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【秘伝】法人テレアポ代行業者を選ぶ際の比較ポイント

営業代行のなかでは法人テレアポ代行のアウトソースはお勧め

BtoBセールス・マーケティング活動で法人テレアポ代行を検討されるケースがあると思います。会社によって定義はマチマチだと思いますが、営業代行やインサイドセールス代行業務の一部と言えます。

テレアポのような業務の一部ではなく、フルアウトソーシングで営業代行・インサイドセールス代行を依頼する場合、BtoB・法人セールス業務は多様で深い知識が必要なことから相当しっかりと自社の担当者が入り込んでマネジメントやクオリティの部分に気を使わないと成功しないことが多く、結局自社雇用をしたほうが費用対効果が良いことになりがち。

丸投げではなく、自社側でもしっかり関与する準備がない場合を除き、個人的にはあまりオススメしていません。

一方で、接点をつくる初回アポ獲得目的に絞れば活動量を増やせて有効です。

今回は、わたしが実際に法人テレアポ代行業者を選定した際の実体験をもとに、ポイントをお届けします。世の中に一般的な情報としては出ていないと思われるので、ぜひ参考にしてください。


法人テレアポ代行業者を選ぶ際のポイント

①テレアポ業務をどの地域でやっているか

テレアポの業務をどこでやっているかについては、コールのクオリティに影響があります。傾向としては、地方圏よりも大都市圏でテレアポ業務をやっている代行業者のほうがスタッフ(コール)の質は高いです。

実際に私自身も会社にかかってくるテレアポの電話をとってみると、明らかに方言やなまりがありビジネス経験がなさそうな方からのコールがあることもあり、おそらく地方圏で業務をやっているのだろうなと想像。

方言やなまり自体は当然悪いものではなく、製品知識豊富でビジネス経験もある自社社員や、もしかしたら、BtoC領域では有利に働くこともあるかもしれませんが、BtoB・法人営業のシーンではややそぐわずパフォーマンスが出にくい。

一方で、大都市圏の方が最低賃金が高いため、コストとしては大都市圏のほうが高くつくデメリットがあります。

コストとクオリティのどちらを優先するかは、会社それぞれの時々の事情によって違うかと思います。

個人的に推奨するのは首都圏や関西圏を避けた「準大都市圏」に当たる都市の拠点でテレアポ業務をやっている法人テレアポ代行業者。例えば福岡県などがコストとクオリティのバランスがとれておりお勧めです。

②コールセンターか在宅か

テレアポ業務は場所を選ばないため、在宅ワーカーを集めて実施しているケースもあります。マネジメントの問題などもありコールセンターで人を集約して業務を実施している代行業者のほうがコールのクオリティとしては高いのが現状。

③成功報酬かコール課金か

法人テレアポコールには成功報酬でやっている会社もあり、1.5万円~2.5万円程度が相場のようです。コール課金ですと1件あたり200円~300円程度で不通の場合、1件あたり3コールまでとしているケースが多いかと思います。

個人的にはコール課金のほうが費用対効果(CPA)が良くお勧め。ただし、条件としては代行業者にリスト準備も任せるのではなく、一定の見込みがあるリストを自社から提供していること。

④問合せ時の対応

実務とは関係ない部分ですが、検討で問合せをした際のテレアポ代行業者の担当者のレスポンスの早さや対応内容が良いところは、サービスクオリティが高いです。

営業代行関連のサービスなので、当然自社の営業が対応が良いか悪いかで、サービスクオリティへの意識は推し量ることができます。

まとめ ~既存セールス人員の離職防止や就業満足度向上にもつながる、法人テレアポ代行業者を有効に活用しよう~


ご紹介してきた、ポイントに注意しながら法人テレアポ代行業者の活用を検討してみてください。既存のセールスに加えて強力な営業チャネルになってくれることは間違いありません。

自社のセールスはフィールドセールス、インサイドセールスなどのより難易度や付加価値が高い活動や営業の質をあげるための研修・トレーニングなどセールスイネーブルメントに割いて、接点創出のためのゼロからのテレアポは、法人テレアポ代行業者にお願いしましょう。

きっと、自社セールス人員の離職率防止、就業満足度の向上にもつながるはずです。

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