渡り鳥文庫
高円寺の高架下に渡り鳥文庫というものがあった。
鳥が巣を作りそうなところに本が2冊置いてある。
ここにある本は勝手に持って行ってもいいのだろうか?
知らない誰かがここに本を置いて、その本を知らない誰かが持って行き、その本は渡り鳥のように移動して行くのだろう。
何だか温かい気持ちになる。
他の場所にも渡り鳥文庫があればいいと思う。ひっそりと安全な目立たない鳥の巣があるようなところに。
そしたら、たくさんの本たちが転々と移動できる。そして多くの人に触れてもらえる。
スロープ図鑑もこっそり置いておきたい。
そして羽ばたいて行って欲しい。
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