見出し画像

【ヨーロッパ一人旅】建築学生卒業旅行2010 #001 はじめに

自己紹介から

はじめまして。
私は建築設計の仕事を10年以上やっている建築士です。

建築業界で、いわゆる"アトリエ系設計事務所"と言われる事務所で働いています。

小規模な事務所ですが、量産される建築とは一味違った価値感で建築を作っている事務所でコツコツ建築を設計している者です。


昨日美容室に髪を切りに行ったら、美容師さんと海外一人旅の話になり、
偶然にもフランスの片田舎にあるロンシャン教会に2人共行ったことがあるとがわかり、その話で非常に盛り上がりました。

帰った後、あまりにも高揚した気持ちになり、旅の間に書いていた日記を引っ張り出して読み返す程でした。

私は人生初の海外旅行が、大学院を卒業する2010年冬に行った卒業旅行で、
周りからは女性の一人旅ということもあって心配されましたが、あの時本当に行ってよかったと今でも思っています。

あれから10年以上が経とうとしていますが、日々の激務からあれから一度も海外旅行に行けていません(笑)

最初で最後の海外旅行が未だに卒業旅行であることが、なお一層私の中で特別な思い出として残っています。

きっかけは、就職先の建築家である師匠が同じく学生の頃に卒業旅行として、
2ヶ月間ヨーロッパ中のモダニズム建築を見て回る話を聞いたことから始まります。
海外旅行経験が無い私がその時初めて1人で海外旅行に行ってみたいと思いました。

その日から、卒業旅行に向けてバイト代を貯め、実際に2010.2.18〜2010.3.19までの1ヶ月間ヨーロッパをめぐる一人旅に出ることになります。


道中、1眼レフカメラを盗まれるという悲劇に見舞われることになるので、
旅の前半の写真が猛烈に少ないことが悔やまれますが、
今までその時の旅の記録をまとめたことがなかったので、
少しでも誰かの何かの参考になればと、ここにまとめておこうと思い立ちました。

盗まれた一眼レフカメラと一緒にもう一台1000円もしないフィルム式のトイカメラを持ち歩いていたので、そちらの写真と、道中出会った人たちから、旅の後に送ってもらった写真があるので、そちらを中心に写真はアップしていく予定です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?