泉瀧 新

イラストレーター:イラストレーション青山塾21.22期修了 主に、描いた作品に関して書いていきます。 少しずつ掲載していきます。よろしくお願い します。 https://www.arataizumitaki.com

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    小説「あん」の装画を描いた時、考えていたこと。

    東京装画賞というイラストレーションのコンペで入選した、ドリアン助川さん著「あん」の制作過程を備忘録的にまとめました。 あらすじ この小説は、町の小さなどら焼き屋に、働き口を求め、徳江という高齢の女性がやってくるところから始まります。彼女の作るあんのおかげで、店は繁盛しますが、徳江がハンセン病患者だという噂が流れると、客足は急に途絶えてしまうのでした。 読み進めていく内に、かつて、「らい病」と言われ、罹った本人だけでなく、その家族も偏見の目を向けられた時代、「らい予防法」

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      • 初めて、文芸誌のお仕事をして、はっとしたこと。

        2021年1月16日に発売された文芸誌 集英社「小説すばる2021年2月号」にて、相川英輔さんの短編小説「さかさまの洗面器」の扉絵と挿絵を描かせていただきました。僕にとって、初めての文芸誌でのお仕事で、編集者の方に意見をいただきつつ、進めた流れをまとめておきたいと思います。 今回の扉絵、挿絵を描かせていただいた小説「さかさまの洗面器」は、銀行に勤める平凡な女性が、ふとしたきっかけで始めた秘密の習慣によって、予想外の騒動とささやかな奇跡を起こす優しい短編小説です。 下記はゲ

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        • 【制作過程】夏目漱石「坊っちゃん」の装画

          イラストレーションのコンペティション、「ギャラリーハウスMAYA装画コンペVol.20」用に作品を制作しました。このコンペでは、4作品まで出品が可能で、そのうち1作品は課題図書の装画を描くことになっていたので、私は、夏目漱石の「坊っちゃん」の装画を描くことにしました。 初めに「長く多くの人に読まれてきた夏目漱石の『坊っちゃん』の新しい装画とは?私だからこそ描けるものはなんだろう?」と考えました。今までの坊ちゃんの装画を書店やネットで確認してみると、明治の書生風の恰好をした主

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          • 雑誌「&premium」 web版5月のイラストレーションを担当しています。

            毎月1名のイラストレーターの方の作品を、毎日1枚ずつ アップしていく連載「&ILLUSTRATION」にて、2020年5月の一か月間を担当しています。 下記よりご覧いただけます。 https://andpremium.jp/illustration 日常の風景やものをモチーフに制作した作品をセレクトし掲載して頂いております。 なかなか外にでたり、人に会うのも難しい状況なので、少しでも気分転換になれば幸いです。よろしくお願いいたします。

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            泉瀧 新

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            香港の出版社様に作品をご紹介いただきました。

            HIGHTONE PUBLISHING​  http://www.hightone.hk/. 様より出版された”Story Power of Illustration” にて作品をご紹介いただきました。この書籍は、ストーリー性のある作品を描いている世界中の若手作家の作品を集めたもので物語を伝えるイラストレーションの力を読者に知ってしほしいと出版されたそうです。 私自身、1枚のイラストから、その前後の物語を想像し楽しんでもらいたいという考えで、描いてきたので、まさにその部分を

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            第6回東京装画賞 入選作品の制作過程

            2019年10月に募集が行われた東京装画賞に、角野栄子著「魔女の宅急便」の装画作品を出品し、入選することができました。今回はこの作品を仕上げるまでのプロセス、特に作品の元となったアイデアについて書きたいと思います。 今回、この東京装画賞では、課題図書が設定されており、その中の児童書「魔女宅急便」を描くことにしました。 一番初めのラフでは、スタジオジブリの映画のイメージが私の中で強かったのもあり、ほうきに乗ったキキが空を飛ぶシーンばかり考えていました。そのシーンで何度も角度

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