタバースプラットフォーム「ロブロックス」上に、「GUCCI Town」という常設空間をオープンしました。GUCCI Townを訪れたアバターにGUCCIのアイテムを着せることができるそうです。あらゆる視点からGUCCIの描く世界観を満喫できます。 ―――

ARコンタクトレンズ、粘菌の「知性」、Connected Papersな話(コンワダさん43週目)

 こんにちは、株式会社アーキロイドの亀岡です。今週も社内で話題になった事例(コンワダさん)からいくつかをご紹介します。バックナンバーはこちら。 事例1:ARコンタクトレンズで「未来が見えた」―――概要  米Mojo Visionは、開発しているAR(Augmented Reality)用コンタクトレンズ「Mojo Lens」を装着して機能の動作確認を行ったことを同社のブログで発表した。Mojo Lensは、コンタクトレンズ上に14,000ppiの解像度で直径0.5mm未満の