やっぱり接客が好き。

と思うことがあった。

界隈でちょっとバズっている?、
Twitterのお腹が空いていないお客様のツイート。

ちょっと探したけれども見つからないが、
目にした人は多いと信じている。

このツイートを見て、
店員さんの気持ちもわかるんだけどなんか違うんだよなー
という感想を数日前だけど当時思った。

や、そうなんだけどさ、それお客さんに言うのは違うんだよ。

というモヤっとした感情で、
でも心のどこかで対お客様の回答としては絶対違う。
でも気持ちとしてはほぼほぼわかる。
ただじゃあなんて答えたらよかったのか、
そこだけがわからずモヤモヤしていた。

そしたら昨日「お腹が空いていないお客様」をnoteで見つけ、
言葉にできなかった自分を棚上げして、
そうそうこれ!こうなの!とテンションが上がり、
読み終わったときにちょっと泣いた。

あんな風に思っていて、
かつ丁寧な言葉に置き換えることができる人がいることがうれしくて。
そしてあんな風に言葉にできなかった自分が悔しくて。

だいぶ夜更けに読んだのだけれども、その後よくよく思い出してみると、

明らかに身の丈に合ってないお店だったのに、
とても丁寧に接客をしてくれて、
試着もさせてもらい、
とても気持ちのいい思いをしたことがあった。
確かにお店を出た後恥ずかしくはなく、
チャンスがあればまた来ようと思えた。

もしかしたら接客にも価値があるのかもと思った原体験かもしれない。
※10代後半の頃の思い出です。新宿伊勢丹でした。

思えば飲食店でも似たような接客を受けていたのかもしれないと、
思えば思うほどもしかしたらあのときも、じゃあもしかしてあのときも?
とどんどんどんどん出てきた。
特に自分はお酒を飲むときはあまり食べないので、
イタリアンならお酒とアペタイザーをひたすら繰り返し、
メインを飛ばして最後にパスタかリゾットで終わり、ということが多い。
いつもお店を出た後にいいお店だった今度は通しで食べに来たいと思う。

やっぱり言葉にできないのだけど、
来店したお客様に楽しんでいただく、
また来たいと思っていただく、
そういうプラスの感情の中に、
もともとお店が想定している価値をのせていく?まぜていく?
って言ったらいいのか。

結局お客様はお店がなければ服は買えないし、ご飯も食べれない。
お店はお客様がいなければ売上が上がらない。
それは商売の基本というか前提であって、
そのうえでお互いが尊重しあうというか、認め合うというか、
どっちが欠けても成り立たないというか。

やっぱりうまく言えない。

でも自販機で130円入れて飲み物を買うのとは、
決定的に違う何かがそこにあって、
それは商品を介して人と人が接するからこそだと思う。

そこってすごい面倒くさいし、大変だし、嫌厭する人もいると思う。
そういうやり取りが苦手な人もいる。
でも、でも、やっぱりそのやり取りが大事だと思うし、

そのやり取りが好き。

スーツを売っていたころのことも思い出したし、
これからもずっと大切にしていきたい気持ちであることに間違いない。
この「人と人の直接のやり取り」を大事にして仕事をしたい。

伝えたいことばっかりで相手が見えなくなっちゃうのも違うし、
相手のことばっかり考えて伝えたいことが見えなくなっちゃうのも違う。

自分の想いと相手の気持ちと接しているからこそ両立できる。
そんな風に思う。

もう最初に考えたゴールと全然違う。
こっから会社の規模と手応え的な話に持っていきたかったのに。

でもまた書きたいこと(=想っていること)が出てきたのはよい傾向。

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