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#9 『どこでも誰とでも働ける』要約

おはようございます。GWも残すところ二日。有意義に時間を使いたいものです。

さて本日はこちらの本を要約していきたいと思います。

転職を視野に入れて行動し始めたため、メルカリでポチりました。

著者の尾原和啓さんは転職を繰り返しまくり現在13社目という驚きのキャリアの持ち主。体験談からくる話はとても説得力があり、どの項目もなるほどと思わされた。

張り切っていきましょう。

はじめに いま起きている3つの大きな変化

変化1 社会やビジネスが、いっそうインターネット化する
→個人の働き方は、多くの人と企業と対等(フラット)の関係で繋がり(リンク)、知識や成果を分け合う(シェア)形になる。
変化2 これから仕事で活躍できるのは、プロフェッショナルだけになる
→プロとして公言することで多方面からの信頼を得る
変化3 会社と個人の関係が根底から変わる
→人生100年時代、AI化の波がもうここまできている

第1章 どこでも誰とでも働ける仕事術

1 自分からギブすることがインターネット時代の大前提
→直接的な見返りを求めず、ギブしまくることで信頼を獲得
2 自分がもつ知識はできる限りオープンにしたほうが得をする
→オープンにすることで、自分の知識を他人の視点で捉えることができる。
また、信頼を得ることにも繋がり、WINしかない。
3 グーグルが最高のブレスト相手になる理由
→多機能を用いて情報をインプット
4 圧倒的に効率のよい本の買い方と読み方
→同じ分野の本を一気に買いあさり、一冊5分ほどでパラパラ読む。その中で引っかかるワードや納得を感じ、理解が深まる。
5 これからの仕事の原則は失敗を前提とした「DCPA」
→Doをしまくる。企業に縛られる時代からすると、失敗のコストはかなり小さくなった。何度でもトライできる時代だからこそ、みんなと違うゲームにいくことで競争が少なく勝ちやすくなる。
6 「試行回数をどこまで上げられるか?」が勝負を分ける
→5プロセスを繰り返しまくる。
7 リクルートが大事にした「OBゾーン」
→ここにだけは手を出さないというラインを引くことで、美学やこだわりが相手に伝わり共感を呼ぶ。差別化要因にもなる。
8 マッキンゼーで教わったプロフェッショナルの条件
→職業倫理を守ること。自分の中に自分で神を作って、その神に対して宣言し続けることで自分を律する。
9 プロとしてやっていくなら、アカウンタビリティが必須になる
→自分の仕事を自分の言葉でクライアントに説明できなければ成り立たない。高いコストに見合ったサービスの提供。(対面証券の営業と同じだ)
10 つねにROIを意識し、最小の時間で最大の効果を
→Return On Investment、費用対効果を最大化する。
11 相手の期待値をコントロールする
→相手の期待値を必要以上にあげすぎない。ギリギリ契約してもらえるラインで条件を提示し、その期待をサプライズ的に上回った時にだけ高い満足度も獲得、リピートにつながる。
12 仕事ではまず、全体像と制約条件、意思決定のプロセスを押さえる
→ラフでいいから先に全体像を確認することで、早い段階でミスや改善点に気づくことができる。
13 迷いをなくして、決断と行動を速くする方法
→自分の行動についてアカウンタブルであること、なぜこれをするのかという説明責任を持つことで、迷う時間をなくす。納得した行動をとることで次につながる。
14 グーグルで重視される「ラショネール」
→なぜそれをするのか、を合理的に説明できればトライして良い。
15 「ハイパー性善説」がグーグルの強さの秘密の1つ
→人を疑うことはコスト。まず信じてことを前に動かす。
16 プロとしての成長と、人を動かす熱量は、「自分事化」から生まれる
→「自分はどうしたいのか」という意思を伝播させることで個人としてもチームとしても良いアウトプットを出すことにつながる。熱量はAIを超える。
17 「ゼクシィ」のように純粋想起をとれば、仕事は向こうからやってくる
→これといえば君!となるくらい自分をラベリングする。存在が動詞化すると最強。(グーグル→ググる)
18 人を動かし、人を育てる会議術
→メンバーのコミットメントをとる。自分ごとと思わせる。
19 どんな会議も活性化させる3つの方法
①会議の人数を制限する。少人数制にすることでコミットが増える。
②「事」と「人」を切り分ける。事の否定は人格の否定ではない。
③メンバーにリラックスしてもらう。心理的に安心できる環境を整える。
20 人生をゲーム化できれば、メンタルは最強になる
→自分の足を引っ張るような否定的な人間に対して、真っ当に向き合うのではなく、こういう人もいるなあくらいに捉える。上司以外に評価される場を作る(転職活動、副業、企業然り)ことが大切。

第2章 人生100年時代の転職哲学

21 会社を辞めるつもりはなくても転職活動は毎年する
→自分の市場価値を常に測る。
22 「いつでも辞められる」から最高のパフォーマンスを発揮できる
→副業やボランティアを行うことで、自分の多面的な評価を知ることができ、会社に依存しない生き方ができる。
23 自分のスキルを細分化して副業で稼ぐ
→スキルを細分化し、そのうち一番高く売れるものだけを換金する。
24 ボランティア活動で自分のスキルの価値を知る
→プロボノプロジェクトに参加、スキルをどう活かすことができるのかを多面的に捉えることができる。
25 社外で「すごい人」とつながって、認められる方法
→すごい人に認められることで、自分の行動が伝播されるスピードは格段に上がる。他者からの評価がネットに積み上がり、自分の評価になる。
26 転職を「目的」ではなく「手段」としても考える
目的:この会社で〇〇したい
手段:この会社で〇〇を手に入れたい
転職へのハードルが下がっている現在、後者を軸に置いた転職も活発になるべき。
27 異動・転職では、「業界」「職種」を交互にスライドさせてみる
→自分のスキルを活かしてアウトプットしつつ、新しい業界の知識をインプットできる。
28 大きい会社と小さい会社を交互に経験する方法もある
→肩書きや職位は一旦上がるとなかなか下がらないという下方硬直性がある。会社に就職するイメージではなく、プロジェエクトにジョインするイメージ。
29 辞めた会社にもギブし続ける
→辞めた後も情報をギブし続けることで関係性を保つ。自分に返ってくる。
30 会社に「投資に値する人間だ」と思わせる
→会社がトレーニングにお金を出してくれるのであれば現職で市場価値を高めて、他企業から見た魅力を出すのも一つの手段ではある。
31 「始まりの場所」にいる大切さ
→ビジネスが始まったばかりで、今後成長していくであろう産業に身を置くことで、自身の成長スピードも加速させることができる。
32 「始まりの場所」の見つけ方
→未来予測の資料を読むときには、1年前と3年前の資料をチェックする。歴史から、どれくらい先に今のイノベーションは花が咲くのかを予想する。
33 「始まりの場所」は社内にもある
→大きな会社にも創業の募集はあるから積極的に参加。うちの会社にはない。
34 「ライフワーク」と「ライスワーク」の振り子を意識する
→ライフワーク100%では生活できないことが多い。ライスワークの割合を適宜考える。

第3章 AI時代に通用する働き方のヒント

35 楽天が教えてくれたAIに負けない働き方
→「好き」を突き詰めて仕事にする。グーグルやアマゾンが提供するのが効率であれば、楽天は嗜好・過剰。
36 自分の“好き”の市場価値が問われるようになる
→AIやロボットが効率化できる仕事を受け持ってくれる分、人間は合間に好きな仕事をする機会が増える。そこにいかに情熱を持って取り組めるかが大切になる。
37 生き残りのヒントは「三木谷曲線」にある
→昨日より今日を1%だけよくする習慣を継続することが、大きな差になる。
38 ハッカーのように課題を発見し解決を楽しむ思考法
→何が世の中の問題となっているのか、解決すべき課題は何かを発見する能力が大切。面白い課題を皆で解決に持っていくチームが求められる。
39 ストリートスマートで常識の壁を超える
→状況に応じて臨機応変に本質に立ち返って考え直せる能力が求められている。当たり前とされている前提条件を見直す。
40 AIも不可能なイノベーションを生み出す方法
→アイディアはボトムアップから生まれる。皆がお互いに信じ合えて、誰もが情報を取れる環境の整備が必須。
41 スキルからエクスパティーズとネットワークへ
エクスパティーズ:業界の専門知識。
ネットワーク:人の縁。お互いにメリットがある相互関係。
この2点が自分の強みを育ててくれる。
42 「自分」を確立するために検索ワードをもって生きる
→一番大事な5つのワードを定め、動向を追えるような情報を収集し、自分の意見をもつ。
43 アイコンをもてば、人間関係の強力な武器になる
→自分といえばこれ!を他者に周知させること。
44 誰とでも仲良くなれる3つの方法
①マイクロインタレスト:自分だけのこだわり、興味関心
②自己開示:自分のマインドをオープンにする
③コミットメント:対象を自分ごと化し、結果に責任を持つ

45 ゴールを共有して、一緒に大きなことを成し遂げる
→ゴールは複数用意されている。マイクロインタレストに沿った、ニッチなゴールを共有し、チームで取り組む。

以上が本書のまとめである。

コンサルティングファーム出身の人の本はロジックが立っていて本当にわかりやすい本が多いし、学びも多い。

ボランティア活動や副業の視点を取り入れながら生活してみようかなと思った。

また書いていきます。


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