読書感想文(217)青柳碧人『むかしむかしあるところに、死体がありました』

はじめに

こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回読んだ本は、本屋さんで平積みされていて、思わず買ってしまいました。
青柳碧人さんの作品は初めて読みます。

感想

面白かったです。
この本は昔話を元にした5作の短編ミステリーです。
それぞれのタイトルが「一寸法師の不在証明」「密室龍宮城」など、もうこれだけで面白そうですよね。

一応、推理をしてみたのですが、「一寸法師の不在証明」は全く歯が立たず、「花咲か死者伝言」は推測はある程度当たったものの証拠は最後まで明かされない(推理できない)形式、「つるの倒叙返し」はこれまた全然別の意味で驚かされ、「密室龍宮城」は結構本気で考えたけれど真相には辿り着けず、「絶海の鬼ヶ島」では犯人は推測が当たった一方で証拠集めやその他の真相は読み解けませんでした。

ミステリーなのでネタバレは無しで、この辺りで終わっておこうと思います。

おわりに

とても読みやすくて面白かったので、また青柳碧人さんの本を読んでみたいと思いました。

ということで、最後まで読んでくださってありがとうございました。


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