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厨房を通り抜けて逃げるシーン愛好家であるとともに、誕生日を祝うシーン愛好家でもあるとい…

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厨房を通り抜けて逃げるシーン愛好家であるとともに、誕生日を祝うシーン愛好家でもあるという。

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    散歩しながら撮った写真です。

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    • なぜニュースを見るのか

      東京ポッド許可局「なぜニュースを見るのか論」を聴いて、いろんなことを考えた。 あらかじめ書いておくがこの文章はたぶんまとまらないと思う。ただ最近読んでいた本とかなんか印象に残っていたこととか、関連するなにかしらがこのラジオをきっかけにうっすら繋がりそうな感じがしたので、箇条書きみたいになるかもしれないけど、ちょっと書いとこうという感じだ。 私は2023年の年末ぐらいから𝕏(新ツイッター)をほぼ放置して某SNSに移住しているのだけど、この番組中でタツオ(敬称略)が言っている

      • よ〜し、人生の伏線を回収するゾ〜

        Netflix映画『ちひろさん』を観ました。 登場人物みんなの人生がこの映画の前にもあって、この映画の後にも続く感じがするというか、そういう作りかたをしているところがとてもいいな〜と思いました。 これは、人物の背景や過去を極力描かない。説明もしない。エピソードをきれいにまとめない。これからどうなりそうかも極力匂わせない。そういう演出によるものだと思います。 なぜそういう演出をしているかというと、僕らが経験している日常は、そうやってできているからです。僕らには過去も未来もなく

        • コンビニの水よりは高いけど、うちは会員価格でまとめ買いしてるから。

          (※映画『星の子』のネタバレがめちゃくちゃあります) 最近『星の子』という映画を観まして、僕はすごくいい映画だと思いました。でもFilmarksの感想をざっと見たところ、そんなに点数が高くない。まあそれはいいんです。映画なんて好き好きですから。ただちょっと気になったのが「ふわっとしたラスト」「モヤッとしたラスト」というようなことを書いている人が多いなということ。 僕はちひろの意思を感じる、希望のある終わり方だと思ったので、「ふわっとしたラスト」と思う人が多いのがちょっと意外

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          頭に酢の湿布

          ドストエフスキーを読んでいる。 今読んでるのは『悪霊』っていうやつで、5大長編のひとつとされている。読んだことがある人はわかると思うけど、ドストエフスキーの小説はまず登場人物の名前が覚えられないし、ずっと何の話をしてるのかわからないまま読まされる苦痛の時間があるしで本当に大変だ。今下巻の後半に来ていて、まあここまでくるとさすがに何の話をしてるのかはわかるのでようやく楽しく読めるようになってくる。とはいえここまで来るのが大変で、A4の紙に5枚分のメモを取りながらやっとここまで

          頭に酢の湿布

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          散歩写真20210723

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          散歩写真20210710

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          菅田将暉が勝手に買ってきたしらす丼

          『花束みたいな恋をした』という映画について、ひとつ書き残しておきたいことがあったのを思い出したので、書きます。ネタバレあるっちゃありますが、内容の話というよりテクニックの話なので、まあいいでしょ。 それはなにかというと、食事シーンです。 ちゃんとした映画の食事シーンにはまず間違いなく意味があります。なので食事シーンに注目しているといろんなことがわかるのです。中でもこの映画は特に食事シーンをうまく使っていました。うますぎてやりすぎなぐらいです。 では、彼らがなにを食べて飲ん

          菅田将暉が勝手に買ってきたしらす丼

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          散歩写真20210328

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          散歩写真20210327

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          散歩写真20210320

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          ギリ耐えた

          今日の打合せはしんどかった。先方が「全然予算ないので、正直学生レベルでいいんですよ」と言い出した時は「じゃあ学生さんに依頼してください」と言ってTeams落とそうかと思った。僕ひとりだったら多分そうしてた。プロデューサーがいたからギリ耐えた。こんな仕事をやらなくてはいけないのか。おれはその程度の人間なのかと思ったら情けなくてしょうがない。

          ギリ耐えた

          徳を積んだ話

          東京の青山というところで打合せがあった。青山といえばやはり思い出されるのは高田渡の『銭がなけりゃ』だろう。 ♫ 東京はいい所さ 眺めるなら申し分なし 住むなら青山に決まってるさ 銭があればネ! いい歌詞ですよね。Spotifyに高田渡版がなかったので曽我部恵一と後藤まりこのカバーを貼っておきます。変なカバーだなこれ。 それで若者とふたりで先方から帰るとき、僕は妻にキルフェボンを買って帰ろうと思いそれを若者に言ったところ、若者はキルフェボンを知らず、なんですかソレはと聞い

          徳を積んだ話

          ひとりで納得した話

          『花束みたいな恋をした』を観てきまして、家に帰って仕事してたんですが、しばらくして急に「あ〜、そういうことか」とひとりで納得したことを書きます。 「じゃんけんで石が紙に負けるのがおかしいと思う」 「バールのようなものって言葉おもしろいよね」 「結構マニアックですよと言っときながら『ショーシャンクの空に』を出すやつ痛いよね」 「女の子に花の名前を教えてもらうと、その花を見るたびにその子のことを思い出すことになるんだよ」 ここらへんの話、なんか違和感あったんですよ。坂元さんっ

          ひとりで納得した話

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          散歩写真20210227

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          散歩写真20210223

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