【30分読書24冊目】リモートワークのコツ

こんにちは!

リモートワークを始めている会社が増えてきていますね。
自分が勤めている会社でも、徐々に対象者が増えてきています。

リモートワークにおける良い働き方について、まだまだ世の中に知見が少ないと思います。
業務内容だけでなく、企業の文化や、個人の作業環境が大きく影響するので、なかなか難しいですよね。

今回は、そうした貴重な知見がまとめられた書籍を初めて見つけたので、読んでみることにしました。

リモートチームでうまくいく

https://www.amazon.co.jp/dp/4534053428/

今回読む目的は「リモートワークで参考となる良い方法を見つける」です。

30分で読む

① スマホのタイマーを30分にセットしてスタート
② 「はじめに」のような部分で著者が伝えたいことをざっくり把握
③ 目次で気になるところにチェックをつける
④ チェックしたところ「だけ」を読む
⑤ 知らなかったこと、気づきを得た部分に線を引いたり、感じたことや、やると決めたことを本にメモする
⑥ 30分経ったら途中でも終了

気づいたこと

・リモートチームを取り入れることで、会社に所属することで得られる安定した仕事と、切磋琢磨しつつ助け合える仲間の存在、そして自分の好きな場所で働ける自由の両立を実現することができる
・リモートチームのメンバー同士は発注ー外注の関係ではないので、オフィスにいるときと同じように、いつでも相談や雑談ができて、ときには利害関係を超えて助けあえるかどうかが非常に重要
・チャットは即時性、つまり素早いレスポンスが要求される。長い文章で一度に伝えるよりも、相手とのやり取りのなかで実際に会話するように伝えていく(→即時性が保証されない場合、チャットツールでも文章に注意が必要?)
・オフィス内にいれば、その人が仕事をしている様子が見えるが、リモートでは、何か発信していなければ、やがて存在しないのと同じになってしまう。この「存在感」をどう演出するかが問題
・オフィスにあってリモートになかったものは「存在感」と「雑談」
・実際にオフィスに出社することを物理出社、リモートで出社することを論理出社と呼んでいる
・チームであるということは、利害関係を超えてお互い助けあえるかどうかが重要。そこで、いつでも相談できるようにするために、働く時間を揃えている
・リモート飲み会は1人だけ環境が違うような「置いてけぼり」を作らないこと。また、人数が多いと込み入った話ができなくなるので人数を限定したほうがよい
・仕事上の信頼は一緒に仕事をすることでしか築くことはできない。離れていても一緒に仕事をする仲間という感覚を共有するには、お互いの仕事の成果を目に見えやすくすること
・フランクに、だけどお互いに経緯を持って接し合うという企業文化が、リモートチームに不可欠
・リモートチームでこぼれ落ちやすいのは、働く人の感情を共有する時間
・誰かが誰かを管理するような仕組みはリモートチームには向いていない

やること

・雑談できる環境を作る
・物理出社/論理出社など、リモートワーク用の言葉で自社と親和性の高いものを探して使ってみる
・自己管理できるような仕組みを考える
・お互いの存在が感じられるような仕組みを考える

感想

自分は一人で黙々と仕事に打ち込めるタイプで、雑談を好んですることはありませんでした。
雑談の有用性も知ってはいたのですが、誰かがやっていれば、自分は積極的にはやらなくてもよいかなというぐらいの考えでした。
しかしリモートワークでは、これまでやっていた人ができなくなってしまいます。
なるほど確かに、こういった環境を用意することにも気を配る必要があるなと気付かされました。

また、信頼や自主性といったキーワードも意識させられました。
リモートワークではお互いの信頼が大前提です。
自分としては、マイクロマネジメントは避けたいですが、管理側としては「これまでと違う環境でしっかりパフォーマンスを維持できるか」という不安も出てきます。
そこで、そういった悩みも共有することと、お互いが存在感を出し合い、良い緊張と自主性が保たれるような仕組みも作っていきたいと思いました。

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