何でも言い合えるカップルは、本当に長続きするのか?

電車の時間が長く暇なので、また恋人のことでも書こうと思う。

7年もの間、一度も別れることなく交際が続いている背景に、なんでも言い合える関係というのがある。

このなんでも言い合える関係について、最近ツイッターで話題になっていた。

しかし、それは「ブスとかお互いに言い合える関係の方が長続きする」というもので、私たちカップルの関係性とはかなり異なっている。

というか、なんでも言い合えるという意味の中に、悪口や貶し言葉を入れ込んでしまうのはどうなのだろう、とそのつぶやきを見ながら考えた。

私たちカップルが持つ、何でも言い合える関係の中に、互いを貶す言葉は入っていない。
特に容姿に関しては皆無である。

やはり正面から向き合う人間に対して、しかも関係を長続きさせたいと思う相手に対して、容姿を貶す言葉というのはあまりにも非礼だと思う。
もし恋人に面と向かってブスなどと言われたら、その場ではっ倒す自信がある。

少し話が逸れたが、私たちの中での何でも言い合えるというのは、要は互いへの依存と甘えのことだ。

あまり聞こえは良くないかもしれないが、これがあることで少なくともわたしは精神状態の安定を保つことができている。

具体的にいうと、褒めて欲しいときは正直に伝える。寂しい、会いたいなどの気持ちも正直に伝える。

「今日頑張った!褒めて!」
「えらい!!ほんとにすごい!」

「寂しい!会いたい!」
「わかる!次の休みはどんな感じ?」

これである。

伝えることで、相手の気持ちを汲み取って、とにかくべた褒めするし、自分も会いたいという気持ちがあることを伝え、次はいつ会えそうかという相談まで進んでいく。

気持ちは言葉にしなければ伝わらず、いくら長く付き合っていても、察することなど出来はしない。

しかし、長く付き合っているからこそ、互いの気持ちを素直に吐き出せる関係を作っていけるのだから、それを利用しない手はないと思う。

わたしも初めからこれができていた訳ではなく、付き合った当初や3年目の頃はうまく気持ちが伝えられずにメンタルはどんどん弱っていった。

もっと早く素直になっていればよかったと、今思い返すとしみじみ思うが、少なくとも今は安定を手に入れたので良しとする。

もやもやを抱えるカップルの皆さん、理由はいろいろとあるだろうが、一度自分の根底にある気持ちを素直に伝えてみてはどうだろうか。

#日記 #ゆるnote #エッセイ #恋人 #恋愛

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