見出し画像

【自己紹介バトン #19】ECについて考えていたら10年以上経っていた話

はじめまして、ARCHETYPのCustomer Success Div.所属のmkです。
読者のみなさまにARCHETYPメンバーのことを知っていただくために、バトンによる社員紹介を行っています。

簡単な自己紹介
・30代半ば
・カメラを持って散策するのが趣味(写真は地元です)
・最近、写ルンですやポラロイドなどアナログが気になる
・美術館や博物館が好き
・旅行が好き

ARCHETYPには2020年の9月に入社したばかりですが、EC関係の仕事に10年以上携わってきました。
振り返ってみると、タイトルの通りずっとECについて考えてきたように思います。

イメージできていそうで、できない

ECのゴールって何でしょうか?
長期目標やECのサービス理念を考える時、いつも悩んでいました。
業界にいると「ECで世界をよくする」「ECでワクワクを届ける」といったスローガンをたびたび見かけます。私自身もその考えにおおむね同じです。
でも、そのために何をすべきか具体的なイメージが湧きにくく、長らくぼんやりとした概念でしかありませんでした。

振り返ってみると、その理由は大きく2つあると思います。

1、リアルとの温度感

数字や表を使っていかに費用対効果が良いことをアピールしても、リアルにユーザーの動きを感じることができないECは企業にとって優先度が低くなりがちな存在でした。
例えばカタログなどの印刷物で使う写真と、ECで売れやすい写真は異なるはずなのに、そこに力を注ぐ企業はそんなに多くありません。軽んじられているように感じ、モヤモヤした気持ちを抱えることが多かったです。
企業の大小は問わず、実店舗を重視する考えは根深く「ECで世界をよくする」ためには、その価値観を打破することは途方もないように思え、そこで思考を停止してしまいました。

でも、これは新型コロナウイルスの影響でECの存在価値が急上昇し、一変しました。まさに青天の霹靂。
突然、手のひらを返されたような反応に少し複雑な心境ではありますが、これでようやく一歩進んだんだと気づかされたのも事実です。


2、自分ごと化できていない

仕事を「自分ごと化」すると責任感が生まれる等の話はよく知られていると思います。
私は買う気がまったく無いのに暇さえあればECサイトでウィンドウショッピングしますし、生活必需品も食料品も実店舗でほとんど購入しません。
今思えばあくまでサービスを受ける側でしかなかったのですが、その当時は「自分ごと化」できていると考えていました。
アクションを起こす側の目線に立てておらず、スローガンと具体的な行動を紐付けることができていませんでした。

1つ目と同じくこれも偶然ですが、1年ほど前に地元が台風被害にあったことで今後の人生を考える機会があり、仕事に対する姿勢が受け身だったとに思い至りました。

台風被害に加え、新型コロナウイルスが重なって地元の店や施設は存続が今でも危ぶまれています。
危機を打破したい。
全国の人に地元の美味しいものを知ってもらいたい。
ECは難しそうだからと敬遠している方へ、簡単にできるとをお伝えしたい。
「自分ごと化」できたことで、具体的なアクションを思い描けるようになりました。
今はARCHETYPのクレド「ピンチはチャンス」のような逆転の発想で、「自分のECのスキルを生かして地元に貢献できる絶好の機会」と捉えています。

ECの今後について思うこと

改めて思うのは、ようやく今ECを広めていける基礎が整った状態なのではないでしょうか。この調子で私が死ぬまでにEC普及率が100%になってほしいと思っています!
その時には「ECで世界をよくする」や「ECでワクワクを届ける」は当たり前のことになり、いつの間にかEC業界のスローガンも移り変わっていることを願っています。

最後に

ARCHETYPでは、一緒に働くメンバーを募集しています。
私自身、偶然が重なって今ここにいるのですが、この記事を偶然にもご覧いただいてECのお仕事に興味を持ってくださった方は こちら まで。

もちろんECはよく分からないけどIT業界が気になる!という方でも構いませんので、お問い合わせお待ちしております。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?