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社会人10年目にしてnoteを始めた理由|自己紹介

これまで数件のnoteを投稿してきましたが、自分自身のnoteへのモチベーション確認のため、また自己紹介を兼ねて、記しておきたいと思います。

簡単な経歴

大学院まで建築で都市計画を専攻しました。その後、発注者・事業者として建築に携わる企業に新卒で入社し、10年が経ちました。

入社以来、大小様々な仕事に関わり、「自分がやった!」と思えるようなプロジェクトにもいくつか携わることができたと思っています。

アトリエ系や独立でもしない限りなかなか「自分の作品」と呼べるようなものが実現できなさそうな建築業界にあってそのように感じることができるのは、発注者の特権とでも言えるのではないでしょうか。

この間、1級建築士になり、プライベートでは子どもにも恵まれました。それなりに順調な社会人生活だったと思います。

社会人10年目の危機感

そんな考えを改める大きなきっかけになったのは、本社に異動したことです。

私が勤めている企業はいわゆるJTCと言われるようなところですが、腐ってもタイ。
その中枢を司る本社の"偉い人"たちは、さぞかし優秀な人が揃っているんだろうと思っていました。

ところが、実態は真逆でした。
その"偉い人"たちは、だいたい55〜58歳くらいのおじさんたちで固められ、その大半がIT最弱で、追随しようとすることすら諦めている人たちばかり。

「teamsのチャットで送りましたよ」と言っても「聞いてない」だの、「大事なことは直接言え」だの、挙げ句の果てには「どうやって見るの?」といった始末。

とにかく自ら学ぼうとせず、己の経験則を頼りに、それを印籠のようにかざし、「あの時はこうだった」と語るだけ。

絶望しました。

一方で、冷静に考えれば仕方ないのかなとも思ったのです。残り数年やり過ごせば、十分な退職金をもらい、グループ企業にそれなりの待遇で天下りして、円満な老後生活を送ることができるのですから。

でも自分はこうはなりたくない。常に新しいことに挑戦し、部下や後輩に新しい刺激を与えられるような人物で在りたい。

その人たちを反面教師にしようと思いました。

ところが、そう考えているうちにあることに気づいてしまったのです。

自分も同類なのではないかと。
その人たちに比べれば自分はまだ若いだけで、しかし確実に同じような道を歩んでいるのではないかと…

それが社会人10年目の危機感につながっていきます。

冒頭にも述べた通り、私は発注者という立場で建築を生業にしています。しかし、この10年を振り返った時に、自分はなにかを成し遂げ、それを人に伝え、良い影響を与えるような人物になれているのか…?

会社の看板を取ったら、自分になにが残るのか?
会社の看板を取っても、一緒に仕事をしてくれる人がどれだけいるのか?
自信がありませんでした。

会社の看板で生きてきたのなら、生かされてきたのなら、結局は自分もその"偉い人たち"と同じなのではないか。

このnoteはそんな自分への悪あがき

このままではいけない。

そう思って、小さな反抗として始めようと思ったのがこのnoteです。

きっかけは木下斉さんのvoicyです。
世の中全員が自分の言葉で発信者になれる時代。
これを活かさないのはもったいない。
とにかくまずは行動してみる。継続してみる。
新しいことにチャレンジする。

そんな言葉に突き動かされました。

自分が何者であるか、また何者になれるのかを確認するために、これまでの、そしてこれからの経験や思考を記していこうと思っています。

自分の経験にどれだけの価値があるか

一言で言えばこれが自分のnoteです。

進路に悩む高校生、建築を学び将来を考え始めた大学生、なんとなくモヤモヤしている社会人…

このnoteがそんな人たちの誰か1人にでも、なにかきっかけをつくることができたら、それほど嬉しいことはありません。

これはあくまで自分自身の棚卸し。自己満足です。
そんなしょうもないnoteですが、気が向いた時に興味を持って見ていただけたら、とても嬉しいです。

よろしくお願いします!

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