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米国長期金利にはまだ上昇余地がありそう | 米国債

投資猫レイです。

米国長期金利の水準は、マクロ経済やリスク資産のバリュエーションにとって重要な意味を持ちます。

長期金利の水準は、全ての経済活動や資産価格のバリュエーションの基礎となるものです。したがって、米国長期金利の見通しを適切に把握しておくことは、投資家にとって必要不可欠です。

今回は、米国長期金利の今後について考えます。

まず、最近の米国長期金利の推移を振り返ります。

下のグラフは、米国長期金利(米国債10年利回り)の推移を示しています。

米国長期金利は、昨年急上昇し、一時は4.20%を上回りましたが、その後はリセッション懸念などを背景に低下に転じ、現在は4.00%を下回る水準で推移しています。

Source, WSJ Markets

今後の米国長期金利は、長期的には、上昇する可能性が高いと考えています。理由は、主に、2点です。

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