読書感想文(74)J.K.ローリング作、松岡佑子訳『ハリーポッターと謎のプリンス 6-Ⅲ』

はじめに

こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回はハリーポッターの続きです。
「謎のプリンス」の完結編です。

感想

今さっき読み終えたところなのですが、正直ちょっとショックを受けています。
まさかこんなことになるとは……。

「謎のプリンス」の2巻目を読み終えた後、寝る前に少しだけ読もうと思って結局最後まで読んでしまいました。
前回の感想で少し冗長で退屈を感じたと書いたと思いますが、今回は全くそんなことはありませんでした。
それに、今思い返せばあの2巻目は必要だったし、なんならもっと冗長であってほしかったとさえ思います。

印象に残ったのは、ダンブルドアがハリーに予言の話をしていたところです。
予言というのは、それに従って何かをしなければならないということではない。ただし、予言の通りになろうとしている。それに背を向けるのも自由。しかし予言を重視している人もいる。
ハリーはそれについて、「死に直面する戦いの場に引きずりこまれるか、頭を高く上げてその場に歩み入るのかのちがい」であり、それは「天と地ほどにちがう」と理解します。
読んでいる時はここが何故引っかかったのかわかりませんでした。
今考えてみると、心構えのようなものを学ぼうとしていたのかなと思います。
現実で当てはまるような状況は今ぱっと思いつきませんが、いつかこの考え方が自分の中で活きる時が来るような気がします。

おわりに

次からはついに最後の「死の秘宝」 です。
正直どうなるのか全く想像がつきません。楽しみというよりは、少し不安な気持ちが勝ります。
とはいえ、読むつもりではあるので、またnoteに感想を書いていきたいと思います。

というわけで、最後まで読んでくださってありがとうございました。

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