旅の記録(2)「熊本(前編)」(2023/08/12〜08/15)
はじめに
こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回は旅の記録です。
大学時代の友人と熊本旅行に行ったので、書いておこうと思います。
一日目 移動(青春18きっぷ)
旅は移動から始まる。
というと、ちょっと格言っぽい?
始発で出発し、16時間以上かけて、日が暮れてからなんとか到着しました。
この日は移動だけで終わりました。
二日目 県立美術館と阿蘇山と馬刺し
二日目は友人と熊本駅で12時集合だったので、午前中に熊本県立美術館を訪れました。
以下、いくつか特に覚えておきたいことを箇条書き
メモが思ったより長くなってしまいました。
博物館・美術館系は別の記事にまとめて、リンクを貼る形にした方がいいかもしれません。
さて、今回は美術館の記録ではなく旅の記録です。
12時頃に全員集合。
この緑に関して、先日訪れた白神山地と比べると、とても明るく感じました。
白神山地は深緑、阿蘇山は黄緑のイメージです。
こういう自然を実際に体験できたのはかなり良い経験だと思いました。
そういえば途中、草千里ヶ浜という所を通りました。
見た瞬間、「草の生えた鳥取砂丘だ」と思いました。ほんとにめちゃめちゃ似てるんです。
こちらは今回時間がなくて行けなかったので、また今度行きたいです。
この後、駅近くのホテルに帰ってこの日は終了。
めちゃめちゃ充実した一日でした。
三日目 熊本ラーメンと熊本城と熊本市現代美術館
この日は10時にまったりとチェックアウト。
熊本城は観光案内が充実していて良かったです。
築城主の加藤清正は、歴史に疎い私でも名前を聞いたことがありました。
豊臣秀吉に仕え、柴田勝家との戦いで活躍し、「賤ヶ岳(しずがたけ)の七本槍」と呼ばれる槍の名手の一人だそうです。
印象に残っているのは熊本城の堅牢さです。加藤清正は築城経験が豊富だったそうで、色んな工夫があったようです。
具体的に覚えているのは、武者返しや算木積みです。
それはともかく、築城経験豊富って、冷静に考えるとすげえな、と思いました。
この日も熊本城の色々を見る度に「やっぱ築城経験積んでるからな〜」と内輪ネタで盛り上がりました。
以下、ネットの歴史まとめ
個人的には、iPhone日本上陸より初音ミクの方が早いことに驚きました。
この後、同じく熊本市現代美術館でやっていたもう一つの展示を見ました。
武内明子さんの「空っぽと詩」というタイトルです。
解説パネルによると、「空っぽ」とはさまざまな可能性を呼び込むもの、詩とは空っぽから生み出された色や形やタイトルなど、だそうです。
また、写真は撮っていないのですが、作者である武内明子さんの日記帳が展示されており、とてもエモかったです。
小学三年生の日記帳なのですが、
「何を書いていいかわからない」→「次からはちゃんと書こう」→「次からちゃんと書こうと書いたから書くけど、そんなこと書かなければよかったと心の中で思いました」
とこんな風に書かれています。
そして、それに対して先生が赤ペンで丁寧にコメントをつけておられます。
「そうやって一生懸命考えているのがわかるからそれでいいんだよ」と。
そしてエモいのが、その日記帳を十八年ぶりに見つけた作者が、また日記帳を書いて、先生に提出したそうです。
「また何を書いていいかわかりません」という内容に対して、「また持ってきてくれてありがとう」という先生の赤ペン。
また、小学三年生の時に「トマトが嫌い」という内容に対して先生が「いつか好きになれるよ」とコメントしていたのですが、大人になってからの日記で「本当になりました」と書かれていました。
その後も先生とのやりとりが続き、その一冊を終えるのに三十一年かかったそうです。
私の文章が下手で上手く伝わっていないかもしれませんが、心の奥の片隅が震えるような感じで、涙をこらえながらの鑑賞となりました。
最後に武内明子さんの言葉を引用して終わります。
この視覚的イメージは何か参考になりそうだと思いました。
おわりに
かなり長くなってしまいました。
後編は旅行最終日、草枕の道編です。
こちらは小説が書けそうなほど色々あったので、忘れないうちに書きたいと思います。
ということで、最後まで読んでくださってありがとうございました。
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