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台中のB級グルメの宝庫「第二市場」に行ってきました!【前編】

こんにちは、ARCHのEitoです!
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

突然ですが、あなたは台中の第二市場(dìèrshìchǎng)をご存じですか?
台中の第二市場は、観光客にも人気なB級グルメの宝庫です!
同時にここは地元の人々が集い、昔ながらの市場文化を感じられる場所です。

確かに色々な観光サイトでおすすめされているけど、
「実際はどんな感じなの?」

というわけで、台中住みの私は第二市場に3回行ってきました!
1回きりではありませんよ!(笑)
今回は、第二市場に3回通ってみた、よりリアルな様子をみなさんにお伝えできたらなと思います!

まだ台湾に来たことのないみなさんにも、台湾にいるみなさんにも、
「こんな雰囲気なんだ!」と疑似旅行をしている感覚や、
「今度台中の第二市場に行ってみようかな」
「台湾に行こう!」
と思ってもらうきっかけになったら嬉しいなと思います!

それでは出発~!


そもそも第二市場ってどんな場所?

第二市場(dìèrshìchǎng)は、冒頭でもご紹介したように台中に位置し、地元民・観光客からともに愛される、B級グルメが集まる市場です。

そんな第二市場ですが、実は日本統治時代に建てられた市場なんです!
1917年の都市計画により立てられたので、なんと創設100年を超えています。

建てられたばかりの頃は「新富町市場」という名前を持った富裕層や日本人向けの市場で、「日本人の市場」と呼ばれることもありました。

外観を遠目から見るとこんな感じ
時間の経過を感じさせてくれるような雰囲気ですね

第二市場は建築物としても特徴があります!

「六角樓」という六角形を基調とした建物を中心として、3つの建物が放射状に伸びています。それに対応するように6本の道も放射状に伸びているので、「六條通」とも呼ばれています。

「六條通」にたどり着いたときには、
「お?どこに向かったらいいの???」となると思いますが、好きな道を選んでグルグル探索してみると思わぬ発見があるかも!?

(こればっかりは上手く一枚の写真には納まりませんでした…ぜひ現地で六角の特徴を感じてみて下さい!)

こちらはバス停を降りた
台灣大道(大通り)側からの入り口です。
壁に描かれている絵にもご注目!

第二市場は台鐵(台湾鉄道)の台中駅から1km(徒歩で15分ほど)の距離に位置しています。そのため徒歩で向かうことが出来ます!

また、台鐵(台湾鉄道)の台中駅や台湾大道という大通りからバスが多数出ているので、バスに乗って「第二市場」駅で下車しても同様に到着します!

第二市場の位置については下のリンクを参考にしてください!

第二市場訪問記#1

さあ、初の第二市場。
どんな感じなんだろう、わくわく。
第二市場バス停からてくてく歩いて第二市場に入っていくと、目の前に飛び込んできたのはご覧の行列!

おぉ、、!
確かにもうすぐ夕ご飯時だったので、
買いに来ている人が多かったです

友達からおすすめされて行ってみたいと思っていたお店は、ちょうど営業時間外だったので、私も台湾人の行列文化に習ってこの列に並びます。
実は、台湾では「愛排隊(àipáiduì)=行列好き」という言葉があるように、結構色々なところで行列を作っているのを見かけるんですよね。

なので、人がたくさん並んでいるところは美味しいことが多い。もしくはそう判断して適当に並んだ人たちが連なった行列の可能性も?
並んでみて下さい(笑)

李海魯肉飯

私が並んだこちらのお店は「李海魯肉飯(lǐhǎilǔròufàn)」です。
台湾グルメといえば、魯肉飯(ルーローハン)が思い浮かぶという人も多いのではないでしょうか?

今回は魯肉飯を1つ注文しました。1碗70元(約315円)でした。

どどん!と、この迫力!

お肉は箸でほぐれるほど柔らかく、漬物がアクセントになっていました!
そして何と言っても、秘伝のタレが美味しい!

ですが、写真を見て思った方もいるかもしれません。
「正直、脂身の部分多くない…?」

そうです、今回はなかなか脂身の多い部分が当たりました。
もっと脂身が少ないこともありますが、その時によって差があると思います。(ピーク時じゃなければ、脂身が少ないものをリクエストできるかもしれませんが)

後ほど調べてわかったのですが、何やらこの第二市場では、魯肉飯=一般に言う「爌肉飯kòngròufàn(角煮)」だということです。
もし、一般的なそぼろ肉の魯肉飯が食べたい場合には「肉燥飯ròuzàofàn」を注文しましょう。さっぱり食べたい人はこちらがおススメ。


食べ終わったので、ぶらぶらと市場を歩きます。
すると冒頭でもご紹介した、六本の道が集中する「六條通」にたどり着きました!

何やら向こう側に人が集まっていますね
見えている方とは反対側には他の五本の道があります。

写真の道をまっすぐに歩いていくと、見えてきたのは老賴紅茶というお茶のお店。

老賴紅茶

老賴紅茶は、ここ第二市場で創業して半世紀ほどの歴史を持つ有名店であるようです。
今回私は、一番スタンダードな「老賴紅茶」を頼みました。
一杯三十元(約135円)とお手頃ですね。

ポートレートモードになっていたのか
メニュー表などある背景ぼやけてます、、

お茶のいい香りがする、伝統的で素朴な味わいでした!
先ほど食べた魯肉飯の脂っこさも、スッキリ!

そんな感じで一回目の訪問終了~



いかがでしたか?

今回は、台中の第二市場ってそもそもどんなところなんだろう?という内容を中心に、1回目の第二市場訪問の様子をお届けしました!

実は第二市場が日本統治時代の建築だったということや、第二市場における魯肉飯のことなど、発見がありました!

しかし、第二市場の魅力はまだまだこんなものではありませんでした!

後編につづく!

執筆:Eito

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