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公務員から民間への転職する上での具体的な行動をまとめましたので、供覧します。

こんにちは。あらたです。

おかげ様でこちらの記事、かなりご好評をいただきました。一部、もっと知りたい!とのDMをいただきましたので、上記で書ききれなかった、公務員からの転職活動について記事にしてみました。

時系列的には”退職を決意してから”なので、”退職することは決めたが、次のステップが分からない人”におすすめです。

目次にも書いてありますが、5つのポイントに分けて解説しています。

ちなみに、フリーランス・お休み期間(無職)になる人は「職場への退職の伝え方と手続」が参考になりますので、ぜひご覧いただければ幸いです。


今回は超長文記事(約8,000字)ですが、全編無料です。本当に転職されたい方向けに、私の体験談と意見を惜しみなく詰め込みました。

中途半端な気持ちで読むと疲れるだけなので、本気な方だけ読まれることをオススメします。

では、どうぞお付き合いくださいませ。

登録すべき転職サイトと使い方

複数サービスの登録は必須

まず必要なのが求人情報。効率よく情報を集めるためにも、複数のサービスに登録しましょう。冒頭の記事リンクにも記載してますが、おすすめは以下の3つです。

リクルートエージェント
DODA
マイナビ転職

私はベンチャー企業(IT系)にも興味があったので、さらに下記のサービスにも登録しました。

Green
Wantedly

この2つは、上記3つよりもラフに転職活動できるのが特徴です。カジュアルに話が聞けるので、面接というよりかは面談に近い印象ですね。

さて、登録できたら職務経歴や希望求人などを埋めていきましょう。転職先のイメージがついていない場合でも、希望求人は仮でいいので登録しましょうね。

登録していく中で、もし「エージェントサービス」があればこちらも申し込んでおきましょう。
※その理由は別途後述します。

書類作成(職務経歴書)は手を抜かない

情報を入力していく中で、おそらく「履歴書」と「職務経歴書」の提出を求められているはずです。

履歴書はバイトの面接や現職に入る時に書いた方が多いと思うので、書き方は省略しますが私は「ヤギッシュ」がかなり役立ちました。

おすすめする理由は以下の3つです。

・ブラウザで簡単に作成できる。
・作った履歴書を保存できる(これが一番便利)。
・1回完成させておくと、次回から志望理由を書き換えるだけで履歴書完成。

また、顔写真は写真屋さんかプロのカメラマンにお願いして撮ってもらいましょう。写真をデータでもらえるので、何度でも使い回しができる上に、肌荒れ等を修正してもらえるところもあります。書類上の第一印象はかなり重要なので、ここはケチらないように。

次に、職務経歴書ですが何ぞや?という方が多いかなと(私も最初は??でした)。こちらは簡単に言うと、「今までやった仕事とあなたができることを教えて!」という書類です。

書き方はネットで検索するといろいろありますが、私はこんな感じで項目立てて書きました。

・職務要約
・職務経歴(いつからいつまでどこで何したの?を詳しく書く)
・PCスキル(業種がITだったので。Office系全般とAccess、理解出来るプログラム言語(独学でやってた)を書きました)
・資格(使えなさそうか資格も書いておくと話のネタになるので◎)
・自己PR(後述の自己分析から、自分の強みになりそうな3つを記載)


A4で2枚ぐらいに収まるといいですね。職務経歴書の型をデータで提供している転職サイトもあるので、それを使うと比較的スムーズに作れると思います。「とはいえ、文章構成と内容も気になるよー!!」という方もいるでしょう。そこで下記リンクにて、実際に私が転職活動で内定をいただいた時の職務経歴書を公開します。
※企業名は抜いてありますが、センシティブな内容のため有料にしています。

上記2つは、しっかり作り込みをしてください。特に職務経歴書はかなり見られますので、誰かに添削してもらうのがオススメです。

エージェントをこき使え(注意点あり)

エージェントは、無料で求人を紹介してくれたり転職相談にのってくれるなど、不安な転職希望者には有難いサービスです。実は、私の職務経歴書はエージェントにかなり添削をしてもらいました。おかげで、書類作成は不安なく進められたので、面接時も自信を持って臨むことができました。

求人の紹介から面接日程の調整、書類の作成サポート、内定後の手続まで一貫してやってくれるので、エージェントを使わない手はないです。働きながらの転職活動は時間も限られ、体力も使うので結構しんどいで、なるべくエージェントに頼りましょう。

ただし、注意点として1つ挙げるとすると、必ずしもあなたに合った求人を紹介してくれるわけではないです。エージェントサービスは転職希望者は無料ですが、転職先企業は利用者の年収の約3割を成功報酬として支払わなければなりません。つまり、年収の高い案件ほど「美味しい」ので、そのような求人ばかり紹介するエージェントも中にはいます。

ですので、私はエージェントを程よく使いつつ、自分で気になる求人情報も探していました。

無料である意味を理解した上で、転職活動を進めていきましょう。

正しい自己分析 ~転職迷子にならないために~

自分と向き合う時間をつくろう

ここまで走ってきて、おそらく大半の人が悩んだポイントがあります。それは、「自分の強みがわからない」です。

分かっている方は問題ないのですが、大半の人が正しい自己分析の方法を知りません。というか、そもそも自己分析をしていません。それは、私も同じでした。

ですので、まずは自分のための時間を作ってください。1日30分ぐらいなら作れますよね。

自己分析の方法はいろいろあるのですが、私が参考にしたのは以下の書籍です。

ハーバードの自分を知る技術

あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

特に3つ目の「ストレングスファインダー」は、Webテストを受けて自分の志向性が分かる優れものです。

しっかりやるとかなり時間がかかりますが、焦らずじっくり取り組んでください。ここで誤った自己分析をすると、転職してから自分の適性を活かせずに大変なので。

強みは誰かに見つけてもらう

ここまで書いておいてなんですが、書籍で強みが見つかった方はラッキーです。私は自分をポジティブかつ客観視できないタイプだったので、書籍だけでは自己分析が進まず、かなり苦労しました。何度も自分を評価しても、どうしてもできない部分に目がいってしまいます。

そこで、私はコーチングサービスを利用することにしました。コーチングとは、「コーチからの問いをもらって、自分自身で気づきを得ること」です。私は過去にやった体験や出来事を思いつく限り書き出して、それをコーチに見てもらい新しい視点をもらうようにしました。

利用したサービスは「Mento」です。簡単な質問に答えるだけで、自分に合ったコーチを紹介してくれます。初回は自分に合うか試せる体験セッションでお安くコーチングを受けることができます。

こちらを利用した結果、職務経歴書のアピールポイントを書くことができました。決して安くはないですが、自分を見つめ直すいい機会だと思って、受けることをオススメします。

紹介コード「-PfhfLsFQe4」を使うと、体験セッションを1500円お得に受けられます。ぜひ使ってお得に受けてください。

公務員でも強みはある。

ここで一言・・・いや、二言ほど申したいことがあります。1点目は、公務員だからといって強みがないわけではありません。

窓口業務、事務処理、独特な専門分野・・・どれも役に立たないと思っていませんか?いやいや、一般的な職場からしたら貴重な経験かなりありますよ。

1つだけ例を出すならば、窓口業務。あれ、冷静に見るとかなりすごいです。だって、国民全員がお客様じゃないですか。ってことは、どんな人であっても、いい加減な対応ができない環境です。

強みとして言い換えれば、「最後までお客様に寄り添ってやり抜く力」が必然的に養われるってことです。民間でも意識すれば身に付きますが、行政での力の付き方は半端じゃないです。

こういう視点って、仕事をしている本人はなかなか気づかないんですよ。だから、上記の"正しい"自己分析が必要なんです。

必ずあなたにも強みがあります。根気強く探してみてください。もし、それでも分からなければTwitterでDMください。私でもよければ、可能な限りお手伝いしますから。

※補足
私が試行錯誤の上辿り着いた自己分析手法について、後日公開する予定です。一記事分になりそうなので、本記事とは別にします。お楽しみに。

転職に対する強い”想い”を持とう

そして、2点目は転職を覚悟する強い”想い”を持ってほしいということです。

民間企業の面接をすると、「なんで公務員を辞めるの?」という話は必ず質問されます。その時、あなたはどう答えますか?

「公務員が辛かったから」
「自分には向いていなかったから」
「仕事量が多くて苦しかったから」

辞める理由は人それぞれですが、ネガティブな理由はNGです。そんな理由で「一緒に仕事をしたい!」とは思いませんよね。

じゃあどうすればいいか。それは、転職後にあなたがなりたいイメージ像をはっきり思い描いてください。そして、「公務員を辞めてでもどうしても転職しなくちゃいけない理由」を強い想いに変えて、面接時にぶつけるんです。

この"想い"があると、転職活動の面接が非常に楽になります。というのも、これがまさに転職軸になるからです。もし用意しなかった場合は、自分が”入れそうな”企業を片っ端から受けて、結果疲弊することになるので"想い"はマストです。

ちなみに、これを用意するパターンは2つあって、

・知らないうちに我慢していて自己分析で気づくケース
・過去の経験から何かしら作るケース

です。

私は在職時の体験をベースに作りました。これは、上記のコーチングで自己分析と一緒にやった方がいいと思いますね。


選考を乗り越えるために

自分が働けるイメージが持てるか

さて、いよいよここから自分の転職軸に基づいて応募していき、書類選考に通れば面接に進みます。エージェント経由でも自分で探した求人でも「ここで働いてもいいかも?」と思ったら、とりあえず応募してみてください。

※補足
あくまで応募は、転職軸+「働いてもいいかも?」です。上記に記述した転職軸がないと、会社に合わせて面接を受けることになるので大変です。

あらたの体験談より

面接では面接官からの質問に答えるのも重要なのですが、一番大切にしてほしいのは「自分がこの企業で働けるイメージが持てるか」です。さらにかみ砕くと、「この人と働けるか?」がイメージできると良いです。

面接の場で質問するのはもちろん、可能なら配属予定の方と交流や職場見学できる機会をもらえるとよりイメージしやすいでしょう(私は、必ず職場を見学させてもらえるように話をしていました)。

自分の直観は大切にしよう

面接官と話をする上で、違和感を感じたら必ず解消しましょう。労働条件や福利厚生、働き方など色々説明を受けると思います。1つでも「ん?」と思ったら、遠慮せず確認しましょう。なぜなら、都合の悪いことや聞かれたくないことを隠している可能性もあるからです。

私の場合は、「みなし労働は少ない方がいい」という考え(良し悪しは個々人で考えが異なります)があったので、明示されていない場合は必ずみなし労働は何時間か聞くようにしていました。

また、職場の雰囲気が合わないと感じたら、その企業に行くのはやめた方が無難です。どうしても行きたい理由(修行したい、学びたいことがある等)があれば我慢して働けると思いますが、そうでない場合ただ苦痛でしかないです。意味のある苦痛か、はよく考えた方がいいですね。

不採用は嬉しいお知らせ

たくさん応募すると、それだけ不採用の通知も多くなります。なかなか内定がもらえないと、

不採用メール=人格否定通知

な感じに受け取ってしまいがちです。

私も転職活動初めてすぐはかなり落ち込みました。「やっぱ公務員からの転職は無理かなー・・・」なんて思いながら、転職活動を辞めようかと思っていた時期もあります。ですが、私は発想を逆転させたことで、不採用メールは気にならなくなりました。

その企業と自分は合わなかった。働いても活躍できないし、また転職する羽目になるから無駄な就職になる。だから、事前にそれが分かってお互いハッピーじゃない?」と。

日本では全国に270万社(2019年)の会社があります。そのうちたった数十件が合わなかっただけです。そう思うと、大したことないと思いませんか?

【例外】ドンピシャな会社があった時

もし、運命的な出会いを感じた会社があった場合、HPの「Recruit」や「採用受付」ページから直接応募してください。なぜなら、直接HPから応募することで、お互いメリットがあるからです。

【企業側】
・エージェントへの報酬支払なく採用できる
・他の求職者より熱意があると受け取れる

【求職者】
・熱意があるとアピールできる
・求人サイトを通さないため、レスポンスが早い(傾向がある)
→他の選考者より早く採用が決まるかもしれない

なかなかないと思いますが、「企業のバリューにとても共感した」とか「自分のやりたいことがドンピシャ」な場合は、直接応募をオススメします。

内定をいただいたら

年収交渉は遠慮しなくていい

内定がもらえるととても嬉しいです。内定通知書が来ただけで「ありがたや~ありがたや~」と仏様に拝んでしまいます。しかし、ここで安心してはいけません。

おそらく民間経験のない行政マンの多くが転職すると、「業界・職種未経験」とされるので、年収も同じかそれ以下に設定されてしまいます。納得できるのであればいいのですが、不満があるなら必ず交渉の場を設けた方がいいです。

特に、少しでもあなたの経験や知識が生かせるのであれば、お金として評価されるべきです。エージェントが入っていれば交渉しやすくなるので、遠慮せず頼んでみましょう。入っていなくても、「労働条件の面でご相談が・・・」と話せば面談の機会は得られます。

最終的にダメだったら仕方ないですが、交渉できないわけではないので、自分を低く見ないでガツガツいきましょう!

企業によっては、内定前に年収交渉できることもあるので、選考前にそういった場(採用前面談)があるか確認するといいですね。

入社時期は自分と相談しよう

一般的に内定から入社まで、最短で1ヶ月半~2ヶ月かかります。とはいえ、最短で入社する必要はありません。残った有給休暇を全て消化するのも良し、退職から1か月間大人の夏休みを過ごすのもアリだと思います。

私のオススメは「今まで時間がなくてできなかったこと」を片っ端からやってから入社することです。

・1ヶ月限定でフリーランスで働いてみる
・日本一周してみる
・ひたすら遊び倒す

社会人になるとまとまった自由時間を確保するのは難しいので、こういった機会にぜひ羽を伸ばしてみてはいかがでしょうか(行政という大変な仕事をしていたことですし・・・)。

「えいやー」で内定承諾しない

前章の「自分の直観を大切にしよう」と被るのですが、なんとなくで内定は承諾しないでください。今後数年はお世話になる会社です。即決即断できる材料があればいいのですが、そうでない場合は数日時間をもらってから返事をするようにしましょう。

私は紙一枚を用意して、その会社に入るメリットと入りたい理由を書き出しました。そして、自問自答してそれでも入りたいと思ったら、内定承諾します。

もし可能なら、パートナーや友人に入りたい会社について簡単にプレゼンするのもいいかもしれません(私はパートナーにプレゼンしました)。最後に決めるのは自分ですが、客観的に見てどう感じるのか見てもらうと、より入社の動機付けができると思います。

職場への退職の伝え方と手続

根回しでスムーズな退職へ

内定が決まれば、あとは退職手続を進めるだけです。ただし、ここが結構心理的ハードルが高いんですよね。しかし、ここは公務員らしく根回しをしっかりやっておくことをオススメします。

最終的に所属している課長(決裁権者)に伝えればOKなのですが、私は以下の手順で説明して回りました。

・担当部署のリーダー(or直属の上司)
・課内の事務系の統括リーダー(決裁権者No.2)
・課長

課長まで話が通れば、あとは人事課との調整が始まって勝手に退職手続が進みます。他の課員への説明は、退職前1ヶ月前ぐらいに話す場を課長に設けてもらって話しました。

とても勇気がいりますが、もう心に決めたことなので腹をくくって進めてください!少なくとも、退職前2ヶ月~3ヶ月前には話すようにしましょう。

立つ鳥跡を濁さず

私が、当時の上司に言われた一言です。要は、業務の引継ぎをしっかりやってから退職しろってことです。後任の方が苦労しないよう、必ず引継ぎマニュアルを作成してから去りましょう。

行政事務はどうしても、属人的になりがちです。それなのに、行政は結構引継ぎが雑だなぁと今でも感じていますが・・・。組織に残るならまだしも、前任者が退職すると後任の方はどうあがいても連絡できませんので、残る人以上に丁寧な引継ぎをしましょうね!!

私は新しく担当になったときから、適宜業務マニュアルをちまちま作っていたので、引継ぎはそれほど苦労はしませんでした。「そんなん忙しくて作ってないよ~!!」という人は、以下の3つのポイントを意識して作ってみてください。

・年間のざっくりとしたスケジュール(その月に何をやるか)
・使うデータとデータの保存場所
・業務に必要な法令と関係者一覧

少なくともこれだけあれば、最低限の引継ぎはできていると思います。私はこれにプラスして、担当時に書き溜めた3年手帳(勝手に書いていた日々の業務記録)もセットで渡しました。

退職後に必要な手続(※一部の方向け)

これは余談です。もし退職後すぐに転職先企業で働く方は該当しないので読まなくて大丈夫です。

フリーランス、無職、長期で休まれる方は退職後に必要な手続があります。忘れずに行いましょう。

〇健康保険の手続
→退職に伴って、職場の健康保険が使えなくなります。以下の3つのうちいずれかの方法で加入しましょう。
・国民健康保険(お住いの自治体窓口に行って健康保険に加入する方法)
・任意継続組合員(在職時の健康保険に引き続き加入する方法)
・扶養(両親orパートナーの扶養に入り、その方の職場の健康保険に加入する方法)

〇年金の手続
→退職しても年金を払う必要があります。退職後14日以内にお住いの自治体窓口に申請する。

簡単に書きましたが、詳しくは「公務員 退職 手続」とかのキーワードで調べるとまとめてくれているブログがあるので参考にして、進めてください。

あとがき

そんなわけで、転職活動から退職までを当時の記憶を思い出しながら書いてみました。他にも書きたいことがあったのですが、これ以上書くと本になりそうな勢いだったので要点を絞って書いたこと、ご了承ください。気になる方は個別に質問いただけると幸いです(今後の記事テーマの参考にします)。最後に一言。

約8,000字も付き合ってくれて、ありがとうございます。

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